青木久惠のレビュー一覧

  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    やっぱり名作。孤島に集められた10人が、次々と殺されていく。ひとり、またひとりと命を落とすたびに、追い詰められていく登場人物たちの絶望と恐怖がひしひしと伝わってくる。文章の区切りごとに不穏な余韻が残り、それがさらなる恐怖を呼び起こす。最後まで緊張感が途切れない、まさに傑作。

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    2026年10月14日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    非常に面白かった。本作が1939年に書かれたとは信じられない。今でこそ絶海の孤島に集められた人々が1人ずつ何者に殺されていくという流れや、童謡になぞらえて殺害されることなどはいわゆるミステリーあるあるに挙げられるかと思うが、それらは本作が基盤になっているのかなと思った。
    また、私はどうしても翻訳された作品が読みづらく感じてしまうため、今まで海外作品はあまり読んでこなかったのだが、本作はほとんど読みづらさを感じることはなかった。加えて、登場人物が海外の名前なのでそこも覚えづらく途中で挫折してしまう原因の一つに挙げられると思うが、本作では本のそでの部分に登場人物の名前と職業が書かれているため、誰だか忘れてしまってもすぐに確認できる点も個人的に非常にありがたかった。
    この作品の大きな特徴として、読後感が悪くないところにあると思う。ミステリーを読むと、時々心がずっしりと沈んでいくような気分になる時があり、それはそれで頭の中に深く物語が刻まれるので私は好きなのだが、本作はしっかりと衝撃を受けたにも関わらず、爽快感に包まれるところがこの作品の魅力的なところだと感じた。
    価格が文庫本2冊買えるんじゃないかと思うぐらい高いこと以外、欠点のない非常に面白い作品でした。

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    2026年10月13日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    アガサ・クリスティーの作品を初めて読みました。
    高校時代、英語の教科書に出てたので、いつか読みたいが、こんな歳になってしまいました…

    すべてのミステリーの原点がこの作品なんでしょうね。ずっと『なぜなぜ?』と子どものように思ってしまいました。大変おもしろかったです‼️

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    2026年10月11日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ぐわー!おもしろかった!!

    ミステリーを読む時は、誰が犯人なのか予想しながら読むが、全く検討もつかず、気づいたら誰もいなくなってしまっていた。残り3人になっても全くわからなった。強いていえば、ヴェラの過去の話がよく出てくるから、何かその人たち関連なのかな?と思ったぐらい。
    だから、最後で犯人の文章読んだ時はええぇ!?ってなった。言われてみれば、殺され方がなんか派手というか、細工がすごいなとは思う。

    犯人は予想できなかったけれど、次に誰が殺されるのか、どのように殺されてしまうのかを考えるのはすごく楽しかった✨

    こんなに時代が経っても面白い小説があるんだと知れた、他のも読んでみたい!

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    2026年10月06日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    面白かったです。
    さすが名作。

    ある程度前情報を持っていたため、犯人がこの中にいる!ってのはわかったが、誰が犯人なのか、どんなトリックだったのかはわからなかった。
    (絶対この中の誰かは死んでないんだなーと思いながら見てたけど、まさかのあそこが死んでないとは思わなかったし、死んだことにするためには医者を仲間にしないといけないのに全然死なないから「え、これ無理やない?医者が犯人か?」ってミスリードされてしまった笑)
    まぁ、海外の作品は誰が誰かわからなくなるので、正直登場人物は最後まで「えーと、この人はこの人かな?アセアセ」としながら読んでいたところはあったが笑
    それはそれでも面白かったと思う。

    私は十角館の殺人を先に読んでいたこともあり、なるほどこれはオマージュだねってのがわかったし、ミステリーの原点を読めたって点ではとてもよかったと思う。

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    2026年09月22日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ミステリー、特にクローズド・サークルにハマってきたので、その金字塔ともいえるこの作品は履修しておこうと思い手に取った。 登場人物が多く把握するのに苦労したが、冒頭の紹介文のような導入で人物を確認しながら読み進められる構成が好きだった。 当事者目線で語られる本編は、次の展開が気になる緊張感に溢れており、最後まで読む手が止まらなかった。 トリックは一つひとつを見ると拍子抜けするものもあったが、全体の構成と犯人の意外性には驚かされた。

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    2026年09月22日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    時代を感じさせぬ名作である
    タイトルどおり、集められた全員が殺されてしまうが、刑事の現場検証後の考察で読み手にとっては不可思議な点が示され、その後に犯人が示される
    そのようなプロットは当時としては衝撃的であっただろう
    犯人の動機やその後の行動も納得感があり、違和感などがない点もよい

    余談であるが、価格がべらぼうに高い
    二度見するほど高い

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    2026年09月20日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    今さらですが
    初めて読みました
    推理小説の原点ともいえる
    1939年の作品に
    ただただ驚くばかりです

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    2026年09月19日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    これが戦前に出された作品なの?
    80年以上前なのにミステリーのシチュエーションの原点になってる。時代を全く感じさせない
    流石名作

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    2026年09月16日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    久々の海外文学。海外文学を読むのが苦手だったけど、有名所は抑えておきたかったので購入。
    結論から言うととても面白かった。最初は大量のカタカナ表記と登場人物を覚えるのに一苦労したが、中盤に入る頃には読む手が止まらない。次は誰が…次は誰が…と一気に読み進めてしまった。
    最後まで読んで、もう一度読み直したいと感じた。
    これを機に、もう少し海外文学に触れてみたい

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    2026年09月06日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    ハードル上がり切ってるのに余裕で超えられた。
    今日私にとっても面白いのが凄いし、旅のお供に最高じゃない?

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    2026年09月03日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    はるか昔に読んだ記憶があったけど、ほぼ、内容覚えておらず。やっぱりこの作品名のインパクトに惹かれ、さらに読みやすく翻訳されたとのことで、読みました。いやー面白かった…!
    場面展開が細やかで、キャラクターそれぞれの個性が際立ってて、飽きずにどんどん読めてしまった。次は誰の番か…みんながどんどん疑心暗鬼になっていく様子はこちらもゾクゾクした。
    アガサ・クリスティも面白いなぁ。
    長いけどポワロシリーズに手を出そうか悩んでしまう。

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    2026年08月26日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    おもしろかった!!改訳版だからか読みやすくて一気に読んでしまいました。なるほどなあ〜〜!!!
    答え合わせとしてもう一度読み返したくなりました!

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    2026年08月20日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    十角館の殺人やある閉ざされた雪の山荘でを先に読んでいて、こちらを読まない訳にはいかないと読み始めた。
    何故かは分からないが、綺麗な事件だったと読み終わったときに思った。ミステリー面白いって思わせてくれる1冊でした。

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    2026年08月13日
  • 青列車の秘密

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    「アクロイド殺し」を除きこれまでポアロ長編作品はアーサー・ヘイスティングス大尉の視点で描かれてきたが今作ははじめて三人称で描写されている
    アガサは今作ではヘイスティングス大尉を再びクビにしたらしくポアロのセリフで一二度名前が出たきりである
    重要なのは今作の登場人物の一人キャサリン・グレーである
    彼女はちょっとした遺産を相続したことで舞台となる列車ブルー・トレインに乗りこの列車で殺人事件が起きる
    個人的に注目する理由は彼女がセント・メアリ・ミード村の住人ということだ
    セント・メアリ・ミード村である。
    大事なことなので2回書いた
    セント・メアリ・ミード村といえばミス・マープルが住んでいる村だ。
    残念ながらミス・マープルは一切登場しないが想像の余地はある
    もしかしたらキャサリン・グレーはマープルと面識があるかもしれない。
    彼女に何か相談したかもしれない。
    など色々と妄想できて非常に面白かった

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    2026年03月06日
  • 青列車の秘密

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    章毎に視点が変わり、それぞれの登場人物目線でストーリーが進んでいくのが面白くて良かったです。
    あるひとつの場面や事件に対して、それぞれの思惑や心情が明かされていく様子にわくわくするし、それでいて誰が真犯人であるのかが良い具合にぼかされて話が進行していく描写の緻密さには思わず感服しまいました。
    またそれぞれの目線で見る"名探偵ポアロ"の、不気味なまでの底の知れなさが、読者目線にもより鮮烈に描かれているのが印象的でした。
    ポアロ視点が無いのでよりそう感じたのかも知れない。

    これまでのポアロシリーズの中でも特に男女の愛憎や恋に焦点が当たっているのも印象的。ミステリーのドキドキはもちろん、キャサリンを中心としたそっちの話にも、内心どうなるのかドキドキしてました。

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    2025年08月26日
  • 死の味〔新版〕下

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    登場人物が多めで何度かリストを見返したけれど、主要人物から端役にいたるまで一人ひとりの心理描写が秀逸で、満足度の高い読書体験になった。構成としても終盤の展開は劇的で見事だったし、その後の描き方についても、大変な目に遭った当人ではなく慮る人の目線だったり、宗教的な皮肉と救いを交えたジェイムズらしい落とし方が美しい。いつかまた再読したい、読み応え十分な作品だった。

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    2024年08月13日
  • 死の味〔新版〕上

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    P.D.ジェイムズの長編作品の上巻。
    精緻で鋭い心理描写に唸る。
    人間の心のひだをこうも丹念に拡げられると、自分の隠している部分まで見透かされそうな気がしてくる。

    ミステリとして謎解きメインの読者にはやや冗長に感じられるかもしれないが、私はこういう女性作家にしか描けない作品が好みなのを再認識する。

    そして気になる。犯人は。動機は。
    下巻の展開が楽しみ。

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    2024年07月28日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

     青列車の秘密
     クリスティの長編ミステリー。ポアロシリーズ。
    ブルートレイン車内で発生した宝石「火の心臓」を巡る盗難事件とアメリカ人令嬢の殺人事件の謎。単純な殺人事件の調査だけではなくイギリスで有名な宝石泥棒「侯爵」に繋がる事件。
     クリスティ作品において冒険ものは沢山あるが、今作は冒険的な部分と殺人による捜査、推理のパートのバランスがよくスリリングに物語が進行していく。上手く言えないが構成も現代的な印象があり、まずは宝石商と購入した人物のやりとりからスタートする。
     他のシリーズに比べてポアロの性格や人間関係がとてもよくわかる作品で、様々な分野の上位の人物に顔がきき、捜査の合間に恐ろしさを見せる等、とても表情豊かだ。最後、宝石商がポアロを悪魔だと形容するが、今回の様に事件の時間が経過していってもポアロは強かに情報を集め、事象を整理し確実に犯人を捕まえる様子は犯罪者から見れば誠に悪魔の様だ。(今回も侯爵を事件のあったブルートレインまで引っ張り出し、罠に嵌め誰も正体すら掴めなかった人物を見事に捕まえている。)
    ポアロの内面も垣間見れた様なきがする。泥棒に恋するのは構わないが、殺人者はダメだ。というキャサリンへの言葉は少しだけ哀愁を感じてしまった。そして今作にも恋する女性、お金がなくてギャンブル好きの不良か、真面目で面白みのない金持ちの秘書か、という二択があった訳だが、必然、どちらかが犯人だろうと勘繰ってしまう(クリスティ作品ではお馴染みだ。)いずれにせよ他作と同様に女性達は幸せになる様な結末が予想できる。
     余談だがポアロの執事であるジョージにスポットが当たっており、普段以上に彼の知的な部分を知る事ができる。
     全体的にとても面白い作品だった。記憶が定かではないが、おそらくこの作品は3番目が4番目位に読んだ作品で当時は余り印象に残らなかったが、改めて読んでとても素晴らしい作品だと印象が変わった作品だ。

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    2023年08月13日
  • 青列車の秘密

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    ドキドキ、ワクワクが止まらない。クリスティの世界観に引き込まれた。犯人探しを楽しみたい人にオススメ。

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    2023年06月13日