青木久惠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
貸してくれた人はやたら期待値を下げようとしていて、どれほどつまんないんだろうと思って読んだら、ふつうに面白いじゃん。これが初なので今までの雰囲気とかわかんないけど、ダルグリッシュのキャラが相当いい感じ。面白いのは最後にアクションシーンがあるところ。観客を楽しませるためだけにアクションシーンで終わる映画みたいな妙なサービス精神が面白い。それまでオーソドックスなミステリで、距離感がずーっと保たれているところが上品。ただ、これ面白いって言われて読んでたら、たぶん多少評価下がっている。やっぱり前半が長いよ、これ。でも、ダルグリッシュのキャラは相当好き。でも最初に読むのが、彼に久しぶりの恋が始まりそうなシリーズ12作目ってのはよかったのか?ま、いいや。2007.1.15
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Posted by ブクログ
ネタバレ非常にシンプルな構成で、それが自分の好みに合っていた。
展開がとにかく早く、一人ずつ死んでいくたびに誰が犯人なのかと疑い合う心理や恐怖感が増していき、止まることなく読み終えた。
残酷描写や恋愛などの刺激に頼らず、孤島、10人の登場人物、兵隊の詩というシンプルな材料だけでここまで読ませるプロットがすごい。
真相につながる場面でも、「血」と断定せず「汚れ」「何かが滴っている」と怪しい言葉遣いをちゃんと残していたのも良かった。読んでいるときに違和感はあったのに、まったく気づけなかった。
ただ、最後の種明かしについては、少し納得感が物足りない部分もあった。それでも『アクロイド殺し』よりはこちらの方がかなり好みだった。
10段階評価: 8.5点 -
Posted by ブクログ
ネタバレ以下、推理。
まずざっくり10人がマザーグースされる(?)のは序文とかマザーグーされるときでわかるので、途中で死んだと思われたやつが生きているパターンだろうな、とは予想がつく。
当初疑っていたのは軍人の爺さん。
なんでかというとあの爺さんの動きがやたらと犯人に都合良すぎるので、さすがにここから飛び降りとか目撃されて消えるのだろうな、と思ったら撲殺死体で発見。さすがにこれは偽造しようもないだろう。
で次に疑ったのが若い女。ヒステリー起こしたのがわざとではないが、犯人としての戸惑いのようなものが感じられたため。
しかしさすがに判事殺すのは無理では……ということでパス。
で最後に医者。これは誤魔化しやすい立場だし、消えたときも「おっ、やっぱりな」と思ったのだが、若い女も似たようなこと言い出したのでうーむ違うのかなと思い始める。
最終的に死体として発見されたわけだが、逆にこれが怪しめる。水死体なわけだし、もう2人は検視できないわけだから他の死体とかで偽装できるんでは? と予想。まぁ判事殺したときとかわからんことはあるが、そのへんはどうにでもなるし……。
などと思っていたらうーむ。
いや話自体は面白かったんだけど、肝心のところが無理あるやろ! 案件だと思った。
あと考察とか読むと面白かった。 -
Posted by ブクログ
原題が『The Mystery of the Blue Train』という事で、正にブルトレの秘密です。
エルキュール・ポワロのシリーズをいくつか読んでみてわかったのが、シャーロック・ホームズの場合は、自分の所に事件の解決を求める依頼人がやってくるという形態であるのに対して、エルキュール・ポワロの場合は、たまたまその場に居合わせたとかいう形態が多く、明確な依頼人という存在が居ないという事も少なく無いんですね。これは、不勉強でした。
それと、ポワロは常にヘイスティングスと一緒にいるわけではないという事も知りました。むしろ、一人で行動している事の方が多いのかもしれません。
昔から読み継がれる作品って、面白いです。