青木久惠のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「スケルトン探偵」こと形質人類学者ギデオン・オリヴァー教授シリーズ第4作。でも解説によると、日本語に翻訳されたのはこの作品が最初みたい。
セミナーのためフランスのモン・サン・ミシェルに滞在していたギデオンは、近くの古い館で人骨が発見されたという話を聞き、鑑定に訪れます。その館には親族会議のために一族の人々が集められていましたが、招待した当主は直前に上げ潮にのまれて溺死したばかり。さらに招待客の一人が急死するという事態が発生し――。
うーん、まぁ何と言ったらいいのかな。前作と同じような感想になってしまいますが、普通に面白い。
興奮して一気に読ませるような牽引力はありませんが、つまらないって -
Posted by ブクログ
スケルトン探偵こと人類学教授のギデオン・オリヴァーのシリーズ。
今回の舞台はメキシコ。
愛妻ジュリーがいとこに留守中の代役を頼まれ、休暇をかねてついて行くことに。
いとこアニーはアメリカ人ですが、支配人をしているエンカンターダ農場は欧米人向けの観光農場で、家族経営。
今のオーナーはアニーの伯父トニー・ギャラガーで、わがままだが豪放な男。
アニーの父カールは乗用馬係主任をしていて、ちょっとゲーリー・クーパーのような枯れたハンサム。
ただ、カールの妻つまりアニーの母(トニーの妹)はだいぶ前に家出したきり。
ジュリーは学生時代にその農場でバイトをしたこともあるのでした。
行ってみると料理人は愛想 -
Posted by ブクログ
スケルトン探偵シリーズ。このシリーズを読むのは初めてだけど、特に困ることはなく。
メキシコののどかな田舎町でミイラ化した死体が見つかった。この町を妻と訪れていた主人公は、その死体の調査に協力することになって……。
のどかな田舎町といいつつ、少女の白骨化死体も発見されてたりして、全然のどかじゃなねーよとツッコんだけどね(゜д゜)
身元が最初から判明してるミイラ化死体はともかく、少女の白骨化死体が実は……というところはビックリポイントかな。後半に関しては自分の予想が当たったこともあり、「やられた!」感は少なめ。で、星4つ。
主人公含む登場人物に好感持てたから、スルスル読めた。メキシコいいよメキシコ -
Posted by ブクログ
アガサ・クリスティのトミー&タペンスに始まり、海外ドラマのハート&ハートなど、夫婦の探偵にずっとあこがれていました。それにしては普通の人と結婚しましたが・・・
このエルキンズの「スケルトン探偵」シリーズがなぜこうも息長く続いているのか。その秘密は「骨」というよくわからない世界を紐解いてくれるシリーズ独自の味付けに加え、ジュリーというすてきな奥さんとのやりとりがハートウォーミングだからだと思います。
ハヤカワのミステリアス文庫がエルキンズの本を出版しなくなったときにはどうしようかと思いましたが、無事にハヤカワ・ミステリで継続されるようになって、胸をなでおろしました。
ほんと、ずっと続けてほしいで -
Posted by ブクログ
前回(死体は語る)の骨つながり?ということで、監察医ではないのですが、骨を扱う人類学者が活躍するミステリー(フィクション)をご紹介♪
「アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞」受賞作品です。
〜壮大な「モン・サン・ミシェル」の干潟で、一人の老人が貝の収集中に溺れ死んだ。
彼は地元の富豪で親戚一同を各地から集めており、親族会議を行う前の出来事だった。
ちょうど集まっていた親族に弁護士から遺言が開示されるが、それに異を唱える者もあった。
同時期に、配水管工事の為に屋敷の地下を掘り起こしたところ、第二次世界大戦中のものと思われる「人骨」が発見される。
亡くなった彼が親族会議を開こうとした目的は?
屋 -
Posted by ブクログ
スケルトン探偵ギデオン教授シリーズ4作目。
アーロン・エルキンズ作品はこれが初見。
■全体
受賞作であり、ハヤカワベスト100とEQアンケートにも選ばれている作品とのことだが、そこまで傑作か、と言われると、そこまでではなかったように思う。
つまらないわけでもないため、「非常に」ではなく「普通に」面白かった、という感想。
■スケルトン探偵
ある「物」を分析して真相に近づく、というスタイルは、それこそホームズ時代の超人探偵ソーンダイク博士を思い出す。
埃1つからでも犯人を特定する超人ソーンダイク博士と比べると、ギデオン教授の分析対象はあくまで「骨」からのみであり、超人感もなく、骨以外の部分につ