あらすじ
スケルトン探偵、イギリスで複雑怪奇な事件に挑む 楽しいはずの新婚旅行がだいなしだった。新妻のジュリーとイギリス南西部の風光明媚な地を訪れたギデオン・オリヴァー教授は、またもや事件に巻き込まれてしまった。見学先の博物館から貴重な先史人の骨が盗まれ、続いて旧友が発掘中の遺跡で殺人事件が起きたのだ。ギデオンは調査を進めるが、やがて死の危機に……骨を手がかりに事件を解決するアメリカの名高きスケルトン探偵が、伝統の国イギリスで複雑な謎に挑む会心作
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Posted by ブクログ
スケルトン探偵のハネムーン。ついでにイギリスの発掘現場へ旧友を訪れたギデオンがまたしても事件に出くわします。
短めなのもあってインパクトは弱いですが、安定した面白さ。
考古学者と人類学者って似てるようで全然別の学問なんだというのが良くわかりましたよ。
Posted by ブクログ
ミステリ。ギデオン・オリヴァー・シリーズ。
シリーズの邦訳されている作品の中では、『暗い森』に続く2作目にあたる作品。
ギデオンとジュリーの新婚旅行中に遭遇した事件。
相変わらずの安心感。
無難に楽しめるミステリ・シリーズ。
ギデオンの恩師・エイブが良いキャラしてる。
Posted by ブクログ
前作で出会ったジュリーと結婚し、イギリス南西部に新婚旅行にやって来た「スケルトン探偵」こと形質人類学者のギデオン・オリヴァー教授は、旧友の発掘現場を訪れ、そこで事件に巻き込まれてしまいます。
うーん、話としては悪くないと思います。でも何というか引きつける物がない。好みの問題かもしれませんが、淡々と読み進み淡々と読み終えてしまった感があります。ただオリヴァー先生やその恩師のエイブ・ゴールドスタイン先生といったキャラには魅力があるし、この後シリーズを積み重ねて行けば深みが増していきそうな可能性を感じるので、もう少し読み進めてみようと思います。でもジュリーは「オリヴァー先生の愛妻」より「パークレンジャー」として活動している方が魅力的だったと思います。