青木久惠のレビュー一覧

  • 洞窟の骨

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    舞台はフランス。ジョリ警部再登場。
    ヨーロッパ旅行の直前にフランスから電話。骨につられてプラン変更したギデオンと嫁はネアンデルタールとクロマニヨンの論争渦巻くフランスのレゼジーへ。
    ちょっとマンネリ気味なのは仕方ないのか、ミステリ部分は目新しさはなかった。
    でもガイドブック的な面白さはやっぱり健在。
    なんだかんだと一気に読んでしまいます。

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    2014年09月29日
  • 呪い!

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    昨今では「新本格」だなんだかんだと推理小説の形態が変わってしまった(と感じるのは私だけかな?)。
    それはそれなりに面白いし、私はその存在を否定的には考えていない。
    そもそも「ミステリ」というジャンルの幅は底知れず、下手すると純文学だってミステリなんだから。
    これはあくまでも私の定義ですので、あしからず。
    そもそも人間の心が一番のミステリですもん!と考えるのが私の流儀。
    でも、あまりにノワール系とか新本格、SF+ミステリなんかを読み続けていて、本書のような良質な本格推理を読むとホっとするのですよん。
    前作「古い骨」にてスケルトン探偵・ギデオン・オリヴァー教授を世に出したエルキンズ。
    1作目があ

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    2014年09月02日
  • 古い骨

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    人類学博士が骨を鑑定して事件を解決する。海外ドラマ「ボーンズ」のような設定のミステリ。
    時代は80年代なので携帯もなく程よくのんびり感があって良いです。

    アメリカ人の人類学博士がフランスの研修会の講義にやって来て、そこで知人の家族に関する事件に遭遇します。
    実際にあるのかわかりませんが、すごく美味しそうな料理を出す店やらいろいろ観光ガイド的なシーンも多々あります。

    ちょっと変わったミステリとしては読みやすくて良かった。
    シリーズものなので、他のも読もうと思います。

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    2014年08月01日
  • 古い骨

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    有名だけれども、なんだか読む気になれなかった作家の一人でした。はまってしまう自分が怖い~と思っていたんですね~。
    いや~、もっと早く読んでおけばよかった!とマジで後悔。
    おもしろかった!シリーズの続きが読みたくてウズウズ状態です。

    出だしから興味をそそられました。場所はモン・サン・ミシェル湾。
    今、フランスの中では1番行きたいところ!(って・・・個人的感情&趣味が先行してますね)。
    干潮時に、そこを必死に渡ろうとする謎の老人。その老人は流砂に足をとられ・・・やがて満ち潮が。

    この本の面白いところは過去と現在をうまくからませ、我らが名探偵・ギデオンが過去の謎も見事に解決するところでしょう。

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    2013年10月07日
  • 断崖の骨

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    前作で出会ったジュリーと結婚し、イギリス南西部に新婚旅行にやって来た「スケルトン探偵」こと形質人類学者のギデオン・オリヴァー教授は、旧友の発掘現場を訪れ、そこで事件に巻き込まれてしまいます。

    うーん、話としては悪くないと思います。でも何というか引きつける物がない。好みの問題かもしれませんが、淡々と読み進み淡々と読み終えてしまった感があります。ただオリヴァー先生やその恩師のエイブ・ゴールドスタイン先生といったキャラには魅力があるし、この後シリーズを積み重ねて行けば深みが増していきそうな可能性を感じるので、もう少し読み進めてみようと思います。でもジュリーは「オリヴァー先生の愛妻」より「パークレン

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    2013年03月03日
  • 騙す骨

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    相変わらずの安定感。
    ちょっと物足りないけど安心して読めます・・・
    しかし愛妻ジュリーにメロメロになる描写、いらなくね?

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    2012年01月26日
  • 騙す骨

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    ネタバレ

    スケルトン探偵シリーズの16作目です。最近は読むのが苦痛だったのですが、この作品は読みやすかったです。
    農場の話がつまらなくて、とばして読んでいたのですが。結構重要な伏線だったことが、結末に近づくにつれて発覚。しっかり読んでおけばよかったと反省。
    どんでん返しな結末もよかったです。

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    2011年09月25日
  • 騙す骨

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    ここ数年は本格テイストに加えて、旅情ミステリの趣もあるこのシリーズ。スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー先生は、愛妻ジュリーのメキシコの親戚の家でも、眠れる殺人事件に遭遇するのでありました…。今回の事件の真相は、過去の作品の焼き直しっぽい感じでしたが、主軸となるのは骨の鑑定であり、そこから導かれる推論なので、まあまあ面白かったです。それに訳が青木久恵さんだったから、文章のほうも違和感なく読めました。

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    2010年12月12日
  • 呪い!

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    スケルトン探偵は失礼ながら真新しさはあまりないけど、安心して読めるシリーズだ。あとやっぱり鑑定時のギデオンのうんちくが楽しい。

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    2010年08月20日
  • 密林の骨

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    クライマックスなしに物語の緊張がほどけていってしまう。えええ、これで終わりかあ…というのが読後の率直な感想である。途中までまあまあ読ませるだけに、がっかりポイントが高い。以前の作品はおもしろかったのに。

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    2009年11月29日
  • 暗い森

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    ミステリー月間。

    暗い森。

    骨の専門家が見つかった遺体の骨から事件を紡ぐストーリー。

    話の展開に、ハリウッドっぽいかんじが織り交ざっていて
    これが好き嫌いわかれるとこかなと思います。

    美人の女性といいかんじになるっていうあれ。

    なんかそれが陳腐さをかもしたけど、、、まぁ好き好きですかね。
    アメリカに雨林があったんだ、というところが驚きでした。

    Oct 2009

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    2010年08月13日
  • 古い骨

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    このコミュで初めて知った作家さん。骨を手がかりにして謎を解いていくスケルトン探偵ギデオンが北フランスで名推理を見せている。第二次世界大戦時のレジスタンスの闘士や遺言状、事故、毒殺などさまざまに入り乱れて楽しめる。他のシリーズ本も読んでみたい。

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    2011年09月17日
  • 洞窟の骨

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    フランスのドルトーニュの旧石器時代の洞窟から発見された人骨は、現代のものだった。考古学者の捏造事件とからまった謎をギデオンは愛妻ジュリーとともに追う。これは、なかなか読ませる作品でした。地元警察のジョリ警部、監察医のルーシーヨなど、魅力的な登場人物の存在も良かったです。「ミステリアス・プレス文庫」レーベルはとっくに絶版かと思っていましたが、大きな書店には、まだ現役として残っているのですね。あと、未読の作品は「楽園の骨」「死者の心臓」の二作になりました。

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    2011年12月31日
  • 骨の島

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    アーロン・エルキンズのスケルトン探偵シリーズ第11作。イタリアの貴族の血脈をめぐる物語。最新作に続いて読みましたが、二作とも真相が明らかになる場面が比較的あっさりしているように思いました。かつての作品はどうだったかな?

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    2011年08月03日
  • 古い骨

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    キデオンは本人の意思に反してスケルトン探偵と呼ばれる。彼は骨から推理するのだ!スケルトン探偵の一作目。本人はただの骨フェチなんだけど、芸は身を助けるというか、事件の渦中に引きずり込まれてます。

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    2009年10月04日
  • 骨の島

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    この作家の作品は初めて読みました。元貴族のドロドロしたところは日本向きかも。「骨」に注目するのも面白いし、ちょっと最初から筋が予想できるのを差し引いても充分楽しめます。

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    2009年10月04日
  • 古い骨

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    複雑な家系、一族間の固執、遺言状、過去の惨劇と私が好きな横溝正史の世界に通じるものがありました。

    それにしても骨が専門分野の探偵って珍しいんじゃないですかね?

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    2009年10月04日