はらだのレビュー一覧
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ネタバレ趣味の合う友だちが面白かったと言っていたので読んでみました。分厚さが嬉しい1冊。
この作者のマンガは初めて読みましたが、レビュー見た感じ異色なんですね(笑)
天使がとにかく可愛くて、羽がもふもふさらさらしてるのが伝わってきて、温かくて優しくて切ない、けど前向きになれるお話でした。後半はボロ泣きです。こういうの弱いなぁ。
天使がホンモノでもワケアリでもこういう場合オチが切なくなるのはわかっていたのですが、描き下ろしに救われた読者も多いはず。
読んでよかったと思えた1冊でした。
余談ですが、
榎田ユウリさんの死神シリーズが好きな人には確実に刺さると思います(笑)オススメです。反対に、このストーリーが好きなら小説ですがそちらもオススメしたいです。 -
Posted by ブクログ
読み終わった後、しばらく動けなかったです。なんか、思ってたのと全然違ったはらだ作品で、ごっそり魂が浄化されてしまった気分です…泣いた。
センセの初コミックス『変愛』の中でも気に入ってた「止まり木」っていうお話があるんですが、それをセルフリメイクされていて、短編がとても分厚い長編になっていました。
人生投げてる30代ワンルーム暮らし×記憶を失った自称天使。
…「止まり木」では、HENTAIエロちっくな展開もありつつちゃんと愛が存在していたのでいいな~と思って読んでたのですが、こちらは長いお話の中で一切そういう場面が出てこないという、センセにしては異色の設定でした。
…こういうのもすごくいいです!センセは濃厚HENTAIエロだけじゃない深い情感を描ける作家さんだと確信。
全ての気持ちを持ってかれました。伏線の回収がとんでもなくすごい。どんどんわからなかった事が繋がっていって、最後は愛しくて切なくて泣かずにはいられないけれど、悲しいんだけど、なぜかとても読後感が良いというミラクルです。
普通に描いたら暗くて悲惨で落ち込むような幸紀の生きざまを常にあたたかい目線で、時に脱力、時にくすっと笑わせてくれたりと、ほんとに読んでいて胸にじんとくるものがありました。
理不尽なことばかりで幸紀も天使も不幸な人生としか言いようがないのだけれど、その中で本当に欲しかったものを二人とも手にすることができたんだな…と感動。
優しさに包まれました。
最後はやっぱりそうだよねと悲しくさせられるけど、描き下ろしに癒されまくりです。遠回しの表現だけど、そういうことですよね。
QRコードの特典がさらに胸にグッときました。パスワードは読んでたら気がつきます。必見!
カバー絵とカバー下の対比もこの話の大事なところを示してますよね。
脇キャラもインパクトあって印象的な人々ばかりでした。特にあり沙はすごい~!天使のお父さんも忘れられないキャラです。やたもも、よるあさともつながってるのはリメイクしたからなのかな?
ともかく、はらだセンセのすごさを改めて実感したお話です。 -
Posted by ブクログ
今作ははらだ作品お馴染みの暴力描写こそ少しありますが、全体としてエッジは抑え目、お話の構成や画力が高いレベルでまとまっており、今までのファンは勿論、一般的にも抵抗感が少なく且つ面白い本に仕上がってました。『よるとあさの歌』に出てきたクレイジーな友紀と今作の主人公である幸紀の兄弟関係にグッときます。絵的にも、天使の羽根の柔らかさまでが感じ取れてこちらも幸せな気持ちになりました。
『変愛』に収録されている『止まり木』からお話を膨らませたと思われますが、エンディングが異なります。BL的な『止まり木』の終わり方も良かったですが、こちらのメリバ的な終焉も美しいですね。 -
購入済み
震える
はらだ先生と初めて出逢ったのがこの作品。
ラストに震えて、読後は衝撃に放心。
そしてBL業界まだまだやれる、と定番とマンネリにもうできることないっしょ?って決めつけていた自分に喝!
ぜひ皆さんにも震えて頂きたい(色んな意味で
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Posted by ブクログ
ネタバレサイコパスがしょーくんを手に入れる為になりふり構わなくなってきて、怖かった・・・というか新人君を巻き込んで、仕事のミスを連発させて美門さんの店辞めさそうとするとか(そして自分が拾う)エグ過ぎ。焦ってしょーくんに乱暴をしてしまって怯えられてしまったから、きっと本当の意味で福介を好きになる事はなくなったんだろうなぁ。笑吉の優しさにつけこんで、本当はメンタルが弱い自分を演じて彼を手に入れようとするけど、それは同情さてるだけだし彼を本当の意味で手に入れる事は出来ないと思うし、なりふり構わず過ぎて酷い。そしてリクも良いだけ引っ掻き回して、最後は傍観しててホントいいキャラしてるわー
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Posted by ブクログ
ネタバレまず、私はディアプラスに移行する前からこの作品の一巻を読んでいました。その時の感想にも書いてあるのですが、最後の最後でゾワッとくるのがこの本の良さです。
一巻の最後では鬼原さんへのスケープゴート、福介の笑吉への執着心が描かれていましたね。二巻では福の計画の綻びが描かれていきます。
私は福介の性格について、一巻を読んだ際に『完璧主義で自分の思い通りに絶対させるサイコパス』と認識していました。しかし、二巻を読んで『サイコパスを装い、自分の思い通りにさせたいものの計画に甘さの見られる実に人間らしい人』と認識を改めることとなりました。
私はリョナ的表現が好きなので、中間部分の笑吉への計画の綻びから笑吉を監禁するあたりはとても好きでした。はらださんの好きなところとして、やはり闇の部分が挙げられます。普通、監禁されたらそのままバッドエンドに進んだり、共依存によるメリーバッドエンドが考えられますよね。しかし、はらださんはきちんと監禁された後の怖さ、相手への恐怖を笑吉に与えました。
その後、二人の関係は解消され「二人で美容院を経営する」という夢から遠ざかってしまいます。これには賛否両論ありますが、実に現実性を含んでいて私はとても好きです。
今後二人の関係がどう転んでいくのか、それが読者に託されているのですね。 -
Posted by ブクログ
表紙やレビューから受けた暗い印象より、ずっと希望に満ちた前向きな話だった。BLというよりは型に収まらない、「こんな愛もありですよ」という懐の広い感じ。
大人が子供に手を出してはいけないのは、なぜか。子供は自分の選択に責任を持てないから(持てるだけの立場と知識がまだない)。その一言に尽きると思っている。だから取り返しのつかないことはしてはいけない。
でも、取り返しのつかないことがもし起きてしまったら、その先は?当事者たちが大人になって受けとめた結果、それが愛となってもいいんじゃないか。他人にはとやかく言えない。
フィクションだから許されるファンタジーではあるけれど、愛を信じたゆいと、その愛を受け入れた景はきっと幸せなのだと思う。
あと、さばさばした舞子ちゃんがとてもかっこいい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいったい何回読みながら「こわ〜〜い!」と叫んだことか。
とんでもないですよ、この作品は。
加速度的にホラー要素が増しますよ!下巻!
新しいアシスタントの一祝が登場して、福介が仕組んで笑吉と対立させようと画策。笑吉を孤立させて居場所なくしてふたりで独立ルートを目指す福介。店に迷惑かけてるんだからなおさら辞めるわけないじゃんと、仕事と美門さんが依然いちばんの笑吉が面白くない。自分が一番じゃないと、唯一じゃないと。
そのやり方がね、ほんとに、孤立しかけてるところを見て笑顔になったりする福介を見てると、
えっこれってほんとに好きなの?
好きな人が不幸で楽しいの?
そもそも愛ってなんだっけ?
自分の手でだけ相手を幸福にしたいってことだったっけ?
結果として相手を変質させてもいいわけ?
そこまで強く執着して我を失うことを愛と定義してるの?
これ恋愛なの?こんな独りよがりなものが?でも恋愛ってたしかに多かれ少なかれ独りよがりなとこあるよね、
みたいな、思考のループで吐きそうになり、
つまりなにが言いたいかっていうと、
ものすごく気持ち悪いのに、こんなもんは恋じゃないとは言い切れない、のが気持ち悪くて、脳がグラグラしてきます。
そんな混乱状態のなか、福介の行動はエスカレートし、
一方では女装の麗人後輩スタイリストりくくんが、上巻からずっと福介の真意を見抜いていて、下巻ではガシガシ邪魔をかけに入ります。
かっこいいよ!りくくん!
そんなりくくんの動きもあって、笑吉はいままでの行動が全部福介の企みによるものだと気づくのですが、
そこからの電気責め(まあ予想ついてたよ)⇨屈服⇨かわいそう(は???いまさらどうした??)⇨土下座(怖い(白目))の怒涛の展開。
もうこっちのライフはゼロですよ。
特に福介が笑吉をサイコーに下衆な手段で脅して屈服させてレイプしかけての「かわいそう」は、今年度最高のはぁぁぁ?を記録しました。
どの口でおまえ・・
そんなんやる前に普通わかるでしょ、あっ、わかんないからサイコパスって呼ばれるの?それともそういう恋愛のはじめの、浮き足立った状態のこと冷や水ぶっかけにきてんの?はらださん??と、かなり動揺しました。
そして最後まで読み終わってですね、終着点として、
私、ホントおかしいかもしれないんですけど、
「描き方とやりかたが極端だからとんでもない物語に見えてるけど、恋愛でこういうことって(相手の尊厳をふみにじって相手を思うままにしようとする試み)誰でもやってるかもしれないよな」
と、思ってしまったんです。
人ごとじゃないぞって。だからこれは、サイコパスの、どこか遠い場所の物語じゃなくて、私の物語であって、道行くそこの彼の物語かもしれないぞって。これは愛についての物語じゃないかって、そう受け止めました。
名作だと聞いてはいましたが、その評判にまったく負けない、鮮烈なインパクトを残してくれました。
いまさら私がいうまでもなく、傑作です。
BLだとかどうだとかそういうの取っ払っても読む価値があります。
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Posted by ブクログ
どう表現していいのかわからない。
BLで、サイコパスの物語、とか、ひとくくりに語るとそうなるんだけど、
読んでいる最中に果てしなく頭がぐちゃぐちゃになって、
胃もなんかキリキリ痛いし、
途中で「私がおかしいのか?」と思い悩んでみたり、
とにかくめちゃくちゃに揺さぶられました。心身ともに。
腕はいいけど愛想のないスタイリストの笑吉が、尊敬する美門さんが独立してオープンした店で新しく働くことになったスタッフ、福介と出会うところから物語は始まります。
最初は嫌な奴、から始まった二人の関係だが、そこに笑吉のストーカー男があらわれて、なにかと助けてくれる福介に笑吉も心を開いていく、いつか二人で独立して店を開こうと福介が愛をささやく、までが、上巻かな。
この巻読んでるときはね、まだ(比較的)よかったんですよ。
わーサイコパスだね、くらいのかるいかんじで受け止められたというか。
ふたりの心が接近していく様には微笑ましさすら感じていました。
ただし、
「簡単にやってるようで緻密に計算しつくして
自分の手で自分が思い描いた色に染めるのってすげー快感だよな、欲が満たされる」
が、福介くんの原動力。
このくらいでは満足しませんよ。
下巻につづく。
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Posted by ブクログ
ネタバレ美容業界を舞台にした、王子系スタイリスト×糞真面目流され不憫系スタイリストの完結編。
最後まで強烈インパクトなストーリー展開でした。
上巻の流れからいくと、HENTAIなノリのかわいい系イチャラブに落ち着くのか?とも思ったけど、そこはやはりはらだセンセ。一筋縄ではいかないですよね~
これだけでは終わらない、福ちゃんの闇深い脳内がさらに明らかになっていて。
せっかくのしょーくんとラブラブな今の幸せなのに全然満足できてない、強欲バチ当たりなんですよ。しょーくんと仲良くする奴みんな俺の敵!みたいなwww
ライバルから完璧に遮断しないと我慢できない心理状態の福ちゃんは、汚い手を繰り出しまくってしょーくんに疑われると、堂々と開き直り監禁して緊縛プレイに至っちゃうわけですね。そんなことしちゃダメじゃん!と思いつつ、エロエロHENTAIプレイに目が釘付けになりました…
まあこういうところだけクローズアップすると、福ちゃんまさに鬼畜極まりない外道になっちゃいますが。
だけど、りくに「王子様からご主人様になりたいんですね?」と軽蔑されてもめげずに、あれこれ汚い手を使いしょーくんを自分だけのものにしようと強引に行くしかないのは…
実は不安で心配で、愛が満たされていないからなんだろうなと思いました。
しょーくんは福ちゃんに溺愛されてるからといって依存したりせず、無自覚ナチュラルに対等な立場であろうとしていて、とてもプライドがある男の子。
手強い相手です。BLの受にありがちな弱々しさが見当たらないですw
なので、福ちゃんの所有欲はまったく満たされず…なんですよね。福ちゃんとの力関係がほぼ一緒。だから、しょーくんが緊縛された場面もそれほど痛くは感じなかったかな。
むしろ、つけ入ろうと汚い手を使いまくるしか技がない福ちゃんがかわいそうになってきましたwww
王子キャラなのに、本気になると見事になりふりかまわないところとか、ちょっと哀れ。
最後の最後まで福ちゃんこじらせ策士のまんまでしたが、ほっとけない慈愛の持ち主のしょーくんにずっとかまってもらって、ぜひぜひ幸せになってほしいと思ってしまいました!
あとは、ストーリー中でりくの存在(ものすごい解説者感)が思った以上に大きくなったこととか、一祝くんが思った以上に何にもわかってなかったこととか(笑)、鬼原さん再登場とか!!
色々面白かったです。
最後まで先が読めないストーリー展開で、ドキドキが止まりませんでした。センセはこういう話描いたらもう天才的! -
Posted by ブクログ
ASUKA CIELで刊行された作品が、ディアプラスから新装版で発売されて持ってるしどうしよう…となったのですが、結局描き下ろし読みたくて購入しました。
下巻は来月発売なので、読み返すにはちょうどよかったかも。
口達者で社交的で指名の多い表向き王子系スタイリスト福介×愛想笑いができない糞真面目流され不憫系スタイリスト笑吉。
まるで接点の無かった二人が、ストーカー事件をきっかけに濃密な関係になっていく…ってわりとよくある話だよね~と最初は思ってしまうんだけど…
読み進むうちに、センセのお話だからなにかがそこにありそう…というゾクゾクとしたドス黒い期待を持たずにはいられなくなりww
最後はものすごい病み(闇)を見せつけられてしまうわけです。ひとつじゃなくて、あちこちにあるから!!
でも、その病みの部分がいつものことながらとても独特で、怖くて嫌悪する種類のものじゃなく、魅入ってしまう類いだからほんとに危険なのです~!
旧版にも感想で書きましたが、執着、HENTAI、ヤンデレに、大量愛がこれでもかと投入されていて、息つく暇もないくらい。何度読んでも面白いです。
トップと真ん中にあったカラーページが今回も健在でした。エロ的にはやっぱりRECIPE5(旧#5)の冒頭Hシーンが…萌えます。描き下ろしのHもエロいけど、さらに描き下ろしはグレードアップで濃厚でニヤつけました。さすがの福ちゃんもしょーくんには完敗ww
どっちもかわいすぎる!
今のところいい感じに?愛とHENTAIを育んでいる福ちゃんとしょーくんだけど、この先なんかあるよね?絶対…
下巻が待ち遠しいです! -
購入済み
こういう鬱で暗い話、大好きです
はらださんの重くて暗くて病んでる内容が好きで、『やたもも』のももと同様、登場人物の家庭環境や背景が描かれていてグッと引きこまれます。そして痛々しくて切なく、画力が上がってさらにエロくなってます。はらださんの暗くて重い話が好きな人は絶対読んだほうがいいです。
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ネタバレ 購入済み
最高の胸糞BL
下衆を愛しく表現出来る才能が無双で毎度どんな思考回路してるんだと引く。尊敬しかない。ありがたい。
狂ったにぃちゃんに狂わされたゆい、挙句にはにぃちゃんを更に狂わせる狂ってしまったゆい、BLとは何か哲学させられる作品です。
執着なのか肉欲なのか、リベンジポルノという単語が出て来ますがそんな陳腐な表現で登場人物の関係性を言い表せないです。
ある意味清く真っ当な純愛にも思える、一種のストックホルムなのか、にぃちゃんもゆいも恋に恋をしているのか、ただ寂しさを埋めてくれて自分の存在を肯定したくてお互いが同じ所まで堕ちろと足を引っ張る、元には戻れない、やり直せない(一般人として)、普通になれない(人間として)、普通って何だ、の葛藤描写が何とも胸糞悪くて素敵です。 -
Posted by ブクログ
まず1巻→2巻→3巻の表紙の移り変わりに八田ちゃんとモモの幸せの過程を感じて、胸がじーんとなった。
男女の恋愛ものや百合作品と比べて、BLの場合多くの作品に性描写がある印象で。…言ってもそこまで数読んだわけじゃないので怒られそうですが。
現実でもある程度の年齢いってる恋仲同士なら遅かれ早かれほぼするわけだし、男性の方が性欲あるしで、当たり前っちゃ当たり前なのかな。ただまあ、それまであんなに初々しかった二人でもやっぱり性行為はがっつり!だったり、そもそも過程とかすっ飛ばしてとりあえずヤろうぜ!みたいなのも、それが良いとか悪いとかではなく事実として、多い印象はあって。
この『やたもも』も性描写はかなり多め&激しめなんだけれど、そのことにちゃんと意味がある。というか性描写あってこその物語。それがよかった。
積み重ねて積み重ねてからのやっと伝えることができた、身体中から溢れるようなモモの八田ちゃんへの「好き」…!泣きました。
飼い主とヒモみたいなところから始まった二人。世間一般でいう「純愛」の在り方とは違うのかもしれないけど、なんか、すごく、愛だなーと思った。
われ鍋にとじ蓋。だらしがなかったり凶暴なとこもあったり、完璧じゃなくっても、完璧じゃないひとりとひとりが出会って、互いに補い合い支え合い、恋し合い愛し合い、ひとつの確かな愛のかたちになる。
人間そうすぐに変われるわけではないし、育った環境もその中で培った信念も物事の捉え方も何もかもが違う誰かと一緒にいるとままならないことばかり。それでも好きで大切に想う相手だから、一緒にいたいと思うから、衝突と愛を重ねながらちょっとずつちょっとずつ歩み寄っていく。そういう風にやっていく。それが共に生きていくということなんだな、と。
モモと八田ちゃんだけじゃなく、モモと須田、モモと母親、須田と奥さん……其々の生き方があって関係性があって、時にはうまくいかず歪んだり壊れてしまうこともある。けれど壊れたその跡に新たに生まれるものもある。築いていけるものがある。
今この瞬間からその先へ、これからも続いていく彼らの人生にその人なりの幸せがきっとある。そう信じることができる、素晴らしいエンディングでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあああああ、これはダメな人は地雷レベルでダメだと思うけど自分はめっちゃ面白かった。子供の頃、大好きなおにいちゃんから逃げてしまったけど今度は逃げないよという感じでにいちゃんに復讐されてるって感じだったけどラストにはにいちゃんがもうゆいから逃げないよという感じで途中からキャラの印象がガラッと変わるのがすごく良かった!男同士でも愛し合ってたら問題ないよね、普通である必要なんてなくない?必要なら親だって切り捨てられると言いつつも、結局現実が捨てられなくてタバコと薬に依存してしまってるようだし後味はあまり良くないかな・・・・きっと二人の関係も長く続かないのかもしれない。ゆいとマイコのドライコンビが読んでて気に入ってますw