美奈川護のレビュー一覧

  • ヴァンダル画廊街の奇跡

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     人は誰もが、
     心に一枚の絵を持っている――。

     統一された政府により、様々な芸術が規制を受け始めた世界。しかし、そんな世界各地の壁面に封印されたはっずの名画が描き出される事件が起きる。
     『Der Kunst Iher Freiheit!(芸術に、その自由を!)』
     絵とともにそう書き残していく〈アーティスト・テロリスト〉を、人々は敬意を込めて「破壊者(ヴァンダル)」と呼んだ。
     政府を敵に回すという危険まで冒してまで彼らが絵を描く理由とはそして真の目的とは――?

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    2012年10月14日
  • ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄

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    いやー王道の面白さっていったらいいんでしょうか。登場人物がみな愛おしいと思ったのは久しぶりです。

    音楽を知らなくても全然楽しめます! メディアワークス文庫への入門書として読んでも面白いんじゃないでしょうか。

    とても暖かいお話です。

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    2012年09月30日
  • 特急便ガール!

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    上司を殴って一流商社を辞めた主人公(ヒロイン)は同僚のツテでバイク便の会社に身を置くが、そこで新たな能力を身につけてしまい!?
    社会人青春物語。

    これは素晴らしい作品です!
    物語の展開、伏線の張り方、非日常の取入れ方、そして最後のちょっとした感動!
    すべてにおいてバランスがとれていて一気に読み進められ清々しい読後感です!
    他のレビューである場面でついていけなくなったとかあるけど、ラノベを多少なりとも読んだことがあればそういったことを思わずにむしろよいスパイスになっていると思う。

    なによりも個性的すぎる登場人物の面々が無理・無駄のない配役、
    気の強いヒロイン
    常に寝癖がついている社長
    人間カ

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    2012年09月07日
  • 特急便ガール!

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    これは面白かった!キャラクターがみんな濃い。会話の掛け合いも面白いし、何より主人公が魅力的だ。直向きで格好良い。さすがに白菜という例えはどうかと思うけど(笑)すぐに挑発に乗っかってしまう単純さもかわいい。私はトーコさんを始め、このお話の登場人物をみんな好きになったから、こんなに楽しめたのかもしれない。
    最終章のお届け物には涙腺を刺激されました。強いて言うならば最後の如月さんが言葉少なでちょっともの足りませんでしたが…もう少し彼の想いを聞きたかった。
    でも、全体を通して読んでいて楽しかったし、個人的にはかなり好きなお話の1つになりました。

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    2012年05月10日
  • 特急便ガール!

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    Wow, this was one of those books where you wish it wouldn't end. It was so much fun to read! I have never heard about this author before, but she shall also be added to my growing author watch radar list.

    It's so refreshing to see a character like 陶子. I love her determined to win, hate to

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    2012年01月25日
  • 超特急便ガール!!

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    陶子の生き方、同年代・同じような立場の人間としては憧れる。『理想』、『理念』、『ビジョン』とか”会社人”なら耳タコで言われることだが・・・そういう仕事よりも、最後の方で陶子が言い切ってるような『仕事』をしたいものです。続編ないのでしょうか?個人的には期待します。

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    2012年01月22日
  • 特急便ガール!

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    『まごころ込めてお届けします。』 運送業の企業なら、どこでも”社交辞令”としては掲げてあるようなこの言葉。それを大切にし、”地で行って”いるのが、主人公とその仲間たちの話です。突拍子も無い手段ですが。 また、ストーリーとは別に、配達の話なんで、地名がよく出てきます。山手の内側で働いているなら、仕事で外出たときによく行く地名も。最短ルートを思わず考える(e.g.神田-天王洲アイル間)のも、この本を読む別の楽しみ方かも。

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    2012年01月22日
  • 超特急便ガール!!

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    ネタバレ

    まさか続き物だったとは…。
    というわけで前作「特急便ガール!!」が面白かったので読んでみた。
    想いの強い荷物を持つと本人の意思とは無関係に本当に届けるべき場所に瞬間移動してしまう主人公。片道しか飛べないのも相変わらず。
    展開はあまり予想を外れないけど好き。
    最後の配送リレーはよかった。

    陶子のあの選択は。自分を見誤られると頭にくるよなぁと共感した。

    内容とは関係ないけど「半眼」という単語を使いすぎだと思う。

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    2015年06月07日
  • 超特急便ガール!!

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    ネタバレ

     続刊が出てくれてとても嬉しい作品。
     大手商社勤務のOLから一転、バイク便会社のライダーになったトーコさんが東奔西走したり四苦八苦したりするお話。

     今回はお馴染のメンツに加え、自転車便ライダーとして新たに従業員が増えたり、社内のドタバタ(?)がメインです。
     創業者の影がちらつく会社の状況が段々顕著に見えてくるようになったり、陶子の意外な弱点も発覚したり――。

     そして今回も、最後の最後で繰り広げられる手に汗握る展開。
     イベントで道路事情の一変した東京で、最短時間で荷物を届けるために、ユーサービス従業員総出で荷物をリレーします。
     普段はおちゃらけたり漫才かましていることの多いメンツ

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    2011年09月11日
  • 超特急便ガール!!

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    ネタバレ

    楽しみにしていた続刊!

    まず新人(昔飼っていた犬に似ている感じの自称イケメン)が登場して、配送事故について知りました。っで、その配送事故が「ユーサービス」の過去とこれからに深くかかわっていて……。
    単純だけど、だからこそ共感しやすいのか(いや、別に共感はしなかったけど)とにかく抵抗なく読めました。ユーサービスのスタッフは社長もライダーもみんな臆病で不器用で時々愛おしくなります。総じて「馬鹿じゃないの?」と思うこともありますが、等身大にがんばっている姿が描かれているのがこのお話の魅力だと思います。

    でもまだまだ上を目指すなら、さすがに会社の理念ぐらい明文化しておいた方が良いと思います。
    言わ

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    2011年08月26日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡3

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    綺麗に終わったかな。題材とか新鮮で面白かった。

    欲を言えば、1巻の形を続けて欲しかったんだけど。

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    2010年11月27日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

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    良い意味でライトノベルらしく無い。
    でも、光や色彩の描写のうまさと、優しい話がうまくマッチしてて良かった。

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    2010年10月06日
  • 美の奇人たち ~森之宮芸大前アパートの攻防~

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    まぁ、悪くない。
    そうだ、青と赤の、エスキースって…
    青山美智子さんの…じゃないの…
    名前も被ってるし

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    2025年03月14日
  • 弾丸スタントヒーローズ

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    途中まで残りでちゃんと片付くのか不安だったけど、ちゃんと終わってた。
    期待通りには面白かったので、この先も新作出たら読みたい。

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    2025年02月22日
  • ドラフィル!3 竜ヶ坂商店街オーケストラの凱旋

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    とりあえずシリーズ完結作。

    最後まで飽きない、よい作品だった。

    若干予定調和気味であるが、それもまたよい。

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    2022年09月14日
  • ドラフィル!2 竜ヶ坂商店街オーケストラの革命

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    人と人を切り離すのが、音楽ならば、人を結びつけるのもまた音楽。余計なエッセンスなしに、そのことを強く語りかけてくれる作品。

    前作と雰囲気は変わらず、良い作品に仕上がっている。

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    2022年09月11日
  • ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄

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    話の展開は途中で読めたので置いておく。
    最初の指揮と、ラストの演奏シーンはなかなか。音楽はあまり詳しくないが、引き込まれるものがあった。

    文章や構成にもう少し磨きがかかったら…
    本業持ちの方相手にそれは酷な話かもしれない。

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    2022年09月11日
  • はしたかの鈴 法師陰陽師異聞

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    解説によると著者はやはり女性のかたらしい。
    芦屋道満のキャラクターが良かった。今まで読んだものだと芦屋道満どれも悪役だったのがイケメンっぽい造形。
    最後までファンタジーじゃなくミステリー仕立てなのも良かった。
    昔の物の読み方が覚えられない。全部ふりがな振って欲しい。
    はなだもうすとか着物の名前とか、人の呼び名長い。
    続編あるでしょう。期待。

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    2021年06月27日
  • はしたかの鈴 法師陰陽師異聞

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    Tさんのおすすめ。

    怪異を信じぬ陰陽師、芦屋道満。
    一目ですべてを憶える少女を式神と偽り、
    平安京を連れ歩く。

    基本、安倍晴明の敵役として登場する芦屋道満を主人公としたのも、
    尋常ならぬ記憶力を持つ少女の存在も、
    情報蒐集で怪異を解決する手腕も面白かった。

    「放免」という存在、
    元罪人が異形をさせられ検非違使の手先と使われていたのは、
    初めて知った。
    興味深い。

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    2020年10月11日
  • ギンカムロ

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    花火の季節になったら読もうと思いながら5年以上積んだまま。今年こそ!と思ったのに、コロナのせいで花火大会ないやん。

    花火工場の息子として生まれながら、訳あって家を飛び出した主人公。祖父に呼ばれて戻ってみれば、そこには自分とさほど歳の変わらない女性の花火職人がいた。

    花火を見られなかったところで死ぬわけじゃなし、なのになぜ人は花火を見たがるのか。打ち上げ花火の演出を求める個人客の想いがちょっとした謎、かつて村で起きたことにこの花火職人がどう関わっているのかが大きな謎。ちょっぴり軽めの遠田潤子作品のようにも思えます。

    せめて本の中だけでも打ち上げ花火。

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    2020年08月19日