【感想・ネタバレ】はしたかの鈴 法師陰陽師異聞のレビュー

あらすじ

死の匂いに満ちている平安京。陰陽師寮に属さない法師陰陽師・芦屋道満と狩衣に指貫姿の鷂。彼女はすべてを記憶する特殊な力を持っていた。ある日検非違使に絡まれた美しい女を助けると、彼女は行方が分からない夫を探しているという。不穏なものを感じ真相を調べることに──。さらに、時が狂うという摩訶不思議な事件、安倍晴明との邂逅、謎の白き蝶紋に苛まれる道満の過去。謎解き平安京、開幕!!

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Posted by ブクログ

解説によると著者はやはり女性のかたらしい。
芦屋道満のキャラクターが良かった。今まで読んだものだと芦屋道満どれも悪役だったのがイケメンっぽい造形。
最後までファンタジーじゃなくミステリー仕立てなのも良かった。
昔の物の読み方が覚えられない。全部ふりがな振って欲しい。
はなだもうすとか着物の名前とか、人の呼び名長い。
続編あるでしょう。期待。

0
2021年06月27日

Posted by ブクログ

Tさんのおすすめ。

怪異を信じぬ陰陽師、芦屋道満。
一目ですべてを憶える少女を式神と偽り、
平安京を連れ歩く。

基本、安倍晴明の敵役として登場する芦屋道満を主人公としたのも、
尋常ならぬ記憶力を持つ少女の存在も、
情報蒐集で怪異を解決する手腕も面白かった。

「放免」という存在、
元罪人が異形をさせられ検非違使の手先と使われていたのは、
初めて知った。
興味深い。

0
2020年10月11日

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