美奈川護のレビュー一覧

  • ドラフィル!2 竜ヶ坂商店街オーケストラの革命

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    ネタバレ

    1作目は指揮者を軸に、2作目はコンマスをベースに家族の物語を絡めつつ、4楽章にそれぞれの小さなミステリーを絡ませて、音楽として纏まっていく素敵な仕上がり。一気に読めました。

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    2013年01月04日
  • 超特急便ガール!!

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    前作を読んだときに感じた「軽さ」が今作では払拭されていて、読み応えがある作品になってた。
    でも、せっかくいい作品なのに「半眼」という表現を使いすぎててちょっと目についたかな。。

    名古屋から東京に飛んだところでは不覚にもうるうる。
    登場人物もみんな素敵で、読んでいて楽しくなってくる爽やかなお話でした。

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    2012年11月10日
  • 特急便ガール!

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    リアリティがあるようなないような、不思議なお話。
    どの登場人物もキャラが立ってて、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読み終わっちゃった。
    でもちょっとさらっとしすぎかな?
    設定は面白いけど深みはないというか。。
    読み終わったあとにもうちょっと心に残るになにかがあってもよかったかも。
    薄いカルピス飲んだみたいな読後感。
    続編も読んでみる。

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    2012年11月06日
  • ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄

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    ネタバレ

    本屋さんで惹かれて購入
    (最近、メディアワークス文庫ばっか読んでるな・・・)


    読み始めは、正直、なんだこの漫画みたいな登場人物は・・・って思った 特に七緒ね
    もうキャラがぶっとんでて、最初はついていけなかった
    でも、話が進んで行くうちに、受け入れられて、彼女の言葉には裏があって、とかそういうのが分かるうちに、彼女も結構好きだなって思えた
    彼女の家族の話はね・・・皆勝手すぎんだろ!って感じで、正直イライラした

    文体も最初は少し微妙だったし、音楽に関することが語られてる時と、それ以外の日常の場面が語られてる時で、なんか違って、違和感感じるんだよね
    でも、これも慣れれば普通に楽しめた

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    2013年07月13日
  • 超特急便ガール!!

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    社員さんを見るお客様の目が厳しい世の中でこんなに上手くハッピーエンドに繋がるわけがないと思いながらも、こんな温かい人たちに囲まれて仕事をすることができたら幸せだと思った。如月さんの、理念なんかなくても(略)みたいな台詞、格好良かったです。自分に合った職場に巡り合えて良かったね、トーコさん!私もこんな温かい職場で働きたい。

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    2012年10月17日
  • ドラフィル!2 竜ヶ坂商店街オーケストラの革命

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    親子、親戚、旧友などなど様々な人間関係のほつれを実在の名曲を介して解決していく。
    とある商店街オーケストラによる人間ドラマの第二弾。

    前巻に比べ演奏シーンが物足りなかったかなとは思ったものの、相変わらず素敵な作品です。
    音楽は素人故登場する曲はタイトル自体はほとんど聞いたことがないんだけど、YouTubeなんかで聞いてみると耳にしたことがある曲ばかり。
    テーマとなっている曲を聞きながら読むと、より一層味が出てきます。

    また、ドラフィルの中心である七緒がすごくいいキャラ。
    さばさばしててぶっきらぼうではあるんだけど、街の皆から信頼されてる様子がよくわかる。
    彼女自身の話は前巻で一区切りついて

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    2012年09月30日
  • ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄

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    全体的に何を言いたかったのかな?って印象を受けた。本格的な音楽ものなのかと思ったら団員の人間関係とかを本題に持ってきたりかと思えば推理でもさせたいのかという部分があったりとどこに行きたいのかなという感じでした。でも文章としては読みやすく面白かった。続きがあるとしたら少し気になる。

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    2012年09月13日
  • 特急便ガール!

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    バイク便の話かと思ったらw
    細かな伏線はいちいち騙されて楽しく読めた

    ご都合主義すぎない能力が◎
    振り回されつつもちゃんと理由付けがあって納得

    主人公もほかのキャラも魅力的
    お気に入りは社長w

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    2012年07月25日
  • 特急便ガール!

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    バイク便会社で、長距離の荷物を手持ちで運ぶ「ハンドキャリー便」担当として働き始めた陶子さん。
    思いのこもった荷物を運ぶ時、空間を移動してしまう能力を身につけてしまい…
    少しファンタジーが混じった、お仕事小説
    続きがあるらしいので、読んでみたいです

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    2012年05月05日
  • 特急便ガール!

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    不器用に生きてる人は器用に生きるよりカッコイイと思った。本人はそれしか出来ないだけって思ってるかもしれないけど。

    Playing ナイショの話

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    2012年04月13日
  • 特急便ガール!

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    最近「お仕事系」の小説をわりとよく読んでいる。30手前になって、僕自身「働く」ということに関してなんらかの新しいモチベーション的なものが欲しいのかもしれない。ひと言で「仕事」と言っても、業種も職種もいろいろあるわけで、ライトノベルの軽いノリでいろんな仕事の物語が読めるのはなかなか面白いもの。僕はなかなか新たな人に会えないという環境に"いてしまっている"ので、こういうところで知らないことを知れるのはいい。

    なんだけど、正直不満もあるわけで。一番の不満は、こういう小説に登場する幹部級の上役が、揃いも揃ってクソだってこと。人の話聞かないとか、部下を駒としか思ってないとか、社員が

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    2012年03月05日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

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    ただ絵を描くだけのアートテロリストというのは面白い。
    心の中に誰でもひとつの絵を持っているだとか、
    印象的な言い回しがあって素敵だった。
    印象的なシーンは多いが、
    ストーリーのオチが微妙な気がした。

    続編ないと思ったら、続編があって驚いた。
    ただ続きを読もうとは思わない。

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    2011年04月23日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡3

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    題材はすごく好みで内容も楽しめたのだが、パンチが弱いのと結末が少々尻切れになってしまったのはもったいないなと。

    全ての話が流れすぎてしまい、収束させるときにその残り香でなんとか終わらせたという印象。あと少しでもクッションをはさめていればより最後の展開に盛り上がりが見せられたのではないだろうか。

    とはいえ着想は面白いし、自身の知識に頼りすぎずに物語として構築されていたので、及第点ではあると思う。作者の今後を楽しみにしたい。

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    2011年02月18日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

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    絵画が規制された世界で禁断となった過去の名画を街に描くアートテロリスト「ヴァンダル」を巡るお話。

    そのライトノベルというより一般文芸作品的語彙使いもあいまって、なんというか、非常に精緻な、でも、静謐な絵画を見せられたような気になった。
    悪くはない。でも……

    このお話の主人公は少女エナだと思うのだけど、物語の語りは常に彼女でない第三者が主になっている。
    その人達の思いが語られるのはまあいいとして、でも、最後まで、エナの心の奥底に直接切り込まなかったのは、もどかしく、それゆえ、なにかもの足らない。
    なんというか、外からうかがっているようなもどかしさ、薄いベールを挟んで見ているような物足りなさを

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    2010年12月11日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡3

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    3巻にてシリーズ完結。ほとんど思いつきだけで描いてるような作品もある中で、絵画、プロパガンダ、などの扱いにくい素材で無事完結した点は評価している。ただ、この巻で広げた風呂敷はあまりに大きくて、結果あっけない一言で幕切れとなった。また1巻で登場したキャラクタ以上に世界が広がらなかった感じがするのも今ひとつ手放しに高評価できない理由かもしれない。1巻だけの読み切りでも良かったかもしれない。

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    2010年11月19日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡3

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    各話ごとにすっきりまとめるのは良点だが、終盤のあっさり感は否めない。けれど無駄に引き延ばさなかったのは評価できる。

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    2010年11月19日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡2

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    刺青だってアートです! それはともかく、「ヒロインと同じ力を持つ(?)」お約束の宿敵登場で緊迫ムード。あからさまな萌え線とか狙っておらず、文体に突飛さもなく、どうにも地味な印象を受ける作品(テーマにしている絵画は名だたるものばかりなんだけど)ですが、ここから一転して話を盛り上げていけるか期待。個人的にはそんな堅実さが割と好きですが。

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    2010年06月20日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡2

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    今回はまとまりのあった1巻とは違い、シリーズとしてストーリーを展開させるための布石の話。

    各エピソードは絵の存在感を感じられて面白いと思うんですが、すべてを流れとして読むと少々窮屈な気もします。個人的には短編構成なほうが好きだからかもしれませんが。

    また、2巻ではヴァンダルと警察以外の、第三者的な存在も登場してそれも今後の展開の鍵を握ることになりそうです。

    個人的には場面の瞬間瞬間で絵に切り出せるようなイメージがいくつか見られたのは読んでて楽しかったです。それが作者の魅力なのかもしれませんね。

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    2010年05月29日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

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    第16回電撃小説大賞<金賞>受賞作。

    世界的に知られている絵画を題材としているものの、その切り口は絵を知らない読者でも読みやすいように軽め。文学を題材としている「文学少女」とは、モチーフの取り方は似ていてもそれを作品に落とし込む部分ではかなり違うものとなっています。それはビジュアルによって表現される題材である点が影響しているのでしょうか。

    他の印象としては、人物描写が粗く、その点について作品に入り込むのは難しいかなと。終盤の流れにしても、読む側に上手くイメージが溶け合っていかないなという感じです。

    確かに出版に耐えうるレベルの作品ではありますが、今後シリーズとして読むのであれば全体的にも

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    2010年05月22日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

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    あらすじにとても惹かれた。
    内容的にはややこじんまりとまとまりすぎていたのと、オチにやや不満かも。

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    2010年04月05日