美奈川護のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バイクが乗れる人を! と求人を張ってみたら
自転車が乗れる自称イケメン、他称犬に似ている人が。
またも連続短編ではありますが、すでに始まりがあれです。
うっかり、どうした?! と言いたくなるような風景。
多分そんな落ちだろう、とは思いましたが。
そう、毎回自費で帰宅している彼女の預金は
一体どうなっているのでしょうか?w
とりあえず、47都道府県制覇する勢いで
あちらこちら走ってもらいたいものですが
多分これで最後?
きっとそのせいでこんな怪奇現象が! と思っていたのに
まったくもって改善されない、その現象。
しかも今回はやたらに過去が…。
とりあえずあれですね。
試験会場(?)の親父は、古傷あおるのがうまいかと。
最後の転職状態は、ちょっと頷くものが。
信念、大事です。
しかし生きていく上での色々も大事。
自分が納得できる人達と、納得できる仕事に
囲まれていればすごく幸せですけど、ね。 -
Posted by ブクログ
上司を殴ったので、会社を退職。
そして紹介された職場は、荷物を運ぶ会社だったのだが
やたらに個性的すぎるメンバーが。
負けず嫌いだったら…いや、口で勝とうとする性格なら
完全に無理な就職試験(笑)
ある意味踊らされてるというか、ばれてるというか。
しかもオカメインコも従業員。
ほっぺのピンクが耳だったという
どうでもいい情報も仕入れてしまいました。
連続短編で、計4つの荷物運び。
しかし内2つは…代金もらえたんですか? と
聞きたい仕事内容。
いや、これでそれを話すのは無粋というものだと
よく分かっておりますけどね?w
感情を纏った荷物を持つと、扉を開けたとたん
物理的なものを無視して、別の場所に立っている。
これは本気で呆然としてしまいます。
それでもとりあえず仕事を思い出すのはすごい。
ないとは思いますが、これと同じ状況に立ったら
は? という状態で止まっているかと。
いや主人公も当然、後で自分の頭を疑ってますけど。
年齢不詳の同僚の2話目の変わり身は
その後の布石か、と納得。
うん、見た目で判断するのはいけませんが
その後きちんと謝っているのが潔い。
よい信念を持っている主人公だな、と。
とりあえずやってみたいのは、裏から出て
表に出た、のループ。
は? 感を味わってみたいです。 -
Posted by ブクログ
アムールヒョウに魅せられた少年が大人になり、飼育員となる。
しかし、そのアムールヒョウは余命僅かと知り、飼育員として動物との向き合い方を見失っていく。
そんな中、動物と言葉がわかる少女と出会い、見つめなおしていく。
表現力が高い作家さんはいいですね!
インパクトこそないものの動物と人との心温まる話がメインで心がホッコリします。
今回、扱っている動物はサラブレッド、アジアゾウ、ガラパゴスゾウガメ、アムールヒョウの4種。
自分自身、これらの種のことはよくわからないけど、しっかり下調べされ、かみ砕いて表現しているので知らなくても楽しめる作品です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレストーリー的には、楽しめたのですが、作者あとがきによるとこれが最終巻?!
んー確かに七緒と羽田野仁美との関係には一応の決着はついたのかもしれないけれど、肝心の七緒自身の問題が解決されたとは思えないんですよね。
彼女が今後も車いすの指揮者のままというイメージが出来ない。
響介もしかりで、音楽と生活の帳尻を今後どうつけていくのか?理想と現実にどう向き合っていくのか、そういう奮闘ぶりを楽しみにしていたのに、「まあいっか」的に終わってしまった感が拭えない。
オケも交響曲の演奏に至らなかったし、、、
七緒のエロイカとか聴いてみたかった
これが最終巻でなければ星5つでした。 -
Posted by ブクログ
「大舞台から転がり落ちても楽しみ続けること、懊悩を飼い慣らしながら名誉を得ること……そのどっちが、音楽人にとって正解なんだろうな?」
「……なぜ音楽を奏でることは、こんなに苦しいのだろう?」
音楽の竜はついに王者に挑む!
アマチュアオーケストララノベ「ドラフィル!」完結巻!
いやぁ今回も良かった。
1巻の心揺さぶられるような演奏シーンはなかったけれど、ここまで読み続けてきたファンを満足させるには十分な1冊でした。
今回のメインテーマは、ヴァイオリン協奏曲の王者、ヴェートーベンのヴァイオリン協奏曲ニ短調。
あぁ「王者に挑む」ってそういう意味かと納得しながら、Youtubeでこの曲を流しつつ読み進めました。
いつもの通り前半にちょっとした短編をはさみ、「ドラフィル」という物語のまとめとなる後編へ。
話の中心はもちろん七緒。
決して弱さを見せずに皆をぐいぐい引っ張っていく彼女も、強いばかりではない。
指揮棒を白旗に例える七緒。
音楽から逃げた結果事故で手足を不自由にし、これまで音楽に対する降参として降伏の白旗を振り続けてきた。
「……なぜ音楽を奏でることは、こんなに苦しいのだろう?」
しかし、そこからの盛り上がりね!
七緒が自信を取り戻し、そして当初交わした「ドラフィルを日本一のオーケストラにする」という約束を果たすために挑戦したもう一つの“王者”。
この“王者”のダブルミーニングが分かったときは鳥肌ものだったわ。
音楽家なら音で語れ。
自分たちの音で王者に挑めばいい。
そうして迎えた演奏会・・・の、リハーサル。
演奏するはヴァイオリン協奏曲ニ短調作品61第1楽章。
もうほんとドキドキだった。
響介にバリバリ感情移入して読んでいただけに不安でしょうがなかった。
それだけにラスト展開はもう・・・ね。
ドラフィルが挑んだ2つの王者。
王者はやはり王者だった。
エピローグもドラフィルらしくて素晴らしい!
3巻を通していろんな曲が登場したけど、やはりドラフィルと言えばこの曲だよね。
今日も竜ヶ坂商店街には「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が鳴り響きます。
オーケストラが分からない人でも楽しめる、むしろ楽器がやりたくなる素敵な作品でした。
特に1巻のラストの演奏シーンを読んだ時の感動は忘れられないなー。
美奈川先生の次回作も期待しています!