阿佐田哲也のレビュー一覧

  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    映画やマンガにもなっている有名作品。原作は未読だったが、たしかにすごい作品だ。
    ひりひりとした緊張感、博打にしか生を感じることができない男たち、そして男に翻弄されながらも力強く生きる女たち。戦後のロマンだ。
    意外にも映画がほぼ原作に忠実だったこと。いい映画化だったのだと再評価した。

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    2015年05月05日
  • 阿佐田哲也コレクション3 ヤバ市ヤバ町雀鬼伝 三〇〇分一本勝負

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    ネタバレ

    こちらの上下巻になってるを読みました!巫山戯たタイトルだなぁと思って(笑)、大して期待せずに読みましたが…
    なかなかどうして、登場人物たちも愉快で、マージャンやチンチロリン、息子が競輪選手で八百長をしてもらうなど…
    笑えて、楽しめました!

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    2014年03月15日
  • ドサ健ばくち地獄(上)

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    久々に読んだら、堤が思いっきりバナナマン日村で脳内キャスティングされた。
    小説自体は、相変わらず面白い。

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    2014年01月02日
  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    青春小説。
    現代ではカイジとかが究極の状況を用意して、近い作品を作ってますが、アレ系は無理矢理な舞台を作り出して極限状況の心理戦をやってます。
    しかし焼け跡バラックで行われる麻雀放浪記は、自然に極限下で戦っております。負けたら裸にされて死にます。それが自然。そんなやつらがウヨウヨ生きてきた時代をカイジの会長とか、アカギのワシズとかが勝ち残ってきたのだとしたら、現代の緩みっぷりに耐えきれないんでしょう。そのときの焦燥が忘れられない亡霊となって、興奮させてくれる舞台を作り続けるのではないか、と。
    作者の実体験がかなり含まれてるらしい。出て来るやつはゴトしかしない。二の二の天保とか本当にやってたらし

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    2013年07月06日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    麻雀界の英霊:色川武大こと阿佐田哲也の、自身をモデルにしたピカレスク・ロマン。

    麻雀は、突詰めれば運否天賦が支配するわけで、
    ヒラでぶつ限り、うまいうち筋、ある種のセオリーはあれど、
    どんなに尤もな打ち方をしていても、ヒキが良い奴には十中八九適わないわけです。
    この小説の登場人物は、主人公の坊や哲を始め、
    エレベータ,積み込み,おひき,そしてツバメ返しなど、様々なサマを使って、
    “必ず勝つ麻雀”を打ち、それを生業したアウトローな道を選んだ男たち。
    その、汚く惨めで華々しい生き方が描かれた小説です。

    内容は、当然ながら麻雀のルールを第一に知っていなければ意味が分からないと思いますが、
    分かる

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    2013年05月27日
  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    阿佐田哲也氏の名作!本当に素晴らしい小説だと思う。坊や哲が繰りなす人間模様...ドサ健、出目徳、上州虎、など個性あふれる男たちの物語。黙祷。。。

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    2013年05月12日
  • 麻雀狂時代

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    思いのほか評価が低くてびっくり、
    阿佐田哲也はこうだと思ってしまっている自分は納得ずくなんですが、
    そうじゃないかたもいるんだなぁと。
    それも当然か。

    麻雀やりたい、
    本文中にもあるが、
    やらなくても全然問題がない、
    今では年に1回するかしないかだ、

    しかし不思議なもので、やりたいと思えば無性にやりたくなる。

    ギャンブルとしてはあまり大した種目ではない、
    時間はかかるし、お金も全然動かない、
    それでも麻雀が面白いのは対人ならではの駆け引きと
    イメージづくりでしょうか、
    イメージ通り行ったときの高揚感というものはなかなか捨てがたい。

    私の中では打てる人が少ないので、
    あまり囲む気にもなら

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    2012年10月18日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    ネタバレ

    細かい場の進み具合は理解できなかったけれど、そんなことは全く関係なく面白かった!!博打一筋の男達が、騙し騙され勝ったり負けたりする中で友情を育むのかと思いきや、最後強敵の一人が死んだ後、身ぐるみはがしてドブに捨ててしまったのには笑った。

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    2012年07月08日
  • ばいにんぶるーす

    購入済み

    ギャンブルで食っていきたい

    競馬やパチンコにはまったことがある方なら、誰でも一度くらいそう願ったことがありますよね?
    浅田哲也の作品には、そんなバクチ打ちたちが幾人もでてきます。そしてやっぱり思うこと。自分には無理だよなぁ。

    勝つためにカマをかけ、頭を絞り、虚勢を張り、ギリギリの世界で生きていく人たち。
    負けがこむと、胃はキリキリと痛み、身は細り、時には文字通り血を吐き、それでもバクチから離れられない人たち。

    ある意味、人格破綻者ともいえる彼らですが、それでも浅田作品に登場する彼らが、とても愛おしく感じるのは何故でしょうか。
    それはきっと著者の人間観が作品に反映されているからだと思います。

    若い

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    2012年07月06日
  • 雀鬼五十番勝負

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    ずっと読みかけ途中で 放置してたのだけど
    読む本がない時に読んだら やっぱり面白かった!ていう本

    しかし 最近の本屋には阿佐田哲也の本置いてないね~

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    阿佐田哲也氏の麻雀エピソード集
    好きな人には たまらないんじゃないですかね?
    過去の体験をもとに 書かれてる話らしいです

    麻雀を文章で語るって 独特ですよねー
    牌の図なくしては 成り立たないのだろうし・・ 凄いですよね^^

    ・・しかし表紙 もっとほかになかったのカナ・・

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    2013年12月14日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    これぞまさしく無頼小説。
    巧みな文章表現も、華美なレトリックもそこまでは見られないが
    それでも香ってくる終戦直後の混乱期に起こるサバイバルの雰囲気。
    ガン牌の清水が死ぬ場面、チン六が騙されて沈む場面、
    ドサ健が大負けして女を売る場面、出目徳が絶命する場面。
    どれをとってもゾクッとくるほどいやらしい。

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    2011年03月20日
  • 麻雀放浪記(四) 番外編

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    ネタバレ

    番外編。
    途中で麻雀とは関係ない話は出てくるし後半は完全に主人公がドサ健になってるし、最後の最後の爽快な感じは今回も同じ。

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    2011年03月07日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    麻雀の手が結構細かく出て来るので麻雀知らないと面白くないだろうと思われる。が、麻雀好きならかなり楽しい。名前だけは知っていた出目徳とかドサ健とかが、ようやく理解できた。

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    2011年01月01日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    小説にエンターテインメントを求めるなら,これを外すことはできないでしょう。
    男の子なら一度は読むべき。ここでは一巻しか挙げていませんが,もちろん続巻もお勧めです。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記4 番外篇

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    あくまでも番外編。3までのような緊張感はない。坊やも足洗ってるし。でも、いくところのなくなった博打打ち、というのが描かれていてまたおもしろい。ギリギリの勝負は、全てを失うリスクがあってこそ。僕らにはできない。だからこそ読んでいておもしろいし、没頭してしまう。そういう作品だった。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    漫画の『哲也』は読んでたけどね。こっちの方がおもしろいかもよ。麻雀の話だけど、こう、ミリ単位の人間関係の物語で。人間の心理の微妙な位置関係がおもしろくって。(二)も早く読みたい。

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    2009年10月04日
  • 阿佐田哲也コレクション3 ヤバ市ヤバ町雀鬼伝 三〇〇分一本勝負

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    ヤバ市ヤバ町雀鬼伝三〇〇分一本勝負《阿佐田哲也》(小学館文庫)86年に上梓された阿佐田哲也氏晩年の博打小説「ソープランド」なんて言葉が出てきてびっくり。名作「麻雀放浪記」は戦後の混乱期を舞台にしたものだが、バブル景気に浮かれ始めたこの頃でも博打打ちは同じ。動いている金は「千点百万円。三万点通しでハコ三千万円。場ウマが五の十五だから二着で五千万、トップが一億五千万…」実際の麻雀打ちは「馬」で、この金を賭けているのは「オーナー」たる「馬主」彼らはゲームではなくて金を動かすことのみに興味がある訳である意味真性の博打打ち。しかし、実際にゲームをする「馬」もやはり博打打ち。どちらにしても命がけの勝負。主

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    2011年08月19日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    麻雀小説といえばやはりこの方!でしょう。
    映画のほうは随分昔(麻雀覚えた頃?)にTVで見ていたけれど‥。
    あの映画でも名シーン「天和!」ってやつが出てきてたりして。
    今読んでも充分面白いv続きも読みたい。

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    2012年04月23日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    1ページが濃かった。人間一人一人が濃かった。たまらん。麻雀を知っていなくても圧倒されるが、知っていればもっとなんだろうなあ・・・というわけで☆4。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    麻雀放浪記の1巻目。
    激動の戦後を自らの力のみで生きていこうという主人公の心意気に惚れる。
    麻雀小説でありながら、それ以上に悪漢小説であり、男の小説であると思う。

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    2009年10月04日