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いかさまを見破られた「坊や哲」は東京から大阪へ。 京都の博打寺でブウ麻雀の鬼たちと激闘を繰り広げる! ヒロポン中毒となり、やさぐれ生活を送っていた坊や哲は、代打ち麻雀でいかさまを見破られた。 その後、生臭坊主クソ丸、ドテ子とともに東京から関西へ移ったが、そこで出会ったのがブウ麻雀だった。 京都の博打寺を舞台に関西のブウの鬼たち相手に激闘を繰り広げる阿佐田哲也の傑作ピカレスクロマン第2集。 解説・立川談志
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Posted by ブクログ
ヒロポン中毒からの大阪行き。神戸の洋館、京都の古寺での麻雀対決。クソ丸・ドテ子の強烈なキャラも登場。かなり痛快。
ドテ子はいい子だよねぇ〜。 女性から見たらどういう女なんだろう。 それにしても、トータルでは坊やの勝率がそんなに高くないのがリアル。ヒーロー不在。
青春篇よりも博打うちとしての戦いがメインとなっている。 関西の麻雀ルールによる戦い方の違いや、寺での麻雀等はやはり面白い。 文章力よりも設定やキャラで読ませる作品だ。
こいつは旅の巻といった風情だけれども、びゃっと開けた風景なんてものもないわけで、あいもかわら卓を囲んでじんわり黴くさい。それのどこが旅かと言われりゃ、必要もない他人とのすれ違いが、それゆえに因縁じみてたりするってことが、よくよくある。モビリティの社会なんていったのはこういう旅打ちのことを言うんじゃな...続きを読むいのかね。
大昔に一大センセーションを巻き起こしたらしい麻雀小説。 ばくち打ちには、たまらない一冊やと思います。 ちなみに、You Tubeで検索すると、若かりし頃の真田広之を観ることができます。 だけど、僕は色川武大名義の小説が好きやなー。
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