阿佐田哲也のレビュー一覧

  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    ネタバレ

    主人公「私」、坊や(=主人公?)が戦後からギャンブラアとして生きていくようになり、他のバイニン(玄人)と互角に戦っていく。飯を食っていく為のギャンブラアとは、またその哲学とは。こんな時代が本当にあったのか。
    ただし後半は主にドサ健を中心とした話であり、主人公はサブキャラクターであるように描かれている。キャラクターは皆かっこ悪く生きているのである。

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    2017年05月28日
  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    ピカレスク‐しょうせつ【-小説】
    召使や詐欺師など下層階級出身の主人公がさまざまな社会や事件に出会った経験をのべる小説。諷刺・ユーモアの要素が多い。16世紀スペインの「ラサリーリョ=デ=トルメスの生涯」に始まり、17世紀に流行。悪者小説。悪漢小説。悪党小説。

    <「広辞苑 第4版」より>

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    2010年08月12日
  • ああ勝負師

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    あの阿佐田哲也氏が、博打の世界に生きるい古いタイプの勝負師達を、35編の小説に描いた。

     どいつもこいつもろくでなしばかりで、妻の香典を全部ノミ屋にぶち込んじまう元バイニン、北海道の炭田住宅から麻雀一本で全国周遊に出かけた二人組、大穴を本線で当てちまったばかりに、借金を背負って遠洋漁船に乗り込むこととなった競馬新聞記者などなど。

     そんな勝負師達の見せる浮沈は、悲壮ながらもすばらしくユーモラスであり、この小説は阿佐田哲也にしか書けまい、と思わせる凄みがある。中でも数少ない競馬にまつわるエピソード「フジイサミの双眼鏡」は、競馬好きにはたまらない作品だろう。

     このようなギャンブルにまつわる

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    2010年06月27日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    最高だ。面白い。面白ければ全て良し。
    意外と文もきちんとしていて、麻雀以外の臨場感、戦後の空気ってのが楽しめる。
    おもしろい。

    ----(後日加筆)

    麻雀小説だからって舐めたらいけない。
    全四巻だが、一巻に関してだけ言うと神掛かっている。

    博打から出る人間の本性みたいなところが上手く描写されている。
    それぞれのキャラクターがしっかりと立っている。
    哲学がある。普通の生活でなく、ギャンブルという負ければ終わりの生活から生まれる、どぎつい哲学が。
    とにかくかっこいいし、深い。

    まあ、問題は麻雀がさっぱり分からないと難しいという点で。

    麻雀をしていて得したな、という事と言えば。
    大学時代に

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    2011年04月11日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    まあ、好きな本です。
    何回でも読み返しちゃう。

    麻雀小説っていってんのに、チンチロリンから始まったり。

    阿佐田さんの小説は書き出しと終わりが最高にかっこよい。

    麻雀知らない人にこれをすすめても読まないと思うんだけども。
    麻雀知らない人が呼んでも絶対に楽しめると思うよ。

    正直わかってない手もあるんだもの。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    先にマンガを読んでしまっているので、知っている話も多いが、生のパワーをビリビリと感じる。たとえ、雀士ならずとも。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記(三) 激闘編

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    博打打ちになった坊や。ただ麻雀をやるだけではなく、素人をカモにするような存在へとなっていた。それゆえ、住む場所がなくなっていく。そして深く、奥へ・・・・

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記(二) 風雲編

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    坊やの人間関係や人間としての成長もそうだが、戦後の日本の復興とそれに伴う「麻雀」の変化がおもしろい。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    青春小説の傑作中の傑作。

    和田誠さん原作の映画もよかったです。
    が、やはり原作の小説は偉大です。

    僕の青春はこの本とともにあったと言っても過言ではありません。
    僕の人生に与えたであろう影響も計り知れません。

    人間は泣きながら裸で生まれてきて
    一人静かに孤独に死んでゆく生き物です。
    しかし、そのはかない人生の中で
    血沸き肉踊るような激しい世界を生きずして
    どうして死ねようか、そんな本です。

    最初に手にとってから20年30年と経ち
    僕自身のほぼ半分が過ぎました。
    ところが今読んでも、やっぱりドキドキします。
    心の奥深くが揺さぶられます。
    魂の本です。

    こんな小説を書いた阿佐田さん(色川さ

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    何も捨てるものが無いということを突き詰めると男はここまでカッコ良くなるのだ。俺にはこういう生き方は絶対に出来ないからこそ、引き込まれる。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    こーれはもう最高です。絶対一度は読むべきだと思う。引き込まれる。
    漫画の哲也は化け物(敵)いっぱいでてきますが 笑 雰囲気別物です。淡々とした文だけど本当ドキドキワクワクしてくるっていうか‥とにかく面白い。

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    2009年10月04日
  • ギャンブル人生論

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    阿佐田哲也氏の本。1983年。麻雀は人生につながるようだ。確かに性格が出るボードゲームゆえ、人生もそれと同じと解釈できるだろう。

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    2009年10月07日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    無頼だよな(w
    超おもろい!
    どん底から何かを生み出す人の作品というのは、やはりすごいのである。

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    2009年10月04日
  • ドサ健ばくち地獄(上)

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    『麻雀放浪記』から、戦後混乱期のアナーキーな爽快感と、青春小説としてのあまやかさを除いた、共食いの閉塞感に満ちた夢も希望も何処にも無い剥き身のギャンブル小説。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    漫画であらすじは知っていましたが、やはり原典を読むと、細かい描写があって、より深く楽しむことができました。ママ関連の話は小説の方がかなり詳しかったですね。最終決戦にいたる流れも小説では丁寧に描かれているので、坊や哲の心情がよくわかりました。

    逆に最終決戦の牌譜は漫画の方が多く勝負の熱さを感じられます。小説の方は少しあっけなかったかな。そこだけが残念なところです。

    登場人物たちのセリフが格好いいんですよね。上州虎がまゆみと家を賭けての勝負に行くまでの口上がなかなかふるっています。ダサ格好いいという感じでしょうか。反抗する坊や哲に対して、諭しつける出目徳もいいですね。役者が一枚上という感じです

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    2025年04月17日
  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    面白かった。特に序盤、エンタメのお手本のような展開で震えるぐらい面白かった。ただ後半になるにつれて、いまひとつノリきれなかったなあ。というのが正直なところでそれは多分、自分がそこまで麻雀の知識に明るくないのがひとつ、あとは博打うちとして覚悟のキマっている登場人物たちに魅力を感じつつも芯の部分では共感できなかったのが理由かもしれません。

    印象に残った台詞
    この世界の人間関係は、ボスと、奴隷と、敵と、この三つしか無いのよ。

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    2024年12月20日
  • 麻雀放浪記1 青春篇

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    ギャンブル、特に麻雀に関しての小説作品。
    漫画「哲也-雀聖と呼ばれた男」の原作にもなっている。
    個人的にその作品がとても好きで、未だにコミックスを所有している数少ない作品のひとつ。

    さすがに麻雀のルールを少しは知っていないと十分に楽しめないようにも思うが、手に汗握るギャンブル的展開は、それなしでもとても面白い。
    この手の小説における最高傑作というのも頷ける。

    また、小説の中に牌の表現があるとは思わず、これにはとても驚いた。

    個人的には、漫画版に思い入れがあり、それを踏襲するかのような展開かつ、登場人物たちもなんとなく思い描けるような感覚が、とても楽しめている。
    房州さんの最期は、漫画版で

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    2024年08月08日
  • 麻雀放浪記(一) 青春編

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    高校生の頃だから40年ほど前かな、毎日新聞の日曜版に色川武大さんのエッセイ「うらおもて人生録」が連載されていて毎週楽しみに読んでいた。ツキとか運とかいうものとの付き合い方とかが語られる独特の人生論で、感覚的に理解出来る内容なんだけどそんな話を文章で語ってくれるのを初めて読んだし、若い頃から凄い世界に身を置いていた人なんだなあと思いなから読んでいた。
    映画「麻雀放浪記」が公開され話題になったのも同じ頃だと思うが、色川武大という人物と麻雀放浪記は私の中ではまだ繋がっていなかった。
    色川武大さんが「朝だ徹夜」をもじったペンネームで書いた半自伝的小説が「麻雀放浪記」だと知り「坊や哲」のモデルは色川さん

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    2024年02月01日
  • 麻雀放浪記 : 1 青春編

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    博打に人生を賭けて生きる男達の壮絶な生き様が、時代背景と共に生々しく描写されていて、物語に引き込まれました。

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    2023年11月29日
  • 麻雀放浪記4 番外篇

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    巻末の柳美里の解説がすごく良い。ばくち打ちだという彼女自身の父親と祖父のエピソードを混ぜながら、麻雀放浪記全4作を、登場人物たちの変節を切り取って説明している。

    この番外編は北九州から東北まで続くロードムービーのような展開。昭和30年後半から40年前後の高度成長期前夜の時代。麻雀は大衆化がすすんでいるが坊や哲はサラリーマンとなっており、麻雀はたまにやる程度。かわって物語の中心となるのは在日中国人の李憶春という人物と、相変わらずの上野のドサ健、鑑別所がえりの大工の森サブという若者。

    エピローグの夜の森のシーンのドサ健の無言の叫びが印象的。

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    2019年04月27日