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出目徳・ドサ健たちとの死闘を乗り越えた坊や哲だったが、その後、師匠の出目徳同様ヒロポン(薬物)中毒になってしまう。クスリのためにケチな博打で小銭を稼ぎ、禁断症状の怖さと自己嫌悪でさらにクスリを求める最低の生活。皮肉なことにそんな彼を救ったのも麻雀だった。大阪に流れた彼は、ブウ麻雀の猛者たちと戦ううちに関西麻雀の制覇を考える。達磨・飛び甚・タンクロウという強烈な麻雀打ちと決着をつけるべく坊や哲は博打寺「大恩寺」に乗り込んだ……。
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「麻雀放浪記2020」
2019年4月5日公開 出演:斎藤工、もも、ベッキー
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1~4件目 / 4件
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Posted by ブクログ
再々々々々々々々々…読 「麻雀放浪記 青春編」を読むと毎回そのまま2、3、4と続けて読みたくなってしまう。それほどこのシリーズは何度読んでも面白い魅力に溢れている。 このシリーズ第2弾の風雲編は第1弾にも負けない名作だ。第1弾では戦後の一匹狼たちの命懸けのヒリヒリする戦いに圧倒されたが、この第2弾は...続きを読む関西に場所を変えピラニアたちが数多く登場する。 ブウ麻雀にツモ麻雀、博打列車に博打寺。 想像もつかない特異な世界を描いた本編の面白さといったら第1弾に劣るものではない。 また次々に出てくるピラニアたちの個性が強烈だ。本当にこんな曲者がいたの?こりゃ盛り過ぎでしょと思わせるほどだが、「麻雀放浪記」が阿佐田哲也の自伝的要素を含んでおり虚実入り混じった作品なので、キャラクター全てが創作だとは言い難い。そういうつまらない詮索をするよりも、本シリーズを読む時にはこの強烈な世界観にどっぷり浸かって読むのが最上なのは間違いない。
疲労と手傷がお互いに残る。大きい勝負というものはそんな形でしかケリがつかないものだ。勝った方も負けた方も最後には同じような姿になる。無法社会に生きる者たちの勝負の純粋さがそこら中に散りばめられた作品。
坊やの人間関係や人間としての成長もそうだが、戦後の日本の復興とそれに伴う「麻雀」の変化がおもしろい。
シリーズ第二作。クソ丸とドテ子とブウ麻雀の本場、大阪へ。達磨、タンクロウ、ニッカボッカ、ぎっちょ、飛び甚、関西のどぎついメンバー登場。寺麻雀では、ピラニア集団恐るべし。途中でドテ子と良い仲に。
なんか福本絵になってる。 1の青春編の方が熱い。ドサ健と出目徳が良すぎた。 青春編よりも増して、出てくるやつはゴトか詐欺しかしないところが見所。 なるほどなあ、と毎回感心。
しょっぱなの薬中の話から、大阪でだまされ、その上をいくようにだまし、京都の寺の坊主を完膚なきまで潰すところまで。 ぬるい世界にいることをこばむとこういう所で身を削らないといけないのかとうすら寒い思いがする。 中盤、ぎっちょのおっさんが奈落に落ちていく様が怖かった。 きっと世の中にはこういう世界がある...続きを読むんだろうと思った。 そしてちょっとだけ魅力を感じた。博打はしないけど勝負事は好き。
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