ぼくはあと何回、満月を見るだろう

ぼくはあと何回、満月を見るだろう

2,090円 (税込)

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自らに残された時間を悟り、教授は語り始めた。創作や社会運動を支える哲学、国境を越えた多彩な活動、坂本家の歴史と家族に対する想い、ガンと共に生きること、そして自分が去ったあとの世界について――。『音楽は自由にする』を継ぐ、決定的自伝第二弾。坂本氏の最期の日々を綴った、鈴木正文氏による書き下ろし原稿を収録。

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ぼくはあと何回、満月を見るだろう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月31日

    自伝『音楽は自由にする』の続編。
    2009年以降の活動を振り返り、自身の語りからは2023年1月17日の71歳の誕生日にリリースされたアルバム『12』の話を最後に、聞き手の鈴木正文氏によるあとがきでは、坂本龍一氏が亡くなる少し前のエピソードも書かれている。
    亡くなるほんの数日前まで精力的に仕事をこな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月31日

    『音楽は自由にする』と『skmt 坂本龍一とは誰か』を読んだあとに本書を読んだ。会って話したことは一度もないが、この本には坂本龍一が宿っている。読者一人ひとりに時間と空間を超えて語りかけるようとする坂本龍一がいた。読み終えると悲しみや感情ではなく、感謝と尊敬の念が溢れた。

    「Ars longa, ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

     坂本龍一 死後1年が経とうとしている。坂本の業績、「音楽は自由にする」2009年の以降亡くなる月の3月8日までを口述筆記したエッセイ。優しい語り口で書いているが、反戦、反原発の姿勢で音楽、芸術を縦横に表現し語っている。常に新しい音を模索して僕たちに提示している。発表した作品の制作過程など詳らかに教...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    音楽は自由にする
    その言葉が集約している感じがした。
    坂本龍一氏の考え方や生き様が知れ素晴らしい本であった。

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    Posted by ブクログ 2024年02月02日

    2023年3月28日に亡くなられた音楽家・坂本龍一さんが口述筆記によって書かれた自伝です。2009年に発刊された『音楽は自由にする』の続きに位置づけられる、最晩年の活動の様子を知ることができる一冊です。

    江戸時代の貴族は月を愛でて酒を嗜んでいたそうなんだ、と本書序盤で坂本さんが述べています。音楽っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    YMOは好きで良く聴いたりソロも各々聴いたりしてたんだけど、個人としてどういう人なのかはたまに見るネットニュースみたいなのでしか知らず(あと年末のコントぐらい笑)初めて坂本さんを少し知ったな、という気持ち。本当に賢い人は柔らかい頭を持ってる人なのではないかな、と思った。個人的にイニャリトゥの映画が好...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月06日

    「YMO」を初めてテレビで見たときは、衝撃的だった。
    CMソングの「君に、胸キュン。」はむすっとした顔の首振りダンス?

    「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」などの、
    映画音楽でしか、知識があまりなかった。

    ニューヨークでの911を体験して、
    東日本大震災で、チャリティーコンサートや、
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月28日

    教授、、、ずっと敬愛しています。
    最後まで音楽を人間を探求し続けていたんですね。
    もっともっと生きて私の指針になっていて欲しかったです、、、

    でも大貫妙子さんとのことは知りたくなかったなぁ。彼女の曲の歌詞が全部教授の事を歌ってるように思える、、、

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    Posted by ブクログ 2023年08月25日

    前著『音楽は自由にする』は坂本龍一さんの57歳までの記録であり、この『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』はそれ以降2014年に中咽頭ガンが発覚されてからの記録です。

    『音楽は自由にする』は私が少女期にファンだった頃の昔懐かしい坂本さんがいましたが、この『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』は私のあま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月30日

    亡くなったあと親族の方が、人の3倍は生きたんじゃないかな、とおっしゃった言葉が心にストンと落ちました。ずっとそばに置いてまた読み返したい本です。

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