音楽は自由にする(新潮文庫)

音楽は自由にする(新潮文庫)

1,100円 (税込)

5pt

「あまり気が進まないけれど」と前置きしつつ、日本が誇る世界的音楽家は語り始めた。伝説的な編集者である父の記憶。ピアノとの出合い。幼稚園での初めての作曲。高校での学生運動。YMOの狂騒。『ラストエンペラー』での苦闘と栄光。同時多発テロの衝撃。そして辿りついた新しい音楽――。華やかさと裏腹の激動の半生と、いつも響いていた音楽への想いを自らの言葉で克明に語った初の自伝。

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音楽は自由にする(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ◯ でも細野さんは、そういう勉強をしてきたわけでもないのに、ちゃんとその核心をわがものにしている。(146p)

    ◯ もともと現実は虚構で、虚構も現実で、境い目はないんです。(228p)

    ◯ ドビュッシーの、あの人類史上最も洗練されていると言っていい音楽にも、フランスの帝国主義、植民地主義の犯罪性

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    YMO前後の坂本龍一の様子など、貴重な記録である。
    ポップ・ミュージックに対する彼の見識など、とっても興味深い。
    *フォークの中にさえ、ブルースなどのブラック・ミュージックの痕跡を見るなど。

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    坂本龍一展に行ったら、平日なのに大行列だった。運よく行せつに並ぶ前に、ミュージアムショップでこの本を調達し、少しだけ予習をして過ごした。

    この本を読んで、坂本龍一展を見て、「私は坂本龍一について何も知らなかった」と思った。もちろん、会ったこともないので当たり前なんだけど。戦場のメリークリスマスやY

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    坂本氏の生きた時代から20年後に後追いで生活をしている私にとって、へ〜そうだったのね!という発見があり楽しかった。
    とても不思議なことが一つありました。ごく普通の話をしているのですが、何故か没入してしまう語り方。羨ましい。

    0
    2024年11月11日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった。すごい人って幼少期の環境から全然違うよなあと、凡人の私は羨ましく思った。色んな人との出会いによって仕事が生まれていく過程は勉強になる。音楽を仕事にできるのっていいなー、かっこいいなー、、何かゼロから自分で表現して生み出してみたいなと思わされた。

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    身近に置いて、よく手に取ります。坂本龍一さんのボソボソした声が聞こえてきそうな本。まだまだ生きていただいて、すてきな音楽をききたかったな。若い頃の教授の姿を思い浮かべながら、みんなそう思うはず。まだ悲しいです。合掌。

    0
    2024年09月20日

    Posted by ブクログ

    ハラタツけど教授、かっこよすぎ…!
    スカした野郎だけどそれが問答無用で許されるし、跪かずにはおれない。教祖とはこのことか(?)村上春樹でさえ、「ダンスダンスダンス」に無意味に唐突に坂本龍一という4文字を登場させずにはいられないって…!
    やれやれ!全く憎い男だぜ!

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    制作の背景や時代も感じる事ができ、最高に面白い。
    西洋音楽の時間と、自分が生きている時代が交わる瞬間。の言葉がとくに印象的だった。

    0
    2024年02月21日

    Posted by ブクログ

    戦場のメリークリスマスのイメージが強くてYMOというテクノポップの先駆者的なバンドをやっていたり学生運動に参加したりあくが強そうな背景も持ってるんだと驚いた。

    0
    2024年02月04日

    Posted by ブクログ

    坂本龍一さんが雑誌の連載で2年近くに渡って語った自伝をまとめた一冊。

    坂本龍一さんと言えば「戦場のメリークリスマス」と「ラストエンペラー」くらいしか知りませんでしたが、随分と幅広く活動されていたんだなと驚きました。

    先進的で、過去にこだわらずどんどん新しいことをやってみる。何にも執着しない。

    0
    2024年01月14日

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