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「永井路子」の「歴史をさわがせた女たち」「にっぽん亭主五十人史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
下巻も面白かった!
以下、記憶に留めるためメモ。
彰子の入内の準備に余念がない。中でも道長が楽しみにしているのは、和歌屏風である。当時の参議以上の高官達に一首ずつ歌を詠んでもらう。ここに道長は一つの意向を秘めていた。彰子の部屋を訪れた一条帝は、ずらりと並んだ高位高官の名をそこに発見するだろう。おくれて入内してきた少女を高官達は無言で応援しているのだ。道長は暗に、娘を支援してくれるかな、それとも、と問いかけているのだ。
☆心にもあらで浮き世に長らへば 恋しかるべき夜半(よわ)の月かな 第67代 三条天皇
→この百人一首の歌は、道長を長々と困らせた、盲目になってしまった三条天皇がようやく譲位を決意した時の作だそうな。
☆この世をばわが世とぞ思ふ望月のかけたることもなしと思へば 藤原道長
→この世は全て自分の思うままで、満月のように欠けることが何も無い
後一条天皇の奥さんの威子(いし)(道長と倫子の娘)の立后の儀式の後の酒宴で。
今はこの歌は、道長の権力を誇示する様子として解釈されているが、当時は道長本人は、ただ、娘が三人、太皇太后、皇太后、中宮となって、嬉しくって詠んだだけ、らしい(*^^*)