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Posted by ブクログ 2022年05月30日
永井路子さんによる歴史エッセイ。
最初大河ドラマを見るにあたって基礎知識をと思い読み始めた「炎環」がとても面白く、それ以来永井路子さんの本を読み続けている。
歴史学者ではない、彼女の小説家としての視点の解釈が面白く、時に学者では思いつかない考えに頷くばかり。
今では定説になりつつある実朝暗殺の黒幕も...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月03日
「鎌倉殿の13人」のサブテキストとして読んだ。ドラマでは疑問だった点(北条が親族や同僚を滅亡させる執念)が分る内容になっている。なるほど、北条は三浦や伊東とは同等の豪族ではなく、格下の小豪族だったのか。頼朝は信頼できる家臣がいなかったのか。
ドラマではさらっと流されていた設定の背景が分かり、鎌倉時代...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月26日
NHK大河ドラマ「鎌倉殿と13人」に刺激を受け、3冊目の永井路子を手に取りました。相当「吾妻鏡」を読み込んで、この時代の人物、相関関係を研究されてる方なので、読んでて安心感があるし、何よりめちゃくちゃ面白い。歴史って楽しいな〜と、思わせてくれる。
頼朝が鎌倉幕府を作ったわけではなく、坂東武者の力...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月29日
改めて「炎環」を読んで感心したので、理解を深める為にも本書を読む。
この時代のことに詳しいわけではないが、永井氏の人物解釈や歴史観にはなるほどと思わせるものもがある。
本書の題名は「源頼朝の世界」となっているが、内容的には北条が主役。北条一族の権力奪取の過程はすざましいので「北条の野望」とでもした...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月06日
論考というほど難しくはないけど、ちょっとホネのある歴史エッセイ集。
人物別に書かれています。「頼朝とその周辺の人びと」では、源頼朝、北条政子、比企尼と阿波局、頼家と実朝、北条義時。「逞しき東国武者」の部では、三浦一族、伊豆の軍団、武蔵七党。そして「西国の権謀家たち」として、後白河法皇、源通親、...続きを読む
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