美貌の女帝

美貌の女帝

作者名 :
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1万冊以上半額☆カドカワ祭 ゴールデン!

作品内容

壬申の乱を経て、藤原京、平城京へと目まぐるしく都が遷る激動の時代。その裏では、皇位をめぐって歴史の節目となる大変革が進行していた。繰り返される裏切り、陰湿なる策略。矢面に立たされた氷高皇女が女帝・元正天皇となり、自身のすべてを政治活動に捧げ、守り抜こうとしたものとは何だったのか――。悲劇の女帝を描いた長篇歴史小説。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
438ページ
電子版発売日
2014年10月03日
紙の本の発売
2012年12月
コンテンツ形式
EPUB

Posted by ブクログ 2016年03月19日

なぜ遷都が繰り返されたのか、なぜ四代だけ女性天皇だったのか、その答えかもしれないと思いながら読むとハマる。それにしても血統が複雑。それも原因だったのかもしれないが。元正天皇だけは独身で突出した美貌。井伊直虎のときのように妄想してしまう。こんな見方、不謹慎だろうか(笑)

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Posted by ブクログ 2013年05月01日

永井史観は説得力がありますねぇ。元明・元正帝は中継ぎとして存在感が乏しかったのですが、永井路子は蘇我系天皇としてキャラをたて、藤原系天皇との対立項とします。滅びゆく蘇我氏のプライドを守る女帝たちの生き様が凛としています。

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Posted by ブクログ 2013年04月04日

悲しくも気品のある女帝の姿にうっとりといたしました。それはなにも華やかで豪華絢爛だからではありません。むしろこの作品の主人公、元正天皇の生涯は苦難に塗れています。孤立を深めていく中、蘇我の娘としての誇りと意地をよりどころに己を滅し政(まつりごと)の世界で痛々しいまでに戦い抜く姿は感情移入をしないわけ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年03月13日

元明・元正両天皇は日本史上初めて母から娘に皇位が譲られた稀有な例の証人であり、かつ元祖スーパーキャリアウーマン親子である。

飛鳥・奈良時代に異常に女帝が多い理由を、「母系の通じて天皇家における蘇我氏の血を死守したかったから」という点から繙いた永井氏の観察眼には驚かされた。そうか、そういう見方があっ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月07日

女性のつよさ、優しさ、儚さ。女帝として時代を背負って生きることの意味。抗うことなく立ち向かい、苦しみ、それでも戦う姿。女性の視点と強さは、凄まじい。そして逞しい。

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