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Posted by ブクログ 2012年06月01日
本棚から引っ張りだして再読。大河ドラマを見るために読み返す。
古本市で買ったので、かなりの古さ。昭和47年に書かれたもので、戦争を体験した女性たちと平家の女性たちをダブらせて書いてある。
平家物語にはあまり女性がでてこないらしいが、その少ない人たちにスポットを当てて書いてあり、かなり興味深かった。
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Posted by ブクログ 2020年10月29日
全くの理系人間だった私は古文だの日本史だのに苦しんだ思い出しかない。だけど、本文を現代語に訳しては状況が伝わりにくいんだという永井路子さんの言葉を読んでから、古文解読や時代背景を知識として持ってこの本を読めてたら、もっと楽しめたかもしれないと思った。
それでも、夫と離れて悲しいと涙する妻や、尊厳を...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月24日
長らく『平家物語』を食わず嫌いしてきた。
相変わらず『平家』そのものは読めていないが、こういう入門書?を手に取ろうと思っただけでも、進歩かもしれない(笑)。
大河ドラマのおかげもあって、盛盛いっぱいの平家の公達も、ようやく何人かは「固体識別」ができるようになった。
しかし、それでも、全ての人物を頭に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月13日
私にとって、平家物語はあはれの文学である。
それは、源氏物語のあはれとは少し違う。
自分の意思に関わらず、明らかに傾きつつある時代の、大きな渦に巻き込まれていった多くの人達の、時に栄華を、そして遂には偏に風の前の塵に同じ、、、を。
けれど、やはり男側から見る平家物語は軍記物としての色合いの方が強...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月29日
祇王・祇女、仏御前、横笛、千手前、二后、健礼門院、二位尼……
『平家物語』に登場してくる、名脇役から主役級までの女性たちについて、小説家・永井路子が解説してくれています。
作中の女性たちの実在不在がどうなのか、また彼女たちの言動が虚実どちらなのかは問題にせず、「なぜその役割を担わされて作品に登場して...続きを読む
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