松本俊彦の作品一覧
「松本俊彦」の「死にたいと言ってください ―保健所こころの支援係―」「酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松本俊彦」の「死にたいと言ってください ―保健所こころの支援係―」「酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
保健所って、自殺にも対応されていたのですね。知らなかった。
それにしても毎回毎回、命のかかった人相手の仕事をするなんてすごく大変な現場だなと思います。でも死のうとしている方もいつも限界まで追い詰められている人ばかり。社会そのものを変えていかなきゃいけないよな、と考えさせられる漫画でした。
Posted by ブクログ
そんな彼女が、身近にいる。
ODの後、周りは彼女が腫れ物になったかのように接する。
にもかかわらず、彼女自身は何事もなかったかのように、むしろOD前よりもけろりと明るく「良い子」になる。
彼女の周りの多くの人が、そこに戸惑っていた。
「なかったこと」にはとても出来ない。でも今彼女は「落ち着いている」ようにみえる。どこに「ふとしたはずみ」が転がっているのかわからない。
彼女を大切に思う周りの人たちは、芯から安らぐという心の状態から果てしなく遠ざかってしまう。
この本を読んで、彼女のOD後の心情に、ほんの少しだけかもしれないが近づけたように思う。
今までのODやリスカの本とは明らかに異なる。
今
Posted by ブクログ
困った子は困っている子
この言葉がすごく印象的だった。
昔教室で悪さばっかりして先生も泣かしてた子、学童終わりにお母さんがその子をおうちに一緒に車で送っても、いつもその子の家は夜になっても誰もいなかったのがすごくこわかったのを思い出した。
あの子は転校して行ったけどそのあとどうなったんだろう、シンナー吸って歯がボロボロだった先輩はどうなったんだろう、あの子は本当は摂食障害だったのかな、色んなことを思い出して考え直した本だった。
依存はいつも私たちの人生にぴったりくっついてはいるんだろうと思う。依存性になるか、嗜好で終わらせられるか、私だって危なかった時がたくさんあった
誰にでも起こりうるか