ユヴァル・ノア・ハラリの作品一覧
「ユヴァル・ノア・ハラリ」の「サピエンス全史 上下合本版」「ホモ・デウス 上下合本版 テクノロジーとサピエンスの未来」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ユヴァル・ノア・ハラリ」の「サピエンス全史 上下合本版」「ホモ・デウス 上下合本版 テクノロジーとサピエンスの未来」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
上巻に続き、無知を認めたことが正しい知識を得ようと動き出した科学革命、投資という資本主義の考え方、それによって発展した産業。
エネルギーを動力に変換することを身につけ、産業にも戦争にも使われたことで、最終的には現代の平和について読み解かれていた。
2002年の世界の死者数の割合が興味深く、戦死した人の数は交通事故で亡くなった人数と同じであり、自殺者数よりも少ないという。
家族などのコミュニティよりも国家の方が強く、守ってくれるようになった現代では、家族で助け合い、守り、解決していくことが希薄となった。国家の助けはあるものの、個を感じるのは幸福度に影響しそうだ。恵まれていれば幸せな訳ではな
Posted by ブクログ
人類史の読み解き方が違って、今まで習ってきた歴史のパーツが新しい形で結びつく感覚だった。
狩猟民族から農耕民族への転換がもたらした生きづらさを人類は稲や小麦などの植物に支配されたと表現しているのも面白い。
一神教は多くの人を統一して従わせる方法であり、さらに金銭は言語も文化も違う人々を統一して従わせたホモサピエンスの虚構だと表現していた。
我々は、確かに価値を想像できる。想像したものを信用して生活や仕事ができる。それが他の生物明らかに違うところだと理解した。ただ、進化はより良い方向にだけ進む訳ではないことも同時に頭に入れておきたいところである。