山岸真の作品一覧
「山岸真」の「ビット・プレイヤー」「アロウズ・オブ・タイム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
やっぱイーガン面白いです、、短編集どれも質が高い〜〜
新・口笛テスト
一話目からストライク笑。毎回思うんだけど、イーガンって結構音楽とか美術とか好きだよね笑
…曲が人々の心の中でなんらかの消費財や企業名としっかり結びつけられてしまったら、曲そのものを楽しむときになにかが失われてしまうことは確実だ。…(p.20)
…いまでもほかの音楽に耳を傾けることはできるが、いちばん忘れようのない曲でさえ、自力では思いだすのがむずかしくなっていて(「山の王の宮殿で」や「ワルキューレの騎行」を数小節口笛で吹けといわれても、応じられなかっただろう) (p.26) - チョイスこの2曲なんだという!
ユージーン
Posted by ブクログ
基本的に何が書いてあってみんな何を言ってんのかさっぱり分からんと思いながら読み進めましたが、ストーリーで何が目的で何が起こるのか、原因は何か、という部分についてはある程度理解できるような作りだったような印象を持ちました。
例えば独自の単位や独自存在の無説明の登場、当たり前にあるものなのだからわざわざ説明しない語り口に面食らいましたがそれも読み進めていくうちに、ああ前言ってたアレの事ねとなる設計だったように感じます。
キャラクターも魅力的であり、特に序盤の初期ヤチマとイノシロウ、ガブリエル、ブランカのやり取りは記憶に強く残る場面だと思います。
物理や数学についてはやはりてんでさっぱりなので、読み
Posted by ブクログ
ひゃーめちゃくちゃ面白かった!
上巻は人格コピーの倫理的問題提起や現世から離れた永遠が可能な新しい宇宙が可能である理論的な説明に終始する。
下巻では、現世から隔絶された完全に閉じた新しい永遠の聖域が完成し、そこで計算機上の新しい宇宙にできた知的生命体の観察・研究に話が移る。知的生命体が世界の構造を説明し始め、理論が量子力学に移ったとき、自分たちが計算機上の存在であることを否定する強い理論が完成すると同時に、永遠の聖域は崩壊を始め、聖域の人類は新たな聖域へと逃避する。
これは神と人類のSFメタファーなんだと思う。人類が量子力学に手を染めたときに神は死んだということなんだろう。それを物理学を
Posted by ブクログ
短編集ということもあり長編と比べると、小難しい物理とか数学の話が(比較的)少なく、イーガンの持つ人間観や未来像などがどのようなものかを理解するためには非常に読みやすかったです。
特に表題作は、イーガンの科学至上主義が非常によく現れた作品であるかと思います。ある夫婦の受難を、物理的にだけでなく精神的にも科学でもって和らげる様は、テクノロジーが進歩した未来では科学は宗教に取って代わられる、ということを説得力をもって語っているかと(反面、その科学の確実性を否定してまで救いを求める人間らしさも描かれている)。それに加えて、物語全体を通して見るとよくある家族問題でしかない、というのも作者が、AIが知性