佐藤青南の作品一覧
「佐藤青南」の「不純正律」「行動心理捜査官・楯岡絵麻」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐藤青南」の「不純正律」「行動心理捜査官・楯岡絵麻」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
はじめの部分はあまり慣れなかった。
どういう形で物語が進んでいくのか読めず、核心もなかなかでてこない。
少女の虐待についてのさまざまなひとの証言らしいことがわかると、次第に早く次へ次へとのめり込んでいった。
少女が殺された話かと思ったが、
もしかしたら違うかもしれないと勘ぐりはじめ
誰が殺されたのかは終盤までわからず、
ただ、まあ多分アイツが死ぬんだろうなという予測がだんだんつく。
自分含め、おそらく多くの読者のその予想は当たることになるが
まさか殺人がその1件だけじゃなかったことは予想外だった。そしてそれに手を下した人物も。
悲しく、そしてゾッとする結末。
あまりにも救われない物語。
Posted by ブクログ
小説は、色んな人の見方・考え方を感じれるなと気付く作品。
それゆえに、物事に真実はなく、誰がどう切り取ったかによるものなのだなと感じた。
物語の軸は、1本の筋が通っておりわかりやすい。
様々な人から語られるストーリーが、まるで自分がその人と対話しているような錯覚を覚える。
最終章が「連鎖」とあるように、終わり方は少し闇を残す形となっている。
最後のストーリーでは、
最後の一文までは、幸せな家庭を築いていると感じられた。
だが、
・友人を職場のおばさまを排除するための鉄砲玉にしたこと
・小学校からの友人が同棲して幸せな生活を送っていたこと。その後、魔王を倒してもらうほどの恩人になったこ
Posted by ブクログ
ただただ切ない。これはハッピーエンドなのか?
身勝手な大人のせいでふたりの子供が殺人鬼になってしまった。ふたりはくっつくと思ってたけど亜紀は別の人と結婚をした。小さい頃から亜紀のために頑張ってきて杉本を殺すことまでした彼が無念で切ない。そして前に奥さんに似てる子供と旦那さんと暮らしてる亜紀はほんとに幸せなのか?幸せとは家族とは、考えさせられる作品だった。
・アビューズとは虐待を意味する医学用語です。
・児童相談所には「四十八時間ルール」というものが存在します。虐待の通報ば受けたら、四十八時間以内に児童に接触するというきまりです。
・「助けるけんな、おじちゃんが、必ず助ける」
・児童福祉