火車作品一覧

  • 色違いのトランプ
    3.7
    「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。 日本エンターテインメントの最前線&最高峰! 日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIによる奇跡のプロジェクト「はじめての」。 その第四弾となるYOASOBIの楽曲「セブンティーン」の原作となった、宮部みゆき氏の小説「色違いのトランプ  はじめて容疑者になったときに読む物語」を電子書籍で単独配信! 〈あらすじ〉 並行世界で起きたテロへの関与を疑われ、捕らわれた愛娘の夏穂。宗一は夏穂を救いに、単身、もう一つの〝鏡界〞へと向かう。 ※漢字にはルビを多めにふっています。 作家のファンはもちろん、全ての世代の方々に楽しんで頂ける、「はじめての」読書にもお勧めしたい小説になりました。 ■YOASOBIからのメッセージ 4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。 (YOASOBI composer Ayase) はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。 (YOASOBI vocal ikura) ■著者からのメッセージ いつも物語をつくる時は、そのイメージに合った音楽を探すようにしています。ぴったりな音楽が見つかれば、その音楽が私を正しい方向に導いてくれるからです。今回はまず物語が先にあり、そこから音楽が誕生するという企画で、私にはまったく新しい経験に、胸が高鳴っています。 (宮部みゆき) ■著者プロフィール 宮部みゆき(みやべ・みゆき) 1960年東京都生まれ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、1993年『火車』で山本周五郎賞、1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、1999年『理由』で直木三十五賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。他の著書に『ソロモンの偽証』『ブレイブ・ストーリー』など。時代小説、SF、ファンタジーからホラーまで、様々なジャンルの作品に多数のファンを持つ。
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かまいたち、火車、姑獲鳥(うぶめ)、ぬらりひょん――。あふれる想像力と類まれなる画力で、さまざまな妖怪の姿を伝えた江戸の絵師・鳥山石燕。その妖怪画集全点を、コンパクトに収録した必見の一冊!
  • 半熟忍法帳 (新装版) 1
    無料あり
    -
    全9巻0~440円 (税込)
    ちょっとエッチな少年忍者、雷太と火車忍群の仲間たち4人組は毎日ドタバタ修行中!敵のセクシーお姉さん・沙霧や、謎の忍者・月影も登場し、今日もセクシーなトラブルが止まらない!?
  • あやかし浮世絵導師【分冊版】 1
    無料あり
    -
    江戸時代後期──絵を描くことがたまらなく大好きな少年・中島鉄蔵は、父・中島伊勢と同じ鏡師の道に進まざるを得ない状況に悩んでいた。そんなとき強大な妖怪・火車が伊勢邸を急襲!! 瀕死の父と恐ろしき火車の凄絶な戦いを前に、鉄蔵は──!?  町人文化全盛の江戸を舞台に、葛飾北斎をはじめとする実在した浮世絵師たちが魑魅魍魎を絵で封じて戦う、狂気絢爛な爆裂時代劇バトル、ここに開戦!! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
  • あなたが怪
    4.3
    濡れ女、山童、しょうけら、わうわう、火車、ぬっぺっぽうなど、70(仮)の妖怪たちを描いたコミックエッセイ。怪談雑誌『幽』連載に書き下ろしを多数加えて出版。あなたの周りの怪しい出来事は妖怪たちの仕業?笑いとユーモアをちりばめて、現代の日常的怪異を妖怪になぞらえて描いた快作。
  • あやかし浮世絵導師 1
    -
    江戸時代後期──絵を描くことがたまらなく大好きな少年・中島鉄蔵は、父・中島伊勢と同じ鏡師の道に進まざるを得ない状況に悩んでいた。そんなとき強大な妖怪・火車が伊勢邸を急襲!! 瀕死の父と恐ろしき火車の凄絶な戦いを前に、鉄蔵は──!?  町人文化全盛の江戸を舞台に、葛飾北斎をはじめとする実在した浮世絵師たちが魑魅魍魎を絵で封じて戦う、狂気絢爛な爆裂時代劇バトル、ここに開戦!!
  • 月下の黒龍 浮雲心霊奇譚
    4.0
    霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲は、土方歳三とともに京へと旅をしていた。 浮雲は箱根で遼太郎と名乗る謎の青年と出会う。 遼太郎は幽霊に憑かれやすい性質で、様々な怪異を引き寄せてしまう。 浮かぶ生首、干からびた死体、そして生贄を求める龍。 次々と迫る怪異の謎を調べるうちに、浮雲たちは秘められた哀しみと愛にふれていく…… そして明らかになる遼太郎の恐るべき正体とは―― 鮮烈な剣戟と、華麗な謎解き。 幕末ホラーミステリの傑作。
  • 浮雲心霊奇譚 赤眼の理
    3.6
    1~7巻572~781円 (税込)
    時は江戸末期。絵師を目指す青年・八十八は、夜道で幽霊に出くわして以来、奇妙な行動を取るようになった姉を救うため、憑きもの落としの名人に会いに行く。肌が異様に白く、両眼を覆うように赤い布を巻いた男。名を、浮雲という。布の下に隠した赤い両眼で死者の魂が見えるという破天荒な浮雲と行動を共にするうち、八十八の前には新たな世界が見えてきた――。幕末ミステリー、堂々開幕!
  • 雨月妖怪図鑑
    完結
    -
    昔々、まだ妖怪が生息していた頃、人々は時おり彼らと遭遇してしまい、恐怖におののいていた。そんな時代に一人の自称、天才妖怪博士「雨月春風」がいた。妖怪博士を名乗りながらも家に棲みつく可愛い座敷わらししか見たことがなかったのだが……ある日、遊郭で一番の売れっ娘の後頭部に大きな口が現れた!妖怪、二口女だ!と歓喜する妖怪博士。その後、遊郭を離れ見せ物小屋で働く二口女だったが…!?他にもぬらりひょん、一ツ目小僧、火車などメジャーな妖怪が多数登場するホラー作家・月森雅子の妖怪作品傑作集!!
  • カシャの森 1巻
    -
    長く生きた猫は妖になり、妖となった化け猫たちが集まると、罪人を地獄へ送る「火車(カシャ)」になる——。 下級武士の礼生(レオ)は、異国の血を受け継ぐ容姿のため異端児扱いされている。そんな礼生に、繰り返し自らの「カシャ猫封印」の話をしてくれた玄じいの遺体が消えた……! 真実を知るため、妖が蠢く森へ、己の真を信じて立ち向かう! 東北に伝わる「化け猫伝説」をもとに、少年と化け猫の魂の共闘と絆を描いた時代劇風ファンタジー。猫好き必見です! ※作家個人で公開していたWeb漫画作品を電子書籍版として配信。※本商品は過去に他出版社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 公事宿 裏始末 火車廻る
    1.0
    悪人どもを地獄に運ぶ燃えさかる「火車」、動かすのは公事師たち 秋川藩勘定役の父から家督を継ぐ寸前、その父が無実の罪で切腹を命じられた。さらに己の身にも刺客が迫り、母の命も……。矢野数馬と名を変えた若き剣士は故郷を離れ、江戸に逃れた。数馬の目が「公事宿暁屋」の看板にとまった。庶民の訴証を扱う宿である。ふとしたことからこの宿に居つくことになった数馬は……。
  • 黒猫クインキャット(1)
    完結
    -
    黒猫――彼らが不吉だとされているのは単なるジンクスからではない。何かしらの不可思議な力を有しているからだ。「火車」「シュレーディンガーの猫」「百万回死んだねこ」「長靴をはいた猫」、そして吾輩は――。
  • こちら妖怪新聞社!(1) 妖怪記者ミラ、誕生
    4.3
    安堂ミラは、自分ではまったく気がついていないけれど、ちょっぴり霊感の強い女の子。ミラのパパがある日きゅうにいなくなって、ミラは捜索をすることに。どうやら、事件の背後には妖怪がいるみたいで、ミラは霊感を見こまれて、「妖かし新聞」の記者として事件をさぐることになってしまう……!?妖怪からパパをたすけることができるのか?ドキドキの妖怪ミステリー誕生!!
  • 白河氷翠のひめごと
    -
    妖怪や人外の存在が世間に受け入れられて数十年。炎熱使いの〈火車〉紅城輝明のクラスに転校生がやってきた。妖艶にして冷笑的な〈雪女〉、しかし内心では友達が作りたい女の子――白河氷翠(隠れ巨乳)。氷翠の素顔を知った輝明は、友だち作りに協力することに。だけど〈雪女〉は炎熱使いと属性が真逆のため、輝明が近くにいると体が火照って変な気分に……!?
  • 新刊めったくたガイド大全
    3.5
    『自由への逃亡』、『岳物語』、『火車』、『新宿鮫』、『いまひとたびの』などなど……。読んで読んで読みまくった16年。名もない本、埋もれた傑作が今よみがえる。ジャンルを超えたおもしろ本を集めた、本を愛するすべての人におくる決定版読書ガイド。「本の雑誌」の名物コーナー「新刊めったくたガイド」をまとめた書評集。
  • すごいぜ!! 日本妖怪びっくり図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スゴすぎ! イガイすぎ! オモシロすぎ! きみの知らない超ふしぎ世界 ○○すぎる妖怪たち100種のひみつがすべてわかる! 有名妖怪からあまり知られていない妖怪まで、全国各地の妖怪をバラエティ豊かに、 イラストをメインに多数紹介するビジュアル図鑑です。 “○○すぎる妖怪”という切り口で10カテゴリーに分類して構成、 トータル100体収録しています。 また、子どもたちが大好きなゲームの“カード”風の見せ方により、 各妖怪のスペックなどのデータも掲載。 さらに、著者による「妖怪取材ノート」「妖怪なんでも相談室」といった記事も 織り交ぜています。 子どもたちが妖怪について知るだけでなく、本書を通じて日本の地理や歴史、 文化にも親しめるような一冊です(総ルビ仕様)。 【主な内容】 ◎妖怪ってなに? ◎第1章 コワすぎる妖怪たち 一本ダタラ/コワイ/朱の盤/清姫/火車/ガゴゼ/ノヅチ/猫股/羽犬/山姥/サトリ/ トモカヅキ/くねくね/衣蛸/人魚 ◎第2章 ナゾすぎる妖怪たち うわん/麻桶の毛/ナカネコゾウ/小豆洗い/夜行さん/くだん/ヒトクサイ/ ちんちん小袴/おとろし/尻はぐり/千年もぐら/カシャンポ/枕返し/チンチロリ/ ぺろり太郎/ぬらりひょん/カラスおじさん/座敷童/油すまし ◎第3章 ツヨすぎる妖怪たち ヤマタノオロチ/牛鬼/アカラガシラ/金長狸/酒呑童子/土蜘蛛/玉藻前/天狗 ◎第4章 ブキミすぎる妖怪たち 手長足長/手の目/カイナデ/ぬっぺっぽう/オウテクレババ/毛羽毛現/納戸婆/ チラ見小僧 ◎第5章 カワイすぎる妖怪たち べとべとさん/クサビラ/のた坊主/スネコスリ/袖引き小僧/キジムナー ◎第6章 ジミすぎる妖怪たち スミツケ/ヌリカベ/赤子/青女房/白粉婆/家鳴/夜雀/煙々羅/頬撫で/カマイタチ ◎第7章 セツナすぎる妖怪たち 鵺/加牟波理入道/ジャンジャン火/お菊虫/モクリコクリ/たたりもっけ/岩魚坊主/ 算盤坊主/ウブメ/三の丸蛙 ◎第8章 アリガタすぎる妖怪たち 白澤/髪切/垢なめ/センポクカンポク/静か餅/送り狼/金玉/獏 ◎第9章 ワルすぎる妖怪たち 蟹坊主/ダル/パウチカムイ/蛤女房/肉吸い/貧乏神/シングリマクリ ◎第10章 マヌケすぎる妖怪たち びろーん/タンタンコロリン/泥田坊/寝肥り/臼負い婆/付紐小僧/豆腐小僧/ オッケルイベ/河童 ◎妖怪取材ノート no.1 ナカネコゾウが出没する峠 no.2 「天狗の詫び状」が届いた寺 no.3 鵺の退治に力を貸した神社 no.4 鬼のエピソード満載の神社 no.5 河童の手を今に伝える寺院 ◎妖怪なんでも相談室 相談1 妖怪に会ってみたいのですが、どうすればいいでしょうか? 相談2 この間、テレビで妖怪を見ました。あれって本物が映っているんですか? 相談3 コワい妖怪やブキミな妖怪には、正直会いたくありません。 絶対に会わない方法を教えてください。 相談4 コワい妖怪やワルい妖怪が出てきたら、自分でやっつけてやりたいと思います。 いい方法はありますか? 相談5 学校で怖い話がはやっています。学校の怪談に出てくるオバケも妖怪なんですか? 相談6 宿題をやろうと思っても、すぐにほかのことに気が散ってしまって、 気づいたら時間がたっています。たぶん、妖怪のせいだと思います。 どうすればいいでしょうか? ……etc.
  • 【全6巻合本版】宮脇俊三鉄道紀行全集
    値引きあり
    -
    〈第1巻〉 『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』『汽車旅12カ月』 月報1/「快い文学」(吉村昭)、「宮脇俊三さんのこと」(種村直樹)、「〈連載〉近くにも旅はある(1) 横川駅と旧沓掛駅」(宮脇俊三) 〈第2巻〉 『増補版 時刻表昭和史』『時刻表おくのほそ道』『終着駅へ行ってきます』 月報2/「宮脇さんと汽車」(北杜夫)、「『時刻表戦後史』をお願いできませんか。」(原田勝正)、「〈連載〉(2) 小江戸号と川越」 〈第3巻〉 『旅の終りは個室寝台車』『線路のない時刻表』『失われた鉄道を求めて』『途中下車の味』 月報3/「鉄道趣味の世界と宮脇さん」(和久田康雄)、「『鬼軍曹』は語る」(中村彰彦)、「〈連載〉(3) 東京湾岸一周」 〈第4巻〉 『シベリア鉄道9400キロ』『中国火車旅行』『インド鉄道紀行』 月報4/「市電切符リレー」(小池滋)、「宮脇さんの懐しい旅」(川本三郎)、「〈連載〉(4) ゆりかもめ、水上バス、国技館」 〈第5巻〉 『台湾鉄路千公里』『椰子が笑う 汽車は行く』『汽車旅は地球の果てへ』『韓国・サハリン鉄道紀行』 月報5/「シグナルは青」(青木玉)、「宮脇さんと海外鉄道紀行」(青木栄一)、「〈連載〉(5) 舟運の商都、栃木市」 〈第6巻〉 『時刻表ひとり旅(抄)』『終着駅は始発駅(抄)』『汽車との散歩(抄)』『鉄道旅行のたのしみ(抄)』『車窓はテレビより面白い(抄)』『日本探見二泊三日(抄)』『旅は自由席(抄)』『夢の山岳鉄道(抄)』『線路の果てに旅がある(抄)』、自筆年譜、著作一覧 月報6/「小学校時代と宮脇俊三君」(田村明)、「中央公論社時代の宮脇さん」(藤田良一)、「〈連載〉(6) 水郷の鉄道周遊」
  • 旅と鉄道 2014年 1月号 鉄道富獄百景
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鉄道富嶽百景 松尾スズキ 桐生典子 熱烈! 台湾火車旅行 寝台列車「あけぼの」 【巻頭MAP】 世界遺産・富士の恵みと鉄道MAP 【巻頭特集】 鉄道富嶽百景 ●“おらが富士山"鉄道 ・1泊2日で8峰をめぐる “おらが富士山”挑戦記 ・鉄道スペシャルプラン “おらが富士山”を巡る新春鉄道旅 ●富士山麓、ぐるり一周。鉄道富士講の旅 文/松尾スズキ ●東海道富士見路線めぐり ―私だけの“富嶽百景” 文/桐生典子 ●御殿場線ものがたり ・吉田初三郎が描いた御殿場線 ・鉄道トリビア―御殿場線7不思議 ・御殿場線を読む―文学者が描いた「本線時代」 ●東京鉄道富士百景 ●高鉄345km、鉄道総延長約1700kmの魅力 「熱烈! 台湾火車旅行」 ●櫻井寛 ようこそ! 世界の夢列車へ 「ムグンファ号」でローカル線をゆく ●がんばれ! 第三セクター 大きな自然の“おもてなし”野岩鉄道 などなど。 その他にも、富士山が見える路線ランキングや、乗り鉄道具学など、 特集コンテンツ、レギュラーコンテンツともに充実したラインナップです!
  • 大剣豪
    3.0
    次々と剣の達人が現れて繰りひろげる、名勝負の結末は? 座火車、殺傷陣、秘剣が飛び交う、書き下ろし表題作「大剣豪」。左前丹前、起抜狂四郎ら、時代劇のヒーローをパロディーにした「ザ・チャンバラ」など、ひと味ちがった清水流時代小説全10編の笑いと感動。傑作アンソロジー。
  • 花咲家の怪
    値引きあり
    4.4
    鍵盤に手を置くと指が自然とメロディーを奏でる。弾けないはずのピアノなのに、まるで魔法のように。そして桂は思い出す。会えないはずの少女に会った記憶を(「別れの曲」)。かすみ草を使って優しいお見舞いの花束をつくる木太郎。届け先は老いたパティシエがひとり住まう家。彼には遠い日に亡くした愛娘がいた(「火車」)。哀切で愛らしく、ほのかに怖い短篇集。
  • 半熟忍法帳 1巻
    4.5
    1~9巻660円 (税込)
    時は戦国、嵐の時代…。かどうかは知れず、豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃…かどうかも定かではない…。いや、そもも秀吉がいたかどうかもわからない、そんな時代。この物語は、零細忍者集団火車忍軍にて修行に励む、忍者4人の悪戦苦闘の物語である…。
  • 百鬼解読
    値引きあり
    3.9
    不気味に魅了する妖怪たちの正体! 希代の妖怪案内書――妖怪とは何か? いかにその名と姿を与えられ、今に伝えられてきたのか? 姑獲鳥、魍魎、火車、絡新婦、ひょうすべ……京極夏彦の「妖怪シリーズ」に登場する妖しきものどもを網羅、解読し、学問的に位置づけた驚異のガイドブック。妖怪世界の奥深い魅力へと誘う、初心者から研究者まで必読の一冊。
  • 福田和也の「文章教室」
    NEW
    5.0
    ●小説新人賞に応募したい。●面白い論文を書きたい。●ブログをブラッシュアップしたい。――「情報の羅列」を「読ませる文章」に磨くテクニック。これぞ福田流文章術の「極意」! <本書の主な内容> 1.読む力――書くために読む!  『電車男』  『ニート』絲山秋子  『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹  『くっすん大黒』町田康  『蹴りたい背中』綿矢りさ  『火車』宮部みゆき  『蛇を踏む』川上弘美  『父の詫び状』向田邦子  『フィジーの小人』村上龍  『枯木灘』中上健次  『金閣寺』三島由紀夫 2.書く力  垂れ流しの文章はなぜダメなのか  「プロの文章」を目指す  文章上達に必要な3つの要素  「書く力」実践編 3.調べる力  「美智子妃のルーツ」現地取材&福田流資料収集法を公開! 【資料編】  パソコンソフト、事典、辞書、インターネットサイト
  • 鳳凰堂みりあは働かない!
    4.3
    火車ヒイロは実直、マジメな高校一年生。超ド級貧乏であることをのぞいては、いたって普通の男子だ(将来は公務員になりたい)。対する鳳凰堂みりあは富豪一家の娘で、自らも画商として稼ぐビバ!上流階級なお嬢さま。大胆でかわいいみりあは一気にクラスの人気者になるかに見えたけれど、彼女が自己紹介で言い放った一言は……「働いたら負けだと思ってる」。よく意味も理解せずニートになりたいと言い出したみりあは実社会に詳しいヒイロに目をつけ、ニート道への指南をあおぐのだった!働きたくないお嬢さまが暴れだす、ニート系ラブコメディ登場!(ってかニート系ってなに)
  • 焔のシグナティス
    4.0
    風の神を祭る神社の跡取り息子、早風。彼は、バイト帰りに見たこともない化け物と戦う黒髪の少女、こよりと出逢う。彼女は、死者の魂を運ぶ組織、その名も「火車執行隊」に属する妖怪だった! 早風はひょんなことからこよりのパートナーとして、魂の回収を手伝うことになる。さらに、この任務が終わるまで、こよりを早風の家に住まわせることになってしまった。そんなある日、学校で奇妙な事件が起こっていることを聞くが……。あやかしの少女と風の力を持つ少年のバトルストーリー。「冥閣府の規定により、おまえを始末する!!」
  • 宮脇俊三 電子全集1 「時刻表2万キロ/汽車旅12ヵ月」
    5.0
    鉄道紀行作家誕生! 宮脇俊三のデビュー作『時刻表2万キロ』と、初期作『汽車旅12ヵ月』の2作品を収録。 『時刻表2万キロ』は宮脇俊三のデビュー作で、中央公論社退社後10日目の1978年に河出書房新社より刊行された。これは中央公論編集長から常務取締役まで務めあげ、名編集者と評価された宮脇が、社業と趣味を厳格に分け隔てた結果であった。当初、作家として自立できるかどうかいささかの不安もないではなかったが、作品の評価は高く、宮脇の描く鉄道紀行への原稿依頼は順調に続いていった。本書は、会社員として週末という限られた時間を使いローカル線に乗り続け、乗り残していた国鉄の路線が2700キロになったころに国鉄全線完乗を心に決め、その完乗までを綴った紀行文である。『時刻表2万キロ』刊行後その反響は大きく、順調に版を重ねていく。原稿依頼も着実に増え、同年雑誌『潮』に『汽車旅12ヵ月』の連載を始める。「私には故郷がない」で始まる1月から、季節によって印象の変わる旅の姿を鉄道旅行に力点を置いて歳時記風に綴った鉄道紀行が本書である。 付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点 【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • モンスターにされた生き物たち 妖怪・怪物の正体とは?
    3.8
    彼らはなぜ生まれ、恐れられたのか 異形の者たちの本当の姿と人間の豊かな想像力に関する55のエッセイ 《正体をあばかれるモンスターたち》 サイクロプス   凶暴な一つ目の巨人 かまいたち    突如手足の皮膚を切り裂く 狢(むじな)   目も鼻も口もない顔 野襖(のぶすま) 顔に飛びつき窒息死させる 火車       死者の亡骸を墓場から奪う あまびえ     江戸から伝わる疫病よけ 麒麟       良い政治のときに現れる シーサーペント  鯨を負かす巨大なウミヘビ ツチノコ     1970年代に一大ブームになった ネッシー     20世紀最大のミステリー ……他、全55! 河合真維・イラスト
  • 連理の火車
    -
    1巻495円 (税込)
    地獄の悪鬼よりも恐ろしい女の怨念。彼女は激しい愛で男を焼き尽くす。井出智香恵先生の「連理の火車」が登場!

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