ちさかあやの作品一覧
「ちさかあや」の「あやかし浮世絵導師」「あやかし浮世絵導師【分冊版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
江戸農書漫画、第4巻にして最終巻となってしまいました。
最終話の話の畳み方が急な感じで、打ち切り? とも思いましたが、物語自体はきちんと完結しています。
流しのプロ営農集団の話など、更に掘り下げて読みたかったエピソードもあるので、これでおしまいなのはかなり惜しいという気持ちでいっぱいです。
個人的にはお城での水耕栽培の回で、現代では当たり前の植物の生長に合わせた液肥の成分(チッ素、リン酸、カリウム)の配合を無理やり登場させるのではなく、当時の技術ではそれらの成分の解析ができないので水耕栽培は実現不可能です、ごめんなさい、と正直にメジロ殿に言わせる展開に好感が持てました。
またどこかで続きやスピ
Posted by ブクログ
江戸時代の信州を舞台にした、異色の(と言って支障ないと思う)農学ミステリ時代劇漫画です。
学究肌で農業実践の成果を農書としてまとめる夢を抱く郡奉行の目白が、農政担当の行政官として農民の苦闘に寄り添い、農業に関する多様な問題の解決に取り組む姿を劇画タッチで描く物語、と書いてしまうと固そうなイメージですが、前述の通りミステリタッチで展開されるので、とても面白く読むことができます。
1巻だけでも土壌肥料、病虫害、作物栽培、農村工学、食物学と多岐にわたるテーマが採り上げられていて、「農学」という学術分野の多様性に触れることのできる作品でもあります。
それにしても研究にのめり込み行方不明になりがちな目白