鬼談の検索結果
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鬼談 人形師雨月の百物語 超合本版
人形師・北村雨月の家には、親友の怪奇作家・石田豪成と秘書の斎川杏子が居候している。ある日、杏子は雨月に「修理をお願いしたい」という人形を女性から預かった。だが、その人形の箱の中から女のうめき声が聞こえ、声の正体を雨月と豪成がつきつめていくと、意外な真実が明らかになり……!? ときに怨みから、ときに未練から……この世をさまよう霊魂を、人形師・雨月がヒトガタをもって救い出す、怪異絵巻「鬼談」シリーズ続編。 -
四ツ山鬼談
「これを、漆喰に混ぜて塗れ」 依頼主から左官に渡されたのは小さな白磁の壺。 仕事は「ある家」の外壁の塗り直し。 「家の中には入ってはならん」 何が見えても聞こえても。 熊本県荒尾市。かつての炭鉱と競馬場と干潟の町。 雨が降れば、土地に染み付いた念が湿った煤の匂いとともに立ち昇る。 町のそこかしこに潜み、たたずみ、彷徨う黒い人。 「夜行堂奇譚」の著者が故郷を舞台に描く、奇怪な幻燈のごとき怪異譚。 これは、鬼の話である――。 ・「囁く家」 漆喰の塗り直しを頼まれた左官。そこは入った者の命をとる死霊憑きの家 ・「ひそむ鬼」 離れの床下には鬼がいる…鬼の写真を撮ることにとり憑かれた伯父の家の秘密 ・「箪笥の煤」 抽斗を開けた者は肺を病んで死ぬ。祖母が弔う祟りの桐箪笥の由来 ・「ヤマから響く声」 亡き叔母の日記。そこに綴られたのは庭の井戸と黒い人に纏わる恐怖の記録 ――ほか11の忌み話 -
鬼談百景
学校の七不思議にまつわる怪談やマンションの部屋で聞こえる不自然な音、真夜中に出るという噂の廃病院で見た白い人影、何度しまってもいつの間にか美術室に置かれている曰くつきの白い画布……。小野不由美が初めて手掛けた百物語。文芸評論家・千街晶之氏は「この世のあちこちに人知れず潜んでいる怪異が、不意にその姿を顕す。日常があり得ざる世界へと暗転する一瞬を確かに捉えてみせた傑作怪談」と単行本発売時、推薦文を寄せた。文庫解説を担当した稲川淳二氏は、「怪談とはどういうものかを知りたければ、この本を読めば分かります」と絶賛。「作品全体の質感を一言で表現するなら、”うっすらとした闇”です。」(解説文より)。山本周五郎賞受賞傑作ホラー『残穢』(新潮文庫)と内容がリンクしており、2作とも映像化されている。解説・稲川淳二 -
幽山鬼談
山の最恐、実話怪談。 異界に迷い込んだ者は、人智を超えた不可思議に遭遇する… 【榛名山】湖の水底からいざなう不気味な女 【谷川岳】吹雪を纏って現れる人ならざる者 【六甲山】登山道を闊歩する死者の霊 【福島県某山】禍々しき呪力が満ちた禁忌の山 古より信仰と神秘の地でありながら妖や鬼が蠢く〈山〉――国土の約七割を占めるこの〝異界〟に纏わる恐怖譚を、群馬県を代表する怪談作家・戸神重明が綴った実話集。 ・榛名山で目撃した樹間を飛び回る赤い女「森の音」 ・妙義山に現れた人命を狙う最凶の物の怪「神と陰陽の山」 ――など上州の山々に加え、 ・夜の高尾山で憑いた悪霊が自宅にも…「女子高生、霊山へ行く」 ・富士山五合目付近で遭難した一行が翌朝居た驚愕の場所「おうい!おうい!」 ・熊や鹿の死骸からなる肉と毛皮の異形が追い詰める恐怖「悪臭山」 ――など全国の山に伝わる戦慄の体験談を収録。 -
吉原妖鬼談
花の吉原は化け物だらけ!? 怖がりでちょっと頼りない手習い所の師匠・六助にはある特殊な力が… 妙なる邂逅から生まれるあやかし人情物語 生者も亡者もすべて見える「トワズ」の血を濃く受け継いだ手習い所の師匠・六助。生真面目だけが取り柄の童顔晩生で妖怪変化の類は大の苦手、そんな六助が吉原で花魁の足抜けを助けている遼天に見込まれ、彼らの仲間に加わることに。大見世の花魁・銀華に心ときめいたり、小見世の女郎・茜に揶揄われたりしながらも、次第に自分の異能を受け入れていく六助。だが銀華の部屋替え先が化け物の巣喰う廓とわかり…。 禅之助・装画 -
上毛鬼談 群魔
丸ごと1冊、群馬県の本当にあった怖い話! 群馬の怪奇案内人として怪談会やメディアで大活躍の著者が、県内で起きた怪奇事件・恐怖体験を徹底調査、全力取材で書き下ろしたご当地実話怪談集。 ・昭和の頃、桐生駅そばで目撃された森の中のゾンビ。かつてそこでは悍ましい事件が…「マタンゴの森」 ・古墳に向かって投げた石が投げ返される。石にあたった者は…「高崎の古墳と銀杏の木」 ・意識を乗っ取られる高津戸峡の橋。自殺の名所の理由「美しい橋」 ・いじめで自殺した少年が掛けた壮絶な呪い。前橋の一家が背負う運命とは…「呪われた男」 ・断崖絶壁の途中で聞こえてくる幻の銃声の正体「谷川岳、死のザイル」 ……他、戦慄の35話。 -
宋代鬼談 中華幻想検死録
科挙に合格した青年・梨生は、地方へ赴任する道中、水死し鬼に転じた男・心怡と出会い、心怡が輪廻に戻るための見届け役として従者に雇うことになる。それ以降、梨生の目にはなぜか死者の亡霊が見えるように。新人官吏・梨生の仕事は、任地の帳簿管理、そして県内で発見された遺体を検死すること。そんな梨生のもとに正体不明の頭蓋骨がもたらされ、同時に謎の幽鬼が姿を見せる。折しも赴任地では数ヶ月前から行方不明者が多発しているという。骨の主はなぜ殺害されたのか? 梨生は己が目に映る幽鬼の姿を足がかりに、心怡とともに謎解きに乗り出す――。声なき死者の恨みを雪ぐ、中華幻想怪奇譚! -
南の鬼談 九州四県怪奇巡霊
摩崖仏の祟り、幻の駅舎、鰐塚山の発光体、死の禁足地… 大分、熊本、宮崎、鹿児島、九州4県で目撃・体験された戦慄の怪異譚! 【大分県】 ・当主が岩肌に掘った自作の摩崖仏を拝んでから始まる不幸の連鎖。障りを逃れるにはある儀式が…「決まりごと」 ・佐伯市に移住してきた男性は隣家の老女からある物を預かる。だが、その後不思議なことが…「鶏」 ・なぜか何度も国道十号線に出てしまい、抜けらない。その理由とは…「国道十号線」 ・別府市のトレッキングコースを探索中見つけた湯だまり。その時、背後から声が…「そこにある」 【熊本県】 ・部屋に現れた祖母の霊。彼女はしきりにひとつの質問をしてくるのだが…「海ば、見たね?」 ・偶然出会った高校時代の同級生を八代市まで乗せてあげた。以来、車の調子がおかしくて…「混む道」 ・心霊スポット巡りの帰り道、植木の道路沿いに忽然と現れる古い駅舎。駅名すら刻まれていないそれは…「断片」 【宮崎県】 ・ニシタチから少し離れた場所にある霊の出るアパート。灰色の影の正体はいったい何なのか…「目を疑う」 ・仔犬を追いかけるうちにたどり着いた高千穂町の坂道の先の神社。そこで出会った老人は奇妙な予言をする…「坂道の先に」 ・町民から何かがよっついちょる(寄り憑いている)と忌避される西都市の一家。興味本位で覗きに行った男は得体の知れぬ何かを見る…「山間に沿う」 【鹿児島県】 ・民家のウッドデッキに放置された赤ん坊の姿。一瞬で消えたそれは…「予想もしない」 ・友人と海沿いをドライブ中に見えた謎の光。途端に気分が悪くなり運転を変わってもらうが、その後とんでもないことが…「海沿い」 ・島津氏の血を引くと言われるとある一族のみに伝わる禁足地。訪れると必ず禍が…「遠い親族」(鹿児島県) ……他、心霊から神仏、河童、謎の飛行物体まで恐ろしくも奥深い、摩訶不思議な南の実話奇譚! 著者について 久田樹生 Tatsuki Hisada 作家。実話怪談蒐集家。徹底した取材に基づくルポルタージュ系怪談を得意とするガチ怖の申し子。 代表作に『犬鳴村〈小説版〉』、『「超」怖い話ベストセレクション 怪恨』、『怪談実話 刀剣奇譚』(竹書房文庫)など。 冬の「超」怖い話シリーズ及び恐怖箱アンソロジーの執筆メンバーとしても活躍、共著近刊に『「超」怖い話 子』、『恐怖箱 怪書』がある。 -
陰陽師鬼談 安倍晴明物語
天地の理をしなやかにあやつったひとりの男――安倍晴明。芦屋道満との確執、伴侶・息長姫との竜宮での出会い、そして宿命的な橋姫との契り。知られざる姿が、今、明かされる! -
鬼談(角川文庫)
愛、絆、情、欲。 執着の虜となった者たちを描く、京極小説の神髄! 藩の剣術指南役を仰せつかる桐生家に生まれた作之進には、右腕がない。 物心付いた時には、もうなかったのだ。二の腕の途中から、すっぱりとない。 これが普通だこういうものなのだと、ずっとそう思っていた。 元服の夜、作之進は父に呼び出された。 そして父は――厳かに言った。 「お前の腕を斬ったのは儂だ」 一方、柔らかで幸福な家庭で暮らす「私」は、何故か、弟を見ていると自分の中に真っ黒な何かが涌くのを感じていた。 ある日、私は見てしまう。 幼い弟の右腕を掴み、表情の無い顔で見下ろす父を。そして父は、 「これだよなあ」 と、暗い声で言ったのだった――。 過去と現在が奇妙に交錯する「鬼縁」ほか、<人と鬼>の狭間を漂う者たちを描いた全9篇。 <解説/東雅夫> -
青蛙堂鬼談
青蛙堂(せいあどう)主人から案内が来て、行ってみると、「実はこのような晩にわざわざお越しを願いましたのはほかでもございません。近頃わたくしは怪談に興味を持ちまして、ひそかに研究しております。つきましては一夕(いっせき)怪談会を催しまして、皆さまの御高話を是非拝聴いたしたいと存じておりましたところ、あたかもきょうは春の雪、怪談には雨の夜の方がふさわしいかとも存じましたが、雪の宵もまた興あることと考えまして、急に思いついてお呼び立て申したような次第でございます」ということで、一席ずつ怪談話を披露することに…綺堂の怪異談12編。