復旧 復興作品一覧

  • 「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”
    3.6
    【内容紹介】 2040年には働き手が1100万人足りなくなる―― テレビ、新聞、ネットで大反響の衝撃の未来予測シミュレーション、待望の書籍化!! 2040年には働き手が1100万人足りなくなる――。 2023年3月にリクルートワークス研究所が発表した未来予測シミュレーションは、テレビ、新聞、ネットで数多く取り上げられ、大きな反響を呼んだ。 これまで「人手不足」は企業の雇用問題として報じられてきたが、これから起ころうとしている「人手不足」は、まったく様相が異なるという。 業種別にシミュレーション結果を見ると、2040年には ・介護サービス職で25.2% ・ドライバー職で24.1% ・建設職で22.0% の人手が足りなくなる。 そうすると何が起こるのか? 宅配便の遅延が当たり前になり、ドライバー不足でコンビニやスーパーの商品の補充も毎日できなくなり、建設現場の人手不足で地方の生活道路が穴だらけになってしまう。注文したものの配送、ゴミの処理、災害からの復旧、道路の除雪、保育サービス、介護サービス……。 私たちは今、これまで当たり前に享受してきたあらゆる「生活維持サービス」の水準が低下し、消滅する危機に直面しているのである。 これから訪れる人手不足は「生活を維持するために必要な労働力を日本社会は供給できなくなるのではないか」という、生活者の問題としてわれわれの前に現れるのだ。 本書では、詳細なシミュレーションをもとに、今後われわれ日本人が直面する「労働供給制約」という不可避の社会課題を明らかにする。 もちろん、ただ危機を「座して待つ」だけではない。これから確実に直面する働き手不足の問題を解消するための4つの打ち手も提案する。 いずれの打ち手も机上論ではなく、すでに地域や個人、企業が実践しているもので、すでに芽が出ている取り組みである。 世界ではじめて人類社会の新局面に直面する日本において、働き手不足がもたらすのは「危機」だけではない。 じつは労働供給制約は、私たちに新しい働き方をもたらし、日本をまったく新しい豊かな社会に変えるための突破口になるかもしれない。 労働市場の研究者である著者が、「危機の時代」を「希望の時代」にするために筆を執った衝撃の未来予測。 【著者紹介】 [著]古屋 星斗(ふるや・しょうと) リクルートワークス研究所主任研究員 一橋大学大学院社会科学研究科を修了後、経済産業省入省。産業人材政策、福島復興、成長戦略立案などに携わる。2017年より現職。労働市場や次世代のキャリア形成研究を専門とする。著書に『ゆるい職場―若者の不安の知られざる理由』(中央公論新社)など。 [著]リクルートワークス研究所 1999年1月に設立された、株式会社リクルート内にある「人」と「組織」に関する研究機関。「一人ひとりが生き生きと働ける次世代社会の創造」を使命に掲げ、調査・研究などを実施する。 【目次抜粋】 はじめに 第1章 働き手不足1100万人の衝撃 ・生活維持のための労働力がなくなる ・20年で生産年齢人口は1428万人減 ・日本の労働力率は先進国でトップクラス 第2章 都道府県別&職種別 2040年の労働需給予測 ・ドライバーの不足率は24%【職種別シミュレーション】 ・充足率75%以下は31道府県【都道府県別シミュレーション】 ・人口67万人の島根県の需給ギャップが小さいワケ 第3章 生活維持サービスの低下と消滅 ・人材確保は最優先の経営課題 ・エッセンシャルワーカーが足りない ・顕在化する警察官、自衛官のなり手不足 第4章 働き手不足の最前線・地方企業の窮状 ・【事例1】「地元の企業同士で若者の取り合いになる」 ・【事例2】「人手不足で店を畳まざるをえない」 ・【事例3】「閑散期のはずなのに毎日仕事を断っている」 第5章 働き手不足を解消する4つの打ち手 ・労働供給制約は日本を豊かな社会に変える ・医療・介護分野は労働投入量が1.4倍に ・今、着手できる4つの解決策 第6章 解決策① 徹底的な機械化・自動化 ・省人化は賃金上昇につながる ・AIやロボットに代替不可能な業務とは ・社内の自動化のカギを握る人材の共通点 第7章 解決策② ワーキッシュアクトという選択肢 ・“本業以外の活動”が誰かを助けている ・動機は「楽しいから」「得をするから」 ・地方のほうがワーキッシュアクトが盛ん 第8章 解決策③ シニアの小さな活動 ・シニアの小さな活動が現役世代を助ける ・無償だとどんどん担い手がいなくなる ・高齢期の生活と両立する仕事・活動の3要素 第9章 解決策④ 企業のムダ改革とサポート ・週に6~7時間はムダな仕事をしている ・ムダの抽出と削減を徹底する企業が生き残る ・会社ができる労働供給制約の解決策 第10章 2040年の“新しい”働き方 ・解決策に着手すれば“10年の猶予”が生まれる ・未来予測1「消費者と労働者の境目が曖昧になる」 ・未来予測2「働き手が神様です」 ・未来予測3「労働が楽しくなる」 ・2040年の二つの日本
  • 安全な水はどう確保する? 「放射能汚染水」「水不足」「水道停止」
    -
    1巻880円 (税込)
    2011年3月11日の東日本大震災は、想定外の大津波と戦後最大の原発事故をもたらした。また東北・関東近県では生活インフラが一時機能不全に。特に水道の断水は水の買い占め騒動を生み、復旧後も水道水の放射能汚染問題など、日本の「水の安全と安定供給」が問われている。“水ジャーリスト”として数々の日本の水問題に取り組み、東日本大震災の復興政策にも参画している著者が、今われわれが直面している「水の危機」を浮き彫りにし、その危機を解決できる術を解説する。

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  • 大槌町 ここは復興最前線 ~震災復興記録写真集2017~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 メディアでは触れられない復興現場の「今」を住民目線で記録した写真集 ◆概要 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で甚大な被害を受けた大槌町。 その大槌町の中心部である町方地区の復興過程を754枚の写真で記録した写真集です。 ◆こんな人にお勧め ・東日本大震災の復興の「今」を知りたい人に ・大槌町に住んでいた人に、大槌町に関わった人に ・まちづくりを知りたい人に ◆収録内容 2017年度中に撮影した写真から537枚を選出し、収録しています。 残りの217枚については、JR山田線の復旧工事の様子、おしゃっちの上棟式、2015年からの定点観測などの写真です。 ◆注意 これは紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大する、引用することなどはできません。 また見開きでの閲覧を前提としているページが含まれるため、タブレット、PCブラウザなどでの閲覧を推奨しています。
  • 大槌町 ここは復興最前線 ~そして空と海と山に抱かれた街2018~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆概要 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で甚大な被害を受けた大槌町。 その大槌町の中心部である町方地区の復興過程を128枚の写真で記録した写真集です。 ◆こんな人にお勧め ・東日本大震災の復興の「今」を知りたい人に ・大槌町に住んでいた人に、大槌町に関わった人に ・まちづくりを知りたい人に ◆収録内容 2018年度の末、2019年1月から3月までの出来事、大槌ICの開通、大槌駅開業、三陸鉄道リアス線の開業(旧JR山田線の復旧)、2019年4月の大槌町町方地区の景色、計128枚。 岩手県沿岸南部、宮古市から陸前高田市までの名勝や景色を51枚。 ◆注意 これは紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。 文字だけを拡大する、引用することなどはできません。 また見開きでの閲覧を前提としているページが含まれるため、タブレット、PCブラウザなどでの閲覧を推奨しています。
  • 【改訂版】熊本地震体験記 震度7とはどういう地震なのか?
    -
    本書は2016年11月に発行した『熊本地震体験記 震度7とはどういう地震なのか? 』にその後の復興状況を追加した改訂版です。 2016年4月14日に発生した熊本地震。震源地の益城町に実家のある著者は地震の報を受け急遽熊本へ。そこで遭遇した深度7の本震。著者自身も被災者となり避難所生活が始まりました。 本書は熊本地震を身を持って体験した著者が、自らの体験をありのままに綴った震度7の大地震のレポートです。地震の現場で何を見て、どういう気持ちに襲われたか、そこで何を考え、どうしたか。避難所で、被災地で、復旧の現場で、著者が自身の目で見て感じたことをありのままに報告します。 地震と火山の国日本では、いつでもどこでも、そしてだれにでも起こりうる災害です。著者の体験は決して人ごとではありません。 全ての人に本書をぜひ役立ててほしいと思います。
  • 紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場
    4.3
    「この工場が死んだら、日本の出版は終わる……」絶望的状況から、奇跡の復興を果たした職人たちの知られざる闘い「8号(出版用紙を製造する巨大マシン)が止まるときは、この国の出版が倒れる時です」――2011年3月11日、宮城県石巻市の日本製紙石巻工場は津波に呑みこまれ、完全に機能停止した。製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。にもかかわらず、工場長は半年での復興を宣言。その日から、従業員たちの闘いが始まった。食料を入手するのも容易ではなく、電気もガスも水道も復旧していない状態での作業は、困難を極めた。東京の本社営業部と石巻工場の間の意見の対立さえ生まれた。だが、従業員はみな、工場のため、石巻のため、そして、出版社と本を待つ読者のために力を尽くした。震災の絶望から、工場の復興までを徹底取材した傑作ノンフィクションが待望の電子書籍化! 解説/池上彰
  • 危機管理学-社会運営とガバナンスのこれから-
    -
    日本自治体危機管理学会がこれまで研究を続けてきたテーマを集大成し、「防災・減災」「応急対応」「復旧・復興」という危機管理における旧来的課題のほか、現代の社会リスクである「不祥事対策」「レピュテーション・リスク」等について、解決方法を提唱するものである。

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  • 熊本地震 復旧から復興へ 老人総合福祉施設グリーンヒルみふね 全証言II
    -
    1巻1,188円 (税込)
    2016年(平成28年)4月14日と同年4月16日に発生した熊本大地震における社会福祉法人の実状や証言をまとめたシリーズ3部作の第2弾。 「いのちを守る」活動の次に待っていたのは、復旧や復興までの長い道のりをどのように対処するかであった。インフラの復旧とともに「平時」となりはするが、実際は生活物資やマンパワーは足りず、社会福祉法人の職員には大きな負担がかかっていく。 本書は第I部と同じように、現場責任者である施設長と職員の証言から構成されている。大災害時における社会福祉法人やその組織体制、地域の防災体制のあり方を考える。
  • 熊本地震 未来への提言 老人総合福祉施設グリーンヒルみふね 全証言III
    -
    1巻1,188円 (税込)
    熊本地震を体験した社会福祉法人が、どのように入所者や職員のいのちを守り(第1作)、震災被害から復旧・復興を果たし(第2作)、それらの教訓をどのようにして未来に生かしていくかを提言した(第3作)。著者は被災体験を全国の社会福祉法人で講演するとともに、全国の社会福祉法人と災害時の相互支援協定を結んでいく。
  • 災害行政法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 災害予防・対応・援助、災害の拡大防止、復旧・復興支援等の法制度に加え、法例・判例を概観した先端的な「災害行政法」の基本書。災害行政法とはいかなるものであるのか、その基本的な考え方とともに,近時の法改正を踏まえた最新の各種法令、判例を紹介。研究者のみならず、行政実務担当者や災害に携わる福祉関係者、自主防災組織の関係者等、多くの方にお薦めの一冊。
  • 災害とたたかう大名たち
    -
    地震・火事・水害・干魃・疫病……度重なる危機に大名たちはどう立ち向かったのか。幕府安定化に尽力した外様大藩・藤堂藩の記録を中心に、対応を読み解く。見えてきたのは、時に重い租税を課しながらも、有事には財政を傾けてまで行われる迅速な支援だった。藩主と領民との間に醸成された信頼関係は、財政強化による藩の自立の原動力となり、雄藩の登場によって、幕藩体制は終焉へと至る――時代の転換を読み解く、新視点! 【目次】 はじめに──災害からなにを学ぶか 第一部 行政としての災害復興 第一章 領民を救う藩  1 安政大地震の直撃  2 藩庫を傾けた復旧策  3 藩経営の暗黙知 第二章 戦災からの復興  1 中世の大災害  2 復興と開発の時代  3 藩の危機管理 第三章 藩公儀の誕生  1 人工の町と村  2 町の復旧  3 村の復旧  4 藩行政を支えた群像 第二部 災害が歴史を動かす 第四章 責務としての災害復旧  1 天下人の思想  2 藩の思想  3 前期明君の登場 第五章 災害と藩の自立  1 「国家」と「国民」の時代   2 災害が突きつけた難題  3 後期明君の限界  4 預治思想の終焉 むすび──流動化する国家  参考文献
  • 最新 防災・復興法制-東日本大震災を踏まえた災害予防・応急・復旧・復興制度の解説-
    -
    1巻1,925円 (税込)
    東日本大震災後に異なる省庁で整備された「防災法制」「復興法制」を、相互の整合性に配慮しつつ、東日本大震災の状況も踏まえて、災害予防、災害発生時の緊急対応・応急対策、災害後の復旧・復興対策の一連の流れで一体的に解説する。

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  • 3・11その時、それからわたしたちが伝えたかったこと:31人の声
    -
    【第15回日本自費出版文化賞第一次選考突破作品】主義や思想に関係なく、「気仙沼」と「絆、繋がり」をキーワードに、東日本大震災のその時「私」はどこにいて、なにをし、そして何を考えたのか。それからどんな行動をし、何を訴え、どのような考えを持つに至ったのか。それぞれの想いを記録し伝えていくことが、この震災に遭遇し生き残った人の責務だと思ったので、私も友人に寄稿を頼み、原稿の文言の確認など、編集の一部を手伝いました。既に様々なところから震災の体験談集や写真集・記録集などが刊行されています。もっと早くとの思いはありましたが、寄せられた様々な体験談や意見は一つ一つ皆貴重な珠玉です。これからの復旧・復興に少しでもお役にたてばと念ずるものです。(編著者山内繁氏あとがきより)

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  • 三栄ムック 職人天国 No.1
    -
    日本を支える建築従事者に送る 職人天国へようこそ 100年使える道路を造る 営業車サーキットアタック バッテリー式ドリルドライバ徹底テスト うまいコンビニ弁当はどれだ!? 職人のONとOFF 職人のソウルフードに迫る!! 職人ヨガ 200系ハイエース大研究 目次 職人通信 プレゼントコーナー THE仕事の達人 日本伝統大工道具の匠 鉋 職人着×ワークマン Daiのトラック試乗!! 復興事業 熊本 復旧ルートの現場を取材 大林組OBに聞く。 通勤快速原付2種スクーター 建築素材研究 第1回:鉄 職人探訪─左官業─ 電気工事現場を見る The Road to Success ─職人の休日─トラックRCが今熱い!! 建築現場の役割分担 基礎編 ツナギな彼女 長澤茉里奈 俺のハイエース 昼休みに出来るスマホゲーム 関東で唯一の建築中ダム 八ツ場ダムに潜入!! 裏表紙

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  • 週刊東洋経済臨時増刊 鉄道完全解明2015
    2.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2015年は、いよいよ着工した中央リニア新幹線の最新動向、北陸新幹線の開業、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」の運行終了など、鉄道関連の話 題が目白押しです。経済・ビジネスの観点からも世間の関心を集める話題満載で、ビジネスパースンとともに鉄道ファンにも納得いただける1冊です! [part 01] 新幹線インサイドストーリー P.6 北陸・北海道・長崎の次も? 拡大が進む新幹線の課題 ※1 P.12 北陸新幹線vs.在来線vs.バス 乗客争奪戦は始まるか P.14 新幹線に強い会社は? 車両メーカー別製造シェア ※2 P.16 JR東海の“華麗な変身” 驚きの企画は定着するか ※3 P.18 意外にも高スピードで走る 深夜の「0系」輸送大作戦 P.20 動き出したリニア計画 投資家が懸念するリスク P.22 新幹線を変える男(1) 安全輸送を下から支える 双葉鉄道工業社長 関 雅樹 ※1 P.26 新幹線を変える男(2) 「お掃除の奇跡」を創った男 JR東日本テクノハートTESSEI おもてなし創造部顧問 矢部輝夫 ※1 P.30 日本流で走る台湾新幹線 安全思想は根付いているか P.36 整備新幹線はなぜ時速300キロで走れないか ※3 [part 02] 世界の鉄道ビジネス異変あり P.38 スピード競争から新時代へ 高速鉄道ビジネス大転換! ※1 P.46 ビッグ3から中堅まで 欧州メーカーの経営戦略 ※1 P.50 米国大統領候補は鉄道が大嫌い ※1 P.52 中国の車両生産で稼ぐ したたかな日本メーカー P.54 世界に軸足移した日立 M&Aでビッグ3を追撃 ※1 P.56 INTERVIEW 収益力を高める方法がJRにはたくさんある SNS株式会社オーナー 堀江貴文 ※1 [part 03] 戦う在来線 P.61 首都圏新線はどうなる? 案は続出だが、本命はバスか ※1 P.64 新幹線開業で終焉迎える 北へ向かう豪華寝台列車 ※1 P.70 新幹線に経営再建を託すJR北海道が直面する難題 P.74 客数減に苦しむJR四国 活性化へ三つの処方箋 P.78 JR九州、悲願の上場へ 鉄道事業は黒字化できるか P.80 路に立つ鉄道貨物 JR貨物、赤字脱却へ改革中 ※1 P.84 運転再開相次ぐ被災路線 完全復興への道は見えたか P.88 鉄道廃止後に町が栄えた 定説覆した中標津の挑戦 P.92 最近はBRT導入が拡大中 日本にLRTは定着するか P.96 高速バス“革命児”の挑戦 赤字路線を5年で再生する ! ※3 P.98 JR・全私鉄の営業係数 東日本はより詳しく分析 P.106 編集後記 Column P.17 車内改札、各社の対応なぜ違う?  P.79 株主は鉄道会社に何を望んでいるのか ※1は『週刊東洋経済』2014年10月25日号「鉄道異変あり」、※2は14年5月31日号「リニア革命」、 ※3は東洋経済オンラインの掲載記事を加筆修正、再編成したものです。
  • 次世代エネルギーの最終戦略 使う側から変える未来
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    今や再生可能エネルギーの二大市場で技術立国・日本の存在感はないに等しい。米国が競争力をつけ、中国が台頭する風力発電では下位の世界シェアに甘んじ、かつての世界トップから転落した太陽光発電では引き離されるばかりだ。その一方で、日本がここ数年で一気に傾斜してきた原発依存体制は、福島第一原発の事故によって崩壊してしまったといっていい。 だが、それでも日本はまだ敗戦したわけではない。 なぜなら、いまわれわれはエネルギー産業の分野において、通信市場でインターネットが登場した時代と同じような時代の転換点にいるからだ。つまりシステムの起点が大型発電所から需要家へと180度ひっくり返る。この新システムを需要家主導のエネルギーシステム(DEmand Side Driven Energy System=DES2=デスツー)と呼び、本書で詳細に論じる DES2の下では、各戸に太陽光発電を搭載したニュータウン建設によって、近隣コミュニティがメガソーラー並みの発電所となることも可能になる。発電量の昼夜変動もICTを駆使したマネジメントシステムで乗り越えられる。個人におけるスマートフォンのように、世帯におけるスマートハウスとなった住宅がさまざまなビジネス機会を生み出すようになる。 あるいは再生可能エネルギーの導入によって、地方に新しい産業を興すことも可能になる。 大震災以降の日本を復興するためには、復旧だけではなく、未来を拓く新しい産業の創造が必要である。それも原発事故でエネルギー問題に苦悩する日本が、それに立ち向かい、エネルギー分野の大転換を捉えて成長産業を生み出すことができれば、日本の不滅の活力を改めて世界に知らしめることになるだろう。
  • 持続可能な社会をつくる防災教育
    -
    1巻1,045円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2011年の東日本大震災は防災・減災に関する教育が不可欠なものであることを明らかにした。過去の災害を風化させず後世に伝えていき、他地域の自然災害を自分の問題として捉えられるようになることに防災教育の意義がある。本書はこの意義とともに、復興・復旧に向けての取り組みや支援を学校においてどのように展開するかを模索したものである。
  • 「自分に自信がない人」を卒業する44のヒント
    3.0
    幼い頃から、私は特に運動ができるわけでもなく、勉強ができるわけでもなく、女の子にモテるわけでもない。逆に、「自信がない」というコンプレックスをもっている人間でした。そんな私が、曲がりなりにも県庁のトップとして、あの東日本大震災からの復旧と復興を担うことができているのは、政治家になる前の15年間(防衛大学校、自衛隊、松下政経塾)で心身を鍛錬できたからです。 ごく普通の人間である私が、何を感じ、何を自分に取り入れて「変わった」のかを読み取っていただけたら幸甚です。 【内容】 第1章 己を知る 第2章 人を知る 第3章 仕事を知る 第4章 術を知る 【著者紹介】 村井嘉浩(むらい よしひろ) 宮城県知事。1960年8月20日、大阪府豊中市生まれ。血液型B型。1984年防衛大学校(理工学専攻)を卒業し、陸上自衛官に任官。 陸上自衛隊東北方面航空隊(仙台市霞目駐屯地)に配属され、ヘリコプターパイロットとして勤務。その後自衛隊宮城地方連絡部募集課に異動。 1992年自衛隊退官後に財団法人松下政経塾(第13期)に入塾。1995年同塾を卒塾後に宮城県議会議員に立候補し初当選。 2005年まで宮城県議会議員を3期務め、同年宮城県知事選挙に出馬し当選。2011年3月に発生した東日本大震災では、発災直後から強いリーダーシップを発揮し復興の指揮にあたった。現在3期目。趣味はウォーキング。座右の銘は「天命に従って人事を尽くす」。 ※2016年7月現在
  • JICA Magazine 2023年4月号 特集:緊急支援 命に寄り添うさまざまな協力
    無料あり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 概要 自然災害だけでなく、政変・紛争や感染症といったさまざまなリスクに脆弱な開発途上国。ひとたび途上国で緊急事態が発生すると、JICAは現場のニーズをふまえて、多様な関係者とのつながりや、日本の知見などを最大限に活用した協力を迅速に行っている。本記事では、2023年2月のトルコ・シリア大地震でも派遣された国際緊急援助隊のほか、復旧・復興ステージでの政策レベルの協力から被災者の心のケアまで、JICAの緊急支援にかかる幅広い取り組みを紹介する。 コンテンツ ・緊急レポート 被災地で最善を尽くす国際緊急援助隊  ・国際認証と向き合うことで救助チームはより高水準に ・国内外への貢献を重ねる医療チームの40年 ・被災地での活動を安全に円滑に進める縁の下の力持ち ・支援現場で生かされる日本発の3つのテクノロジー ・援助を受け入れるための「受援」計画の重要性 ・3つの柱で取り組むウクライナへの支援 本誌について 『JICA Magazine』は独立行政法人 国際協力機構(JICA)の広報誌です。開発途上国が向き合う課題や、その課題解決に向けて国際協力に取り組む人々を紹介しています。(偶数月1日発行)
  • JICA Magazine 特集:平和構築 争いのない世界のために 2022年10月号
    無料あり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 概要 平和で安定した世界を目指し、開発を通じた平和構築支援に 取り組むJICA。その協力の形は、紛争の長期化・複雑化の 影響を受け、復旧復興支援から紛争の発生・再発を 予防する国・社会づくりへと変化している。 本記事では、世界で現在起きている紛争の背景や JICAの協力の考え方を紹介。続く記事で、 紛争を起こさない・再発させないための、危機に対して 強靭な国や社会をつくる取り組みを紹介していく。 コンテンツ ・なくならない紛争とJICAの取り組み ・積み重ねた信頼でミンダナオに平和をもたらす ・3つの柱で支える若き国の土台づくり ・住民と行政の信頼関係を築き若者が希望をもてる国に ・長期化する難民に人道支援と開発協力の両輪で対応 ・紛争経験を世界への貢献に生かす「南南協力」 ・平和を願う心に響く、映画6選 本誌について 『JICA Magazine』は独立行政法人 国際協力機構(JICA)の広報誌です。開発途上国が向き合う課題や、その課題解決に向けて国際協力に取り組む人々を紹介しています。(偶数月1日発行)

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  • 図解即戦力 土木業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【工事の種類・最新工法から現場で役立つ資格まで、業界の必須知識をまるごと理解!!】 土木業界は道路、橋、港湾施設、トンネル、ダム、上下水道など、人が文化的な生活をするうえで必要なインフラを構築する産業です。土木業界は国や地方自治体の公共事業、自然災害からの復興を支える重要な産業であり、毎年巨額の予算が充てられています。本書は土木業界の最新動向、構造、業種、最新技術、資格、今後の課題など、就職・転職を考えている人に必要な知識について解説します。 ■目次 Chapter1 土木業界とは   01 土木業界は人々の生活の基盤「インフラ」を整備する重要な産業   02 土木工事の主な発注者は行政機関   03 土木業界は重層下請構造   04 日本の土木業界を担うゼネコン   05 日本の高度経済成長を支えた土木構造物   06 土木業界は災害復旧にも対応する   ……ほか Chapter2 土木工事のプロセス   01 土木工事にはいろいろな種類が存在する   02 施工管理に必須な4つの管理項目   03 公共工事の入札のためのさまざまな準備   04 発注者との契約の締結方法と契約時の注意点   05 土木工事では着工前の段取りが大切である   ……ほか Chapter3 土木工事の具体例   01 毎日利用している道路のさまざまなしくみ   02 交通の利便性を格段に向上させたトンネル工事   03 吊り橋以外にも多くの種類がある橋梁工事   04 人々の暮らしを豊かにするとともに洪水から守る河川工事   05 ダムの事前調査・完成までとダムの役割   06 海水の進入を防ぐ海岸工事   ……ほか Chapter4 おもな土木工法   01 いろいろな種類がある道路工事の舗装構造   02 道路の維持補修で合理的なオーバーレイ工法   03 接着剤などの役割を果たすプライムコート、タックコート   04 軟弱な地盤に用いられる薬液注入工法   05 幅広い工事に用いられる軟弱地盤対策工法   06 水中にコンクリートを打設するトレミー工法   ……ほか Chapter5 土木の最新技術   01 自然災害に強い 可とう性を持つダクタイル鉄管   02 地震による液状化を防ぐことができる盛土材   03 UAVを利用した最新の測量技術   04 建設機械の繊細な運転技術が不要!?ICT建機の活用   05 関係者間の情報共有を容易にするBIM/CIM   06 災害復旧の現場で威力を発揮する建設機械の遠隔操作   ……ほか Chapter6 土木業界の主要な企業   01 必要に応じて協業し合う土木業界   02 舗装土木事業を中心に幅広く事業を展開するNIPPO   03 自社の技術研究所により多くの新技術を開発する鹿島建設   04 多くの道路工事を手掛ける日本道路株式会社   05 大工工事から始まった戸田建設株式会社   06 乳剤製造販売会社が前身である東亜道路工業   ……ほか Chapter7 土木業界で働く人   01 施工管理技士や20~30歳代が重宝される土木業界   02 土木工事に必要不可欠な存在である土木作業員   03 大規模構造物などでも活躍する「とび職人」   04 現場打ちの土木構造物や橋梁などで活躍する鉄筋工・鉄骨工   05 公園工事や道路工事で活躍する造園工   06 鉄道工事で活躍する軌道工 橋梁工事で不可欠の塗装工   ……ほか Chapter8 土木業界で役立つ資格   01 さまざまな資格を活かせる土木業界   02 土木業界で最も必要な資格 土木施工管理技士   03 建築分野の施工管理を行う 建築施工管理技士   04 造園工事の施工に欠かせない 造園施工管理技士   05 上下水道設備などを施工管理する資格 管工事施工管理技士   ……ほか Chapter9 土木業界の課題と展望   01 徐々に減っている建設業界の就業者数   02 労働災害のリスクが高まる 労働者の高年齢化   03 目的と実態が乖離している外国人技能実習制度   04 法律で禁止されている不正行為 入札談合   05 3K(きつい・汚い・危険)のイメージがある土木業界   ……ほか ■著者プロフィール 浜田佳孝(はまだよしたか):社会保険労務士・行政書士浜田佳孝事務所代表。Hamar合同会社代表社員。市役所勤務時代に道路築造工事などの設計や監督員の業務を経験。現在は建設業専門の社会保険労務士・行政書士として、許認可の取得や人事労務関連の手続き業務のみならず、働き方改革や安全衛生関連などのさまざまなサービスを展開している。
  • 線路はつながった―三陸鉄道 復興の始発駅―
    4.2
    東日本大震災で壊滅的な被害を被りながら、震災後五日目には一部で運転再開させた三鉄。瓦礫の中を走るローカル鉄道の姿は「復興の象徴」となり、NHK朝ドラの舞台として全国的にブレークした。多大な復旧費用に会社存亡の危機に晒されつつも、地元の熱い思いに支えられ、完全復旧するまでの激動の日々を綴った感動の手記。
  • 総理、あなたこそ復興の障害です 菅直人政権の「大罪」
    -
    いかなる巡り合わせか、首相としてどうというよりも、それ以前に「人間失格」ですらある人物が、最悪のタイミングで最高権力の座にいる。そして当然のごとく失政を重ね、しかもその地位にしがみついているのである──本文「はじめに」より著者は自民党政権5代、民主党政権2代の総理大臣を、官邸で間近に見つつ報道してきた辣腕記者。その阿比留氏が「最低、最悪」の烙印を押すのが、現・菅直人内閣だ。3月11日に東日本大震災が起きると「これで首相を2年できる」と周囲に漏らし、内閣不信任案が出されると党内を「ペテン」にかけて生き延びる。永田町ではもはや「歩く人災」とまでいわれる政治家をトップに置くかぎり、日本には「復旧」も「復興」もない。本書は2010年6月の菅政権発足以来今日まで、阿比留氏が新聞、雑誌で繰り広げた「超・辛口」報道をすべて網羅。何が辣腕記者をして「許しがたい」と確信させたのか。読んで迫力満点の一冊。

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  • 大災害の経済学
    3.5
    巨大災害における復旧復興の道筋はどうあるべきか? 9・11同時多発テロ、ハリケーン・カトリーナの米連邦政府対応や、著者自身も設立に関わった阪神・淡路大震災における震災復興基金などの事例をもとに、いかに復興をファイナンスできるのかを検証し提言する。大災害のような緊急事態では、平時の常識を超えた異例な対応が必要。被災地住民の自力復興を中心とする民間努力を基本としつつも、地方自治体のみならず政府のコミットメントが不可欠であると説く。第1章「災害大国日本」、第2章「緊急事態法制」、第3章「日本の政治指導力」、第4章「震災復興基金」、第5章「アメリカの政治指導力」、第6章「国土安全保障省とハリケーン・カトリーナ」、第7章「阪神・淡路大震災」、第8章「経済復興の十年」、第9章「災害復興計画」、第10章「まぼろしの免税島構想」、第11章「経済被害と災害復興」、第12章「東日本大震災からの復興に向けて」

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  • 大震災でわかった学校の大問題 被災地の教室からの提言
    3.0
    大震災の現場から政府の教育政策を問い直す! 東日本大震災は、とくに岩手・宮城・福島の三県に未曾有の事態をもたらしました。被害からの「復旧」「復興」が急がれています。特に、子どもと教育の問題については、先送りにできない緊急の課題です。 本書は、長年、教育現場での実践について研究してきた第一線の教育学者が、現場の声をふまえて、今何をなすべきか、これからどう進めていくべきなのかを提言するものです。 現場のことを知らない「お上」からの画一的な指示では、「想定外」の事態に対応できないのは、原発事故の対応と同じだと言えるでしょう。大震災は、効率やコストを重視し過ぎることの問題を浮き彫りにしました。今後の復興においては、多様性や分権を大切にしなければなりません。教育についても同様です。管理強化と効率第一主義の「改革」によって、先生が子どもと向き合う時間がなくなった現状を改め、教育を子どもと先生のもとへ取り戻すことの大切さを訴えます。

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  • 大震災に学ぶ社会科学 第6巻 復旧・復興へ向かう地域と学校
    -
    1巻3,663円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東日本大震災が日本の教育に残した打撃はきわめて大きなものであった。発災直後、避難所となった学校では、教職員が文字通り献身的にその運営に当たった。さらに学校施設の復旧の早さと教職員配置の円滑さは、早期の学校再開を実現する最も重要な要素となった。行政からの支援に加えて社会からの大きな支援の受け皿ともなった教育という分野は、早期の復旧が可能となった。  本書を通じて明らかにしていく問いは、「日本の教育は東日本大震災の後で変わったのか」である。  第1章では本書で中心に扱う日本の被災三県を対象に、日本の教育は復旧したのか、復興したのかという課題を描き、俯瞰する。第2章の役割は、第1章の俯瞰図に、海外の災害事例とその後の復旧ないし復興の経緯を考察することで、東日本大震災について検討する際の視角を補完するものである。第3章では、2011~2013年の「復旧期」における教職員の組織的行動や取り組みを、震災発生時の危機回避、学校教育機能の回復、児童生徒の心の安定確保の三段階から整理し、それらが教職専門性を背景とすることを示したい。第4章では、被災地復興が進められる中での学校教育の展開と、それに関わる地域・地域団体の動きの事例分析を行う。第5章では、震災及び原発事故に伴って生じた福島県の教育課題の概況をまとめるとともに、教育の復旧・復興に向けたプロセスについて記述し、福島県における教育の復旧と復興をめぐる状況を明らかにしていく。 第6章は、東日本大震災で被災した子どもに対する支援活動(子ども支援)に焦点をあて、教育分野におけるNPOの復興支援活動について今後の検証にたえる記録を残すことを目的とする。第7章では、経済的支援として、奨学金・給付金など被災者個人への金銭の支給、貸付金の貸付けなど、子どもの教育のための経済的負担を軽減する現金給付を主として分析の対象としている。 第8章では、東日本大震災に伴って生じた子ども支援に関する問題状況と、それに対する専門家支援の成果と課題、および子どもの心のケアを社会的に支援することの意義と難しさについて、行政事業と大学による支援活動の事例を中心に考察していく。第9章では教員の業務量と心身の健康状態に着目して、東日本大震災が教員に及ぼした影響について検証を行う。第10章は、被災児童生徒の学習機会を保障する学校と町教育委員会の取組みが、NPOによる支援を契機として官民協働による学びの場へと発展した女川向学館の設立過程を記述し、災害発生時に支援者となりうるNPOや受援者となりうる学校および教育委員会に対する示唆を得ることを目的とする。  教育の復興の重要な部分を構成する教育内容の変化(防災教育等)については第11章で明らかにされる。
  • ディビジョン ブロークンドーン
    4.3
    トム・クランシー原案の人気アクションRPGシリーズ『ディビジョン』&『ディビジョン2』 ――ふたつをつなぐ公式オリジナル小説 <あらすじ> ニューヨーク市で発生したバイオテロが世界を震撼させた<ブラックフライデー>から数ヶ月後――。 パンデミックの傷跡が生々しく残るアメリカにも春が訪れていた。 人々は復興の道を歩き出そうとしていたが、政府機関の機能は停止したまま。 インフラの復旧も目途もたっていなかった。 秩序さえも失われたこの状況を好機と見る“捕食者”たちは、人々に芽生えはじめた希望を、ときにその命さえも奪っていく。 いつの時代も民衆は無力だ。 だが、無慈悲に振りまかれる悪意から人々を守り、手を差し伸べる者たちがいる。 治安維持の切り札として、力なき者たちの楯となる特殊機関「ディビジョン」だ。 アウレリオ・ディアスはそのメンバーのひとりであり、あらゆる任務を忠実に遂行してきた優秀なエージェントだ。 彼はいま、ひとりの男を追っている。 課せられた任務を放棄し、不可解な行動を繰り返す、かつてディアスの同僚だった男を……。 一方、ディビジョンを裏切ったアイク・ロンソンは、民間人のエイプリル・ケーラーを追っていた。 彼女は夫の死の真相と、彼が研究していたワクチンの存在を確かめようとミシガンを目指していた。 エイプリルのもとにアイクが、やがてアウレリオもたどり着き、三人の運命が交錯する。 そしてアウレリオは、アイクがディビジョンに背を向けた本当の理由――アメリカそのものを崩壊へと導く陰謀の存在を知ることになる。 ウイルスが引き起こした悪夢は、まだ終わっていなかった。 世界を震撼させたバイオテロから数ヶ月後――新たな国家転覆計画が始まろうとしていた! ●特典 入手困難な武器スキン「アウレリオ」のダウンロードコードが付属。 ※文庫版のみの特典となります。あらかじめご了承ください。 ●著者 アレックス・アーヴァイン ALEX IRVINE オリジナル小説“Buyout”“The Narrows”をはじめ、『トランスフォーマー』『パシフィック・リム』等の公式ノベライズを執筆し、数々の賞を受賞。 他に、『アヴェンジャーズ』『ウォーキング・デッド』等の公式本も手がけている。 ゲーム「ディビジョン」の世界観を現実のものとしたメタ小説“THE DIVISION:New York Collapse(ディビジョン:ニューヨーク崩壊)”は多くのファンを獲得し、ベストセラーとなった。 ●訳者略歴 北川由子 Yuko Kitagawa 翻訳家。英国ニューカッスル大学修士課程修了。 得意なゲームはアーケードゲームとレースゲーム。 主な訳書に、『亡霊は砂塵に消えた ステルス機特殊部隊777チェイス』『不可解の国のアリッサ』『ザ・レッド・ライン 第三次欧州大戦 上・下』『マインクラフト はじまりの島』(すべて小社刊)などがある。
  • データ活用で災害リスクを減らせ!
    -
    1巻2,090円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 データ活用で、これからの防災は変わる""ことを伝える本  地球温暖化に伴い、世界中で異常気象が起きています。日本は古くから地震や台風、豪雨などにより大きな被害を受けていますが、近年、集中豪雨など、これまでにない大規模災害が毎年のように発生しています。自然災害を防ぐことは難しいですが、データを有効活用し適切な対応をとることで、より効果的な防災・減災、より迅速な復旧につなげることが可能です。  本書では、自然災害に関するデータを、防災・減災と災害からの復興にどのように活用していくか、気象庁や防災科学技術研究所などへの取材や、これまでのデータ活用の実例を挙げながら、現状と課題、展望などについて紹介しています。 00 プロローグ 01 2035年9月X日、超大型台風の襲来   02 迅速で正確な気象予報を目指せ  03 洪水被害を減らせ  04 土砂災害被害を減らせ  05 地震被害を減らせ  06 地震被害を推定せよ  07 被害状況を迅速に知れ  08 望ましい避難を実現せよ  09 国や自治体の計画を知れ  10 自分たちで防災計画をつくれ
  • 道州制が見えてきた
    -
    1巻1,650円 (税込)
    東日本大震災の復旧・復興の手法として、特区・道州制がにわかに脚光をあびている。特区・道州制が疲弊した日本経済の救世主となり得るのか、道州制の流れを平易に解説した好著。

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  • 日本震災史 ──復旧から復興への歩み
    -
    度重なる震災は、日本社会をどのようにつくり替えてきたのだろうか。災害の歴史から、救済と支援、復旧・復興の技術的進展に焦点を当て、古代・中世から近代までの象徴的な事例を取り上げて具体的に分析。社会が持つ災害への対応力の歴史的変遷をたどる。東日本大震災の衝撃から立ち直りかけようとする現在の被災地の現実を見据えつつ、災害の社会史研究に長く従事してきた著者ならではの視点から、歴史災害の復旧・復興の歩みと、時代を超えて人々が抱えてきた問題を読み解く。
  • 日本の大転換
    3.8
    大地震と津波、そして原発の事故により、日本は根底からの大転換をとげていかなければならないことが明らかになった。元通りの世界に「復旧」させることなどはもはや出来ない。未知の領域に踏み出してしまった我々は、これからどのような発想の転換によってこの事態に対処し、「復興」に向けて歩んでいくべきなのか。原子力という生態圏外的テクノロジーからの離脱と、「エネルゴロジー」という新しい概念を考えることで、これからの日本、そしてさらには世界を目指すべき道を指し示す。【目次】日本の大転換/1 津波と原発/2 一神教的技術/3 資本の「炉」/4 大転換へ/5 リムランド文明の再生/「日本の大転換」補遺 太陽と緑の経済/あとがき
  • 日本の特別地域 特別編集46 これでいいのか 茨城県 第2弾(電子版)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前作「これでいいのか茨城県」では、茨城の本質を暴くことに加え、東日本大震災をターニングポイントとした茨城の変化や将来への道筋をいろいろと探ってみた。 その前作の発売から2年あまり。 今の茨城はどうなってるの? 現地を訪れてみると、被災地の復旧はまだまだ道半ばだが、茨城県民の生活はすでに通常通りに戻っている。 と同時に、復興へと盲目的に突っ走っている状態では分からなかった地域の問題点がハッキリと見え出し、その「ごじゃっぺ」ぶりに対して、かなり「いじやけて」いたのだ。 地域格差を要因とした南北問題。 市町村合併後の住民間の歪み。 新旧住民のバトル。新たな市町村合併の模索。 自治体同士のいがみ合いなどなど――。 県内にはさまざまな問題が山積し、それらに対しての怒りが満ち溢れていた。 しかも、相変わらず自己中心的な考えが横行しているから、県内はどうにもこうにもグチャグチャな状態。 もともと茨城は県としてのまとまりが非常に悪いけれども、前作で震災を契機にひとつにまとまるんじゃないかと思ったのは、いささか浅はかな考えだったのだろうか? とはいえ、「怒り」というファクターは決して悪いものではない。 震災で沈んでいた茨城県民に元気が出てきた証拠でもある。 それならいっそ元気なうちに、思いっ切りキレるだけキレてみればいい。 怒りを内に溜め込むことなく腹を割り、全部吐き出してお互いがスッキリすれば、解決策だって見えてくるかもしれない。 茨城県第2弾では、そんな「キレる茨城」をテーマに筆を執ってみた。 本書を読んで、おそらく相当数の茨城県民が「いじやける」ことになるだろう。 ただ、そこから何かを感じ取ってくれたら……と願ってやまない。
  • 東日本大震災後文学論
    -
    「震災後」は終わっていない。いまだつづいている。 3・11で人々が受けた大きな抑圧、傷そして失望 創作者(クリエイター)は物語を用いて希望を再稼働させる!! 3・11以降、おびただしい数の「震災後文学」が書かれた。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、放射線による生物の変容、被災地と非・被災地の温度差、東北と東京の温度差、政権への批判、真偽不明の情報と感情の洪水としてのSNS、記憶や時間感覚の混乱、死者との対話、「書けない自分」「無力な自分」へのフォーカス、復旧・復興、言論統制や自主規制、ディストピア化した日本、テロやデモや群衆蜂起、戦争文学との接続……さまざまな作品、さまざまなテーマがうまれた。3・11以降にうみだされた「震災後文学」を扱う渾身の評論集。

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  • 藤の花は愛欲の誘い
    -
    1巻550円 (税込)
    神様に乱されそうな私が、街を救い、恋人を奮い立たせる!?■「ああ、神様に?」 不思議な霊感をもったヒロイン麻理子は、藤の花に触れて気を失うと神の世界に。そこで何と白装束の男たちへの奉仕を強いられたり、もっと……なことをされたり! しかし、それが街の未来への安寧になるという、伝説の巫女の運命を担ってしまう。いくら相手が神とはいえ…。恋人への背信の思い、街の未来を託そうとする神主への複雑な思いのなかで揺れ動くヒロインの心。インフラ等の復旧が一段落したが、真の震災からの復興を目指す街を舞台に、心に傷を負ったヒーローと、彼を立ち直らせたいと励むヒロイン、そして巫女としての大きな役割に期待を寄せる人々が織りなすファンタジックなラブロマンス。
  • プロジェクトX 挑戦者たち 鉄道分断 突貫作戦 奇跡の74日間
    5.0
    1995年の阪神・淡路大震災。壊滅的な被害を受けた鉄道網。町の復興には1日も早い復旧が必要だった。JRと共に挑んだのは、地元建設会社の技術者たち。工期短縮のため考えた、落ちた高架橋をジャッキアップし再利用する前代未聞の工法。しかし、難航を極めた。度重なる余震に2次災害の危機。真冬の深夜に及ぶ工事。技術者たちの疲労は限界に達していたそのとき、思いもかけぬ横断幕が技術者たちを励ました。

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  • 別冊つり人シリーズ 鮎釣り2022
    -
    ※電子版にはDVD付録は含まれません。 CONTENTS 012 特別付録DVD 坂本 禎×田嶋剛×瀬田匡志 四万十川 大アユ1本勝負 その流れにいる、一番大きなアユを釣るための戦術 014 今さら聞けない! 腰だめ引き抜きQ&A 022 アユの「追い気」を考える 024 ボル引き+垂直引きのキモを探る 密着研究! 上田弘幸 030 中スポ杯ファイナルで見た 「垂直引き泳がせ」の凄味 032 岐阜県/宮川 ボル引きで、漁師のごとく!! 038 和歌山県/日高川 オトリと立ち位置の究極のハニースポット! タフな野アユに、斜め入れが効く。 044 OZAWA NOTE ~小沢聡が分析する革新的釣技~ 小寺太さんに学ぶ。 050 夏が恋しくて! 思い出の美アユ投稿 052 近年は好調キープ 北海道 天然アユツアー 056 安曇川/愛知川 琵琶湖釣遊 湖東の名手・石垣吉茂さんが釣りガイド 文◎世良 康 062 石川県/手取川 富山県/神通川 シーズン最終盤の3連休 やっぱり外さない! 北陸アユロード 068 京都府/美山川 山紫水明なる都の清流 072 新潟県/魚野川 北関東のエキスパートが対決検証! ヤナギVSダブ蝶 078 岐阜県/長良川 地元エキスパートが指南する 郡上攻略の基礎 083 世界的ソムリエ・田崎真也さんの新提案 一尾の「香りの変化」を楽しめば、アユはもっと美味しくなる! 088 コロナ禍の必須講座 今さら聞けない! ハリの巻き方 093 全国20店舗に聞きました! アユ用品2022 「何が売れ筋? 注目株?」 096 サオの力で、釣果はどこまで底上げできるのか? 099 村田満82歳 ――友釣りの昨日・今日・明日を語る―― 「アユ釣りがあるから、わしは頑張れるんや!」 文◎世良 康 104 熊本県/球磨川 野嶋玉造、復興とアユ釣り 「みんなが力を合わせれば、必ずよくなるのがアユ釣りだよ」 108 ブレない! 万能感 112 和歌山県/紀ノ川 岩盤ねらいの胴締め遊泳 116 熊本県/球磨川 球磨アユ挑戦記 122 岐阜県/宮川 桂川三兄弟 話題沸騰の宮川を旅する 126 「10年目」のREAYU ~目指したアユ釣りの活性化とこれから~ 128 元祖・アユで人も地域も元気になる! 今年も若干名を募集予定 「わかやま友釣り塾」 131 アユに優しい河川工事 ―生物と共存する災害復旧― 136 三重県・名張川で見えてきた効果。 アユ漁場を改善するダムの「フラッシュ放流」とは? 140 古希祝い! スーさん&ナベちゃんの 小国川 アユ釣り2人旅――いいお湯・いい酒・うまいもん 文◎世良 康 144 鮎釣りかわら版 146 編集後記

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  • Honda、もうひとつのテクノロジー 01 ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ それはメッカコンパスから始まった
    -
    「Hondaは東北地方太平洋沖地震で被害の大きな地域の方々への移動支援情報として、Hondaインターナビ会員の車両から情報のあげられた通行実績情報を、通行可能な道路の参考情報として、Google Earth上に公開し毎日更新します」 ホンダは東日本大震災発生から19時間44分後に「通行実績マップ」を発表した。のちに「震災ビッグデータ」と呼ばれ、復旧支援に大きな影響を与えた通行実績は、そもそも渋滞予測のために集められた。復興に向けてつながっていく20日間の道の記憶「CONNECTING LIFELINES」はカンヌをはじめ世界各国で数々の広告賞を受賞。世界で初めて「カーナビ」を作ったホンダで、その開発に携わってきた今井武さん。本書は、カーナビという「車が目的地に着くための機能」がメッカコンパスから始まり、「ライフライン」に変化していく道のりを追ったものである。【読了時間 約28分】 【目次】 サーバーは動いていた。しかし…… 通行実績マップをやらなきゃいけない 世界初のカーナビはホンダから カーナビの始まりは「メッカコンパス」 1983年の東京モーターショー 世に出なかったナビゲーションシステムとデジタルマップ マップマッチングという罠 10年間の空白  車の自動運転を目指して 最速で準備された震災ビッグデータ 【いしたにまさき】 2011年アルファブロガー・アワード受賞。 Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。著書に『ツイッター 140文字が世界を変える』『クチコミの技術』『あたらしい書斎』など多数。他に、内閣広報室・IT広報アドバイザー、Evernoteアンバサダーなども務める。
  • 災害時にこそ問われる学級経営力:岩手・三陸編
    4.0
    1~28巻660~770円 (税込)
    悲しみのなか子どもたちを支えたのは、日常と変わらない学校生活、そして友人たちとの関わりだった。学校、学級の再建に向けて取り組んだ岩手県教師たちの記録。全国教職員必読の書。全国学校図書館協議会選定図書 第 1 章 3.11 当日とその後の教育現場 (河村茂雄) 1 その時何が起こったのか 震災当時の学校の様子 2 教師たちによる復旧の取組 物理的環境の確保に向けて 第2 章 学校再開から1 学期末まで 教育関係者はどう取り組んだのか 1 生徒指導主事の立場から 1 つの校舎で2 つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 (佐藤謙二) 2管理職の立場から 被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 (根田真江) 3 養護教諭の立場から 専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 (工藤宣子) 4 教育関係者の立場から 多くの支援を学校につなげ, 学校を後方から支えた取組 (森本晋也) 第 3 章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力 (河村茂雄) 1 心理面での総合的援助の必要性 2 グループアプローチの土壌としての学級集団 3 第 2 章の先生方の実践から学ぶこと 4 改めて認識した人と人との絆の大切さ

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