パウエル作品一覧

  • ウォーシップ・ガール
    4.0
    星間紛争中のある重大事件にかかわり、心に傷を負った重巡洋艦のAI〈トラブル・ドッグ〉は、終戦後にみずから軍を辞した。その後艦の武装を下ろして人命救助団体に加わり、新たな艦長サリーらと共にレスキュー活動に勤しんでいた彼女は、あるとき遭難信号を受信する。すべての惑星がオブジェのように加工されている謎の星系・ギャラリーで、民間船が何者かに撃墜されたというのだ。急ぎ駆けつけた〈ドッグ〉は、銀河の命運を賭けた戦いに巻きこまれる。はたして14歳のAIは銀河を救えるか? 英国SF協会賞長編部門受賞の傑作宇宙SF。
  • リーダーを目指す人の心得
    4.1
    ロングセラー! 14万部突破! (単行本・文庫累計) ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた米国史上屈指のリーダーが、組織内で昇進するための正攻法、人の心をつかむルールを余すところなく語る。 リーダーのみならず、組織に身を置くすべてのビジネスパーソンに役立つ1冊。 《コリン・パウエルのルール(自戒13カ条)》 「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ」(ルールその1)――「仕事の黄金律」として世界中で熱狂的な支持を受ける「13のルール」。本書では初めて、パウエル自身が体験したエピソードを添えて語られる! 《各界のキーパーソンが推薦》 いかなる苦境に立っても冷徹なパウエルを鮮やかに思い出す。「まず怒れ、その上で怒りを乗り越えろ」と自分に言い聞かせていたことを知ってこの人がますます好きになった。 手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家) 仕事のルールに詳しい解説とエピソードがついており、読者は氏のキャリアを追体験しながら、リーダーに必要な心構えをきちんと学べる。上司がどんな人間を重用するかもよくわかる。 土井英司(ビジネスブックマラソン編集長) 現場感覚、大局観、判断力。リーダーの資質を備えたひとつの理想像がここにある。 野中郁次郎(一橋大学名誉教授、『失敗の本質』共著者) これぞ、偉大な管理職。楽観的で諦めず、逃げず、成果を挙げるための「13のルール」は必読。部下を信じてベストを尽くせ! やまもといちろう(ブロガー、イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役) リーダーとして判断・決断・言動をするときに、常に「13のルール」と向き合い自戒の軸としてきた。次世代を担う若手ビジネスマンにもぜひ読んでほしい1冊。 米田幸正(エステー株式会社社長)
  • ガンメタル・ゴースト
    3.0
    第二次世界大戦中、英空軍で活躍する不死身のエース・パイロット“高射砲(アクアク)”マカーク。隻眼、葉巻と二丁拳銃がトレードマークの彼はある日、禁断の真実を知る――本当の彼は仮想空間に囚われた、人ならぬ存在だったのだ! 西暦2059年の世界で目覚めたマカークは、彼を救出した若き皇太子メロヴィクや人工脳を装着した元記者ヴィクトリアらとともに、三人を陥れた謎の集団を追う。彼らは仮想現実と人格移植研究に潜む陰謀を暴き、地球と火星に迫る危機を阻止できるのか? 英国SF協会賞を『叛逆航路』と同時受賞した拡張現実SFの傑作登場!
  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
    続巻入荷
    -
    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • 愛を知った悲しみ
    3.5
    ばら園を経営するアイビーは、画家である母の個展会場で、一人の男性に目が釘づけになった。ジョーダン・パウエル――大富豪で最も価値ある独身と言われる男。優雅な物腰とセクシーな体にはうっとりとなるけれど、つき合う女性に飽きるたびに私の農園に別れの花束を注文し、その数が尋常でないことは私だけが知っている。だが嫌悪の気持ちを抱きながらも、抗うことなどできず、アイビーは気がつくと彼と情熱の夜をともにしていた。翌朝、連絡先も告げずにベッドを抜け出したことが思いがけぬ事態を招くとは想像もせずに。■セクシーで起伏に富んだストーリーで大人気の作家が、一夜の情事から始まる運命の恋を描きます。
  • 熱い夜の記憶
    -
    “さよなら”から3年半、隠していた秘密は白日のもとに――エリカ・スピンドラーの筆が唸る、切なすぎる大人の愛。 小さな町から都会に出てきたばかりのエイミーは、とある画家の展覧会でハンター・パウエルに出会い、たちまち心奪われた。ハンターは裕福で洗練された素敵な紳士。だが身も心も捧げたエイミーに対し彼は、“子供も家族も欲しくない”とその愛を拒んだ。傷つき、逃げるように故郷に戻って3年半――突然、エイミーの家にハンターが訪ねてきた。動揺して凍りついたエイミーは、幼い息子のオリバーが母親を追って玄関に現れたので、ますます混乱する。ハンターは気づいてしまうだろうか……私が人知れず産んだ息子が、自分の子供だと。 ■ドラマ化された『レッド』でも知られる、ベストセラー作家エリカ・スピンドラー。本作はそんな彼女が丹念に紡いだ、読み応えたっぷりの重厚ロマンスです。身も心も捧げたハンターに愛を拒まれ、引き裂かれる思いで彼のもとを去ったエイミー。実は身ごもっていた彼女は、人知れずハンターの子供を産み、それから3年半後…。エイミーの美しい故郷を舞台に繰り広げられる、男と女のドラマティックな再会劇。そして明かされる、ハンターがひとりで背負ってきた、あまりに大きくつらい過去。ひとたびページをめくれば、どこかセンチメンタルなこの物語の世界に入り込んでしまうこと、間違いなしです。
  • いくつものジェラシー
    4.0
    挙式前日に婚約者パウエルを親友に奪われ、壊れてしまうほど傷ついた9年前。心の痛みを癒せぬまま彼を愛し続けたアントニアは、不治の病を宣告されて…。★九年前アントニアは、ワイオミングの故郷の町で、大学進学と、恋人パウエルとの結婚を控え、希望に満ちた日々を送っていた。そのさなか、父の友人を愛人にしているという噂を立てられる。噂を信じたパウエルは、挙式前日に婚約を破棄したうえ、噂を流した彼女の親友と結婚してしまった。傷心のアントニアは故郷を逃げ出し、いまは、アリゾナで教師をしている。二度と帰るつもりはなかった、医師から不治の病にかかっていると宣告されるまでは。

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  • いくつものジェラシー【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    わたしに残された時間は少ない。なのに、 私を捨てたあなたと、再会するなんて……。白血病に冒された教師アントニアは、残された日々を家族と過ごすため、 二度と帰るつもりのなかった故郷の町へ戻ってきた。 9年前の、壊れてしまいそうなほど傷ついた記憶がよみがえる―― 愛する恋人パウエルとの結婚を控え、幸せの絶頂にいたさなか、 アントニアには愛人関係にある別の男がいるという噂が立てられた。 もちろん根も葉もない作り話だったが、パウエルは怒って婚約を破棄し、 あろうことか、噂を流した彼女の親友と結婚してしまったのだ。 思い出すだけでもつらいのに、今、さらなる皮肉な運命が待っていた。 代任教師を務めることになった母校の担任クラスに、 町の有力者となったパウエルと、今は亡き妻の娘がいるとわかったのだ!
  • いくつものジェラシー
    完結
    -
    アントニアは父の病を知り、9年ぶりに故郷に戻った。親友に不倫の噂を流され、結婚式の前日に婚約者パウエルを奪われた、二度と戻るつもりのなかった町…。妻を亡くした今でも、パウエルはアントニアの不義を信じていた。会えば非難の言葉をかけあうばかりの二人。しかし、その頃彼女にまで、病魔が忍び寄っており……。
  • いくつものジェラシー【特典付き】
    完結
    4.0
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!アントニアは父の病を知り、9年ぶりに故郷に戻った。親友に不倫の噂を流され、結婚式の前日に婚約者パウエルを奪われた、二度と戻るつもりのなかった町・・・。妻を亡くした今でも、パウエルはアントニアの不義を信じていた。会えば非難の言葉をかけあうばかりの二人。
  • イベントドリブンで1000万円儲ける! 投資必勝カレンダー2022年版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どうやって株式運用したらいいかわからない……本書はそういう読者のために2022年の政治経済の動きや投資関連イベント、注目されるキーワードなどを月別のカレンダー形式で紹介。「1月・東証再編」「2月・パウエルFRB議長退任」「5月・iDeCo制度変更で65歳まで加入可」など、その月に起こるイベントでどう投資すると儲かるかがひと目でわかります。また、金融・経済の専門家や億単位のお金を運用する投資家のアドバイスや投資戦略のヒントも掲載。あわせて参考銘柄と直近の動向についても分析します。 ※第4章にて「自分で書き込む2022年投資カレンダー」を紙版同様に収録しておりますが、電子書籍上ではご記入いただくことができませんので、予めご了承ください。
  • 移民の経済学
    3.7
    「移民が来ると国が貧しくなる?」「移民で治安が悪くなる?」 論争に決着! データに基づいた決定版、ついに刊行! アメリカや欧州などで繰り広げられている移民排斥論は根拠あるものなのか。 今いる不法移民には何をなすべきか。 国境開放化をどう考えるべきか。 移民にまつわる各分野の専門家が徹底分析。 日本にも多くの示唆を与える研究成果! 【本書「解説」より】 本書は、現在アメリカで論争の的になっている移民政策に対する警告の書である。これまで、移民のもたらす経済的効果さらに文化的、政治的効果については、膨大な研究成果が蓄積されてきた。それにもかかわらず、現在、メディア、議会および一般社会で行われている議論の多くは感情的なものであり、移民問題に関する学術的研究に基づいていない。こうした懸念から、これまでの膨大な研究成果をまとめて提示し、移民政策論議をより客観的かつ建設的なものに深めることを意図している。
  • お嬢様にしかできない職業 -公爵様の婚活事情-
    3.3
    眉目秀麗、聡明で剣の腕も立つ若きユーグスト・パウエル公爵は、宮廷で超がつく人気者(しかも独身)。そんなユーグが、偶然ぶつかった少女に心を奪われた! ユーグを見るなり少女は一目散に駆け去ってしまうが、あとには怪しげなメモが落ちていた。思わず中を見ると--ユーグの報告書(主に偏見的な女性趣味)が連ねられていて……!? 笑撃スキャンダル発覚!! 第15回えんため大賞奨励賞作!
  • 開高 健 電子全集10 もっと遠く!もっと広く!
    -
    1979年7月から80年3月までの正味8ヵ月を費やして北米大陸北端のアラスカから南米大陸南端のアルゼンチン領フエゴ島にいたる約5万2340キロを一気通貫に縦断した前代未聞の大釣行記。 アラスカのキングサーモンにはじまり、加ブリティッシュ・コロンビア州でのスチールヘッド、米ユタ州パウエル湖のラージマウスバス、米マサチューセッツ州ケープ岬のストライパー、加オンタリオ州オタワのマスキー、コロンビアの浸水林湖でのパヴォン(ピーコックバス)、アルゼンチンのドラドなどなど、南北アメリカ大陸各地で巨魚、怪魚、名魚相手に悪戦苦闘する釣師・開高健の姿を作家・開高健が描き出した釣り紀行文の傑作。 【収録数】2本 付録:南米大陸の形をした石など6点、担当編集者による回顧談など2点 【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
  • 【合本版】お嬢様にしかできない職業 全3巻
    -
    眉目秀麗、聡明で剣の腕も立つ若きユーグスト・パウエル公爵は、宮廷で超がつく人気者(しかも独身)。そんなユーグが、偶然ぶつかった少女に心を奪われた! ユーグを見るなり少女は一目散に駆け去ってしまうが、あとには怪しげなメモが落ちていた。思わず中を見ると――ユーグの報告書(主に偏見的な女性趣味)が連ねられていて……!? 笑撃スキャンダル発覚!! 第15回えんため大賞奨励賞作! ※本電子書籍は『お嬢様にしかできない職業』シリーズ全3巻を1冊にまとめた合本版です。さらに巻末には、合本版だけの書き下ろしショートストーリーを収録!!
  • ギリシャ正教と聖山アトス
    5.0
    1054年、キリスト教は西方カトリック教会と東方(ギリシャ)正教会に分裂。その後カトリックは宗教改革を経てプロテスタントと袂を分かつが、正教はキリスト教の原点として、正統な信仰を守り続けている。ギリシャ北部にある正教の聖地アトスは、多くの修道院を擁し、現在も女人禁制の地。修道士たちは断食や節食により己の欲を律し、祈りにすべてを捧げてその地で生涯を終える。本書では日本人で初めて聖山アトスで司祭としてケリ(修道小屋)で祈りを捧げることを許可された著者が、聖地での暮らしを紹介しながら、欲望が肥大しきった現代にこそ輝きを放つ正教の教えを解説する。
  • これから3年、史上空前のデジタルバブルで資産をつくりなさい 菅デジタル庁が日本をバージョンアップ!
    4.0
    新型コロナによって恐慌どころか、バブルがさらに拡大!2023年まで続くデジタルバブルは、「10倍株」をつかむ最後のチャンス 2020年の初頭には、専門家からボロクソに言われたテスラの時価総額は、すでにトヨタどころか日本の上場自動車会社9社の合計よりも高くなった! アメリカのMAGA(マイクロソフト、アップル、グーグル、アマゾン)の時価総額もうなぎ上りに上昇。とりわけアップルの時価総額は2兆ドルを超え、カナダ、ロシア、韓国のGDPすら超えてきた。 コロナ時代に、世界のデジタル化は加速度的に進展しつつある。そこへコロナ対策として世界各国が金融緩和と財政出動に動き、株式市場にはじゃぶじゃぶマネーがあふれている。しかも、アメリカの中央銀行であるFRBのパウエル議長は、2023年までゼロ金利を維持して、量的緩和も続けると宣言しているのだ。これでバブルが起こらないはずがないではないか! 本書は、これから3年のデジタルバブルを波動理論で解説。「10倍株」をつかむ株式投資のスキルを惜しみなく開示。さらに、「デジタルバブルに乗る推奨24銘柄」を紹介する。 [目次紹介] 第1章 コロナ恐慌ではなく、なぜデジタルバブルなのか 第2章 「テスラを買え!」がこれからの投資テーマ 第3章 大局観から見た歴史的上昇相場 第4章 デジタルバブル相場を波動で読み解く 第5章 菅新政権のデジタル庁構想がさらに株価を押し上げる 第6章 「投資の定石」を知れば百戦危うからず 第7章 デジタルバブルに乗る「10倍株」をどうやって選ぶか
  • これってホントにエコなの?
    完結
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヨーグルトの容器は、リサイクルに出す前に洗うべき? 紙袋はレジ袋よりも本当にエコなの? 食器洗浄機と手洗い、水の節約になるのはどっち?オーガニック食品を食べるのは本当にグリーンなの? いちばん環境に優しいコーヒーの淹れ方とは? マイカップは、使い捨てコーヒーカップに比べて本当にグリーンなの? よりグリーンなのはお風呂? それともシャワー? 環境に優しい化粧品を選ぶには? 衣類はどのぐらいの頻度で洗濯するべき? ネットショップと実店舗での買い物、よりグリーンなのは? スマートテクノロジーは家庭内のエネルギー効率の改善に役立つ? オフィス? テレワーク? 最もグリーンな仕事場所とは? デジタルベースの働き方は紙ベースの働き方よりもグリーンなの? 電子書籍と紙の書籍、よりグリーンなのはどっち? 紙オムツと布オムツ、どちらを選ぶべき? いちばんグリーンな移動手段とは? 電動アシスト自転車や電動キックボードは環境に優しいの? 渋滞中のアイドリングとエンジン一時停止は、どちらのほうがグリーンなの?  ……地球のために正しい行動をしたくても、あまりにも多くの要素が絡み合っていて、何がいちばんなのか分からなくなることもしばしば――。 本書は、そんな日常生活で遭遇する140以上もの疑問に対し、事実に基づく解説とともに答え、あなたの「グリーン」なお悩みの解決をお手伝いします。 エコに関する一つひとつの難問の核心を見極め、自らの直感を問い直し、十分な情報に基づいた判断をできるようにして、環境にもたらす負担の軽減に取り組みましょう。

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  • 最速でトップに駆け上がる人は何が違うのか?
    3.5
    ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル ベストセラー 2000人のCEOの評価データを徹底分析、意外な事実が明らかに ・内向的な人のほうが期待値を超える ・致命的な失敗もCEOへの道に影響しない ・業績が悪いCEOは熱心に働く ・成功するCEOのほとんどは凡人 ・難解なことばを使う人はCEOになりにくい 最高のリーダーとそうでない人を分けるものは何か? 世界クラスのリーダーにある「CEOゲノム」4つの特性 ・決断力 ・結果を出すために人を動かす力 ・絶対的な信頼性 ・大胆な適応力 学歴・運・経験は必要ない! これらの特性は実践と経験によって形作られ、キャリアのどの段階でも習得できる。 キャリアスキルを高め、ポテンシャルをフルに発揮したいすべての人に役立つ1冊
  • 迫りくる大暴落と戦争“刺激”経済
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    トランプのご祝儀相場は終わった。この2月5日にNYダウは1075ドルという過去最大の下げを記録し、日経平均も1364円安と世界的な株安連鎖となった。トランプは戦争刺激経済で暴落を迎え撃つ。パウエルFRB議長はイラク戦争の時のグリーンスパンのように金利を上げてゆく。2003年と同じ相場の繰り返しだ。何度も暴落が起こり、そのあと株価は上昇に転じる。これから3年の相場とそのあと3年の経済動向を予言する。 【巻末付録】戦争の陣太鼓が聞こえる軍需銘柄21
  • 誰も知らない金融危機 LIBOR消滅
    5.0
    長年国際金融ビジネスの指標として用いられてきたLIBOR(ロンドン銀行間金利)が不正操作スキャンダルで信用失墜。2021年に消滅することになりました。 LIBOR廃止は、日本にとって他人事では済まされません。日本の金融機関、投資家、一般企業も巻き込む大変な事態なのです。外貨建て債券を買った人はその金利がLIBORに連動しているものが大部分です。中小企業で米国などに進出する際、建設費用をドル建てで借りていれば利払いはLIBORという契約が少なくありません。そうした取引の契約内容の柱である金利指標を変更しなければならないのです。ただし新しい指標の金利が投資家に有利とは限りません。契約の見直しにおいて大混乱が想定されます。 現に2014年にパウエルFRB理事(現、議長)は「LIBORが無くなれば、150兆ドルに上る契約が見直され、長期にわたり、高い費用がかかり、不透明な交渉が必要になる。しかもLIBORが無くなった時の頑強なバックアップはない」とし「恐ろしい混乱だ」と表現しています。この混乱は不可避であることをいち早く覚った国際金融に関わる金融機関は、戦々恐々として始めています。テクニカル・デフォルト、集団訴訟のリスクが高まっているためです。 本書は、国際金融市場の指標であるLIBORの誕生、発展、不祥事による危機、見直し、廃止までの波乱万丈の軌跡を明らかにするもの。LIBORは世界で350兆ドルの取引に使われていますが、Xデーは刻一刻と近づいているのにもかかわらず、その影響の割には対応は進んでいません。日本の金融機関の多くは、本書によって初めて影響の大きさを知り、対応への奔走が始まることが想定されます。
  • チーコのくれた宝物
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある日、夫婦の家にやってきた1匹の子猫。子猫は2人にチーコと名付けられまるで2人の子どものように大切に育てられてゆく・・・。チーコとの幸せであたたかい生活が続く中で、突然チーコがいなくなってしまう。茶色の子ねこ、チーコ。尊い命と日々向かい合う小児科医の著者からの切実なメッセージが込められた絵本。英訳つき。
  • ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学
    3.5
    BGMの種類で金銭感覚が変わる? 不眠症に効く音楽は何? 音楽を聴くとIQが上がるって本当? 映画「2001年宇宙の旅」でクラシック音楽が多用されているのはなぜ? 音楽が私たちの行動や心理に及ぼす計り知れない影響力をユーモアたっぷりに解説します。
  • 21世紀の金融政策 大インフレからコロナ危機までの教訓
    -
    中央銀行の使命を歴史から問い直す インフレ、雇用、金融危機――。経済の変化にどう対応すればよいのか。 ノーベル経済学賞受賞の元FRB議長が歴史を通して未来を展望する。 ■現代の経済をコントロールする最強の権能をもつ中央銀行。その目指すべき姿を探るには歴史の扉を叩くことが不可欠である。 ■なぜ1970年代、大インフレが生じたのか? ボルカーのインフレとの戦いを支えたアイデアとは? グリーンスパンをどう評価すべきか? バーナンキ時代の危機対応の真相は? イエレン議長の果たした重要な役割とは? パウエルの独自性とは? ■大インフレ、バブル、世界金融危機、低インフレ・低金利、そして、ゼロ金利の解除、金融不安定化、インフレへの対応、中央銀行としての独立性の確保――。連邦準備制度(Fed)は雇用の最大化、物価の安定を二大責務としつつ、いかにして経済・金融の変化に対処し、現在の姿にたどり着いたのか? そして、これから先に何が待ち受けているのか? ■連邦準備理事会(FRB)議長を務め、ノーベル経済学賞を受賞したベン・バーナンキが、自らの議長時代を含む過去70年間のFedの政策立案の歴史を解き明かす。あわせて経済環境が劇的に変化するなかで、21世紀におけるFedの金融政策の手段、枠組み、コミュニケーション戦略の劇的な変化、そして新たな課題を示す。 ■また、量的緩和、フォワード・ガイダンスなど、世界の中央銀行の中でイノベーティブな政策を次々と先駆的に打ち出した日本銀行の政策についての評価も行う。
  • パウエルFRB 迷走の代償
    3.0
    シリコンバレーバンクの経営破綻を象徴とする金融市場の混乱。その鍵をにぎるFRBの金融政策はどのように決まり、どのように市場に影響を及ぼしたか。歴史的な転換点にあるFRBの政策決定の舞台裏を、現地記者ならではの生の声を通してドラマチックにえがく。 40年ぶりの高インフレに苦闘したFRB。当初の「インフレは一時的」との読みは外れ、大インフレは長期間にわたり続いている。一転して行われた急激な利上げは、銀行の破綻という副作用を伴った。 政策金利の影響が経済にあらわれるまでには時間がかかる。FRBの利上げの判断がこれほど後手に回ったのはなぜなのか。著者はその本質的な答えを、FRB議長パウエルのリーダーとしての資質にみた。  公的な組織のトップは、現代においては説明責任を果たすことが一段と重視される。パウエルはそうした、カリスマなき時代の申し子と言える。本書では、多方面に配慮しようとするパウエルの人柄から、政治的・社会的な影響要因、豊富なインタビューからみえる舞台裏までを、現地記者の視点から解説する。
  • ピアノトリオ モダンジャズへの入り口
    4.3
    日本のジャズレコードやライブの多くを占めるピアノトリオ.バンドのリズムセクションが独立して成立した比較的新しい演奏編成とはいえ,モダンジャズの入り口でもある.その歴史を繙き,パウエルからエヴァンス,チック・コリア,ジャレットなど様々なピアノトリオのアルバムを取り上げ,具体的な魅力,聴き方を語る.

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  • ボスの愛人
    -
    ジェインはリゾート開発会社の社長秘書。ボスのアダム・パウエルに秘めた想いを寄せていたが、当のアダムは女性と真剣につき合う気はないと公言している。だからジェインは、いつも有能な秘書役に徹していた。ところがある日、すべてが一変する。かねてから買収を狙っていたリゾート地のオーナーから、アダムは条件つきで商談に招かれたのだ。愛し合っているカップルに譲りたいので、恋人同伴で来るように、と。困ったアダムはジェインに言った。「リゾートに同行して、僕の愛人になってくれないか?」★四カ月連続でお楽しみいただいた『キング・オブ・ハーツ』も今月で最終話。不思議なマッチメイカーの最後の奮闘は報われるのでしょうか?★
  • ようこそ結婚生活
    -
    六年前、愛してると口にしながらも、平和部隊に加わって旅立ったパウエル。彼とこんな形で再会を果たすとは。証券アナリストとしてばりばり働いていたリディアは、突然四歳のケネスと、一歳のタミ・リンの育児に追われる。親友スーザンとダン夫妻が事故で亡くなったため、遺された子供たちの後見人になる決意をしたからだ。もう一人の後見人候補は、かつての恋人でもあるパウエル。社会福祉局に、子供たちがふさわしい環境――あたたかい家庭に暮らしていけると判断してもらうためには、パウエルとの形だけの結婚でも急がなければならない。“形だけの結婚”や“口先だけの愛”など、欲しくもないのに……。
  • 冷酷な口づけ【ハーレクインSP文庫版】
    -
    夢のようなキスのあとで、なぜ、そんな仕打ちができるの?舞い上がった直後、幸せはあえなくしぼんだ。彼には既に、美しい恋人がいたのだ――パウエル家の物語 リビーは最愛の父を心臓発作で亡くしたばかりだ。継母は、父が遺産をすべて彼女に残したと言い、まだ喪も明けぬうちに、一家の土地を売ろうとする。途方に暮れるリビーを助けてくれたのは、以前から憧れていた、隣人のジョーダンだ。ハンサムで頼りがいのある彼からキスをされ、リビーは夢見心地だった――もしかして、彼もわたしのことを?だがすぐに、それはとんだ勘違いと知る。ジョーダンは、町で評判の美女とつき合っていたのだ。 *本書は、シルエット・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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