加藤万里子の作品一覧
「加藤万里子」の「エヴァンジェリカルズ アメリカ外交を動かすキリスト教福音主義」「権力の終焉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「加藤万里子」の「エヴァンジェリカルズ アメリカ外交を動かすキリスト教福音主義」「権力の終焉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
--権力が弱体化している。
「米国覇権の揺らぎ」は明らかだが、一方で中国共産党の権力は盤石に見える。本当に「権力は終焉する」のだろうか?
ザッカーバーグが二週間に一冊本を読むと宣言した際にその一冊目として紹介された本書。本書によると、第五章で「独裁者から民主主義者へ」「多数派から(多様な)少数派へ」と権力が分散化すると主張する。
中国やロシア、シンガポールなど一部の強力な権力を掌握する独裁国家がうまく行っているように見えるのは、国家パワーが「北から南へ」「西から東へ」大移動している時流に乗っているに過ぎないという考え。この背景には、テクノロジーの進化、人口動態、人の移動(移住)などがある
Posted by ブクログ
権力とは何か。国家や企業がかつてのように安易に権力を行使できないのはなぜか。「より入手し易く」なった一方で、「使いづらく」なった権力の”衰退”のメカニズムを、幅広い視点から解き明かした一冊。
権力とは、物理的強制力、規範、説得、報酬によって他人を動かす力であるが、世界的な豊かさの拡大とヒト・モノ・カネ・情報の移動に伴い、人々の権力に対する意識が変化したことで、権力に対する「参入障壁」が弱体化し、所謂「マイクロパワー」の台頭が政治、ビジネス、宗教等あらゆる分野で進行している。これらの動きは、イノベーションによる選択の自由というメリットをもたらす一方、特定の利害を代表する個人やNGO、小規模政党
Posted by ブクログ
権力(他人に何かをさせる能力、させない能力)がどのように歴史的な変化、世界を変える変化を遂げているかについて論じた本。
・権力者が抱えるギャップは、実際の権利より、周りが持ってると思っている権力が遥かに大きいこと。
・権力が劣化している、このメリットは社会がより自由になり、有権者にとって選挙の機会と選択肢が増え、コミュニティをまとめる新しいプラットフォームがアイデアと可能性を広げる。デメリットとして、国家ぎ問題対処のための必要な決定を下せなくなり、テロリストなどの非国家主体を駆り立てている。
・集団行動問題の亜原子化、小さなプレイヤーと短期的なイニシアチブの増加拡散は、特定の社会的目標