現在移民は世界の総人口の3%にすぎない。移民の開放で50~150兆ドルの利益がある。
生産要素の自由移動で比較優位の原理が活かされる。
移民で、流出国も人的投資の促進がある。所得の還流がある。
移民による賃金と雇用の減少効果は一時的。
移民の労働は補完的。部分均衡モデルでは、移民によって賃金と雇用が
...続きを読む減少。一般均衡的効果を考えるとそうともいえない。
教育は混雑性供給財。
不法移民は失業で国に帰るので生活保護を受ける機会は少ない。
帰国すれば、公的年金に対しては純貢献になる。
移民の子孫は大きなプラスの財政純貢献をする。第一世代は教育などの費用のために貢献が少ない。
第二世代以降は同化し、文化的にも見分けがつかない。
不況によって、メキシコからの流入は減っている。
H2A=農業労働者で人数の制約がない、H2Bはその他の労働者で割当がある。
移民の選抜は市場アプローチで=ビザを乳殺で売る。技能水準が高い人が入国する。
ビザの価格で世界の評価がわかる。
貧しい移民がっ差別されるという批判。
不法移民対策。1000万人以上の不法移民の存在。
既に人的資本の重要な一翼を担う。
子供がいる場合、その扱いにこまる。
不法移民を追放した場合、経済活動が需要側としても停滞する可能性がある。
入国税アプローチ=いくらと決めるのか。
カナダのポイント制度と同じ。行政が決めるのは効率が悪い。
高技能移民は一般に歓迎されるが、大学卒も就職難になっている。
同化は選択肢ではなく必要なことがら。生活の規範は同化すること。同化が進まないと社会が文化によって分断される。
日本にいる移民は日本人より法律を尊守している。
実証データが少ないため移民のプラスマイナスを図ることはできない。
完全な自由ができないとしても、上限は大きく引き上げて、人選は市場に任せるべき。
社会厚生関数のなかの何を重視するかによって、移民の賛否が決まる。
所得の総額をどのように分配するか。社会制度を壊さないか。