スターツ出版文庫 - 切ない作品一覧

  • 満月の夜に君を見つける
    4.0
    家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。そこへ不思議な雰囲気を纏った美少女・水無瀬月(ゆえ)が現れる。絵を前に静かに微笑む姿に、僕は次第に惹かれていく。しかし彼女の視界からはすべての色が失われ、さらに“幸せになればなるほど死に近づく”という運命を背負っていた。「君を失いたくない―」彼女の世界を再び輝かせるため、僕はある行動に出ることに…。満月の夜の切なすぎるラストに、心打たれる感動作!
  • 御堂誉の事件ファイル~鳥居坂署のおひとりさま刑事~
    3.0
    鳥居坂署一の嫌われ部署「犯罪抑止係」に配属になった新人警察官・巧。上司・御堂誉は二十八歳にして警部補という超エリートだが、エゴイストで社交性ゼロ。かつて捜査一課を追放された超問題児。「こんな部署になぜ俺が!?」と絶望する巧のもとに、少年たちによる特殊詐欺の疑惑が届く。犯抑には捜査権がない。しかしたったひとり秘密裏に捜査を始めた誉。そこで巧が目の当たりにしたのは誉の驚くべき捜査能力で――!?異色のコンビが敵だらけの署内で真実を追う、痛快ミステリー!
  • 夕星の下、僕らは嘘をつく
    5.0
    他人の言葉に色が見え、本当の気持ちがわかってしまう――そんな特殊能力を持つ高2の晴は、両親との不仲、親友と恋人の裏切りなど様々な悲しみを抱え不登校に。冬休みを京都の叔母のもとで過ごすべく単身訪ねる途中、晴はある少年と偶然出会う。だが、彼が発する言葉には不思議と色がなかった。なぜなら彼の体には、訳あって成仏できない死者の霊が憑いていたから。その霊を成仏させようと謎を解き明かす中、あまりにも切ない真実が浮かび上がる…。
  • ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~
    3.7
    カフェ店員に憧れる女子大生の未桜は、まだ寿命を迎えていないにも関わらず『来世喫茶店』—あの世の喫茶店—に手違いで招かれてしまう。この店は“特別な珈琲”を飲みながら人生を振り返り、来世の生き方を決める場所らしい。天使のような少年の店員・旭が説明してくれる。未桜はマスターの孝之と対面した途端、その浮世離れした美しい姿に一目惚れしてしまい…!? 夢見ていたカフェとはだいぶ違うけれど、店員として働くことになった未桜。しかし、未桜が店にきた本当の理由は、孝之の秘密と深く関わっていて——。
  • 余命わずかな私が、消える前にしたい10のこと
    3.0
    平凡で退屈な毎日にうんざりしていた夕桔は、16歳の若さで余命半年と宣告される。最初は落ち込み、悲しむばかりの彼女だったが、あるきっかけから、人生でやり残したことを10個、ノートに書き出してみた。ずっと変えていなかった髪型のこと、疎遠になった友達とのこと、家族とのこと、好きな人とのこと…。それをひとつずつ実行していく。どれも本当にやろうと思えば、いつだって出来たことばかりだった。夕桔はつまらないと思っていた“当たり前の日々“の中に、溢れる幸せを見つけていく―。世界が色づく感動と希望の物語。
  • 夜を裂いて、ひとりぼっちの君を見つける。
    5.0
    午後9時すぎ、塾からの帰り道。優等生を演じている高1の雨月は、橋の上で夜空を見上げ、「死にたい」と呟いていた。不注意で落ちそうになったところを助けてくれたのは、毎朝電車で見かける他校の男子・冬夜。「自分をかわいそうにしているのは、自分自身だ」厳しくも優しい彼の言葉は、雨月の心を強烈に揺さぶった。ふたりは夜にだけ会う約束を交わし、惹かれあっていくが、ある日突然冬夜が目の前から消えてしまう。そこには、壮絶な理由が隠されていて――。すべてが覆るラストに、心震える純愛物語。
  • ラストは絶対、想定外。~スターツ出版文庫 7つのアンソロジー2~
    5.0
    その結末に、あなたは耐えられるか…⁉「どんでん返し」をテーマに人気作家7名が書き下ろす、スターツ出版文庫発のアンソロジー、第二弾。寂しげなクラスの女子に恋する主人公。彼だけが知らない秘密とは…(『もう一度、転入生』いぬじゅん・著)、愛情の薄い家庭で育った女子が、ある日突然たまごを産んで大パニック!(『たまご』櫻井千姫・著)ほか、手に汗握る7編を収録。恋愛、青春、ミステリー。一気読みして驚いて、また最初から読み返し…。ハッとする。グッとくる。今年一番の衝撃短編、ここに集結!
  • ラストレター
    5.0
    孤独なつむぎにとって、同級生のハルキだけが心許せる存在だった。病を患い入院中の彼は、弱さを見せずいつも笑顔でつむぎの心を明るく照らした。しかし彼は突然、療養のためつむぎの前から姿を消してしまう。それ以来、毎月彼から手紙が届くようになり、その手紙だけが二人の心を繋いでいると、つむぎは信じていた。「一緒に生きる」と約束した彼の言葉を支えに、迎えた23歳の誕生日――彼から届いた最後の手紙には驚きの真実が綴られていた…。
  • 龍神様の押しかけ嫁
    5.0
    幼い頃の初恋が忘れられず、26歳になっても恋ができない叶海。“初恋の彼に想いを告げて振られたらいいんだ”と考えた叶海は、かつて過ごした東北の村を訪れるが――。十数年ぶりに再会した幼馴染・雪嗣は、人間ではなく、村を守る龍神様だった!「私をお嫁さんにして!」「――断る!!」再び恋に落ちた叶海は雪嗣を落とすべく、“押しかけ嫁”となることに!何度求婚してもつれない態度の雪嗣だったが、たまに見せる優しさに叶海は恋心を募らせていって――!?
  • 龍神と生贄巫女の最愛の契り
    4.0
    巫女の血を引く少女・律は母を亡くし、引き取られた妓楼で疎まれ虐げられていた。ある日、律は楼主の言いつけで、国の守り神である龍神への生贄に選ばれる。流行り病を鎮め、民を救うためならと死を覚悟し、湖に身を捧げる律。しかし、彼女の目の前に現れたのは美しい龍神・水羽だった。「ずっとあなたに会いたかった」と、生贄ではなく花嫁として水羽に大切に迎えられて…。優しく寄り添ってくれる水羽に最初は戸惑う律だったが、次第に心を開き、水羽の隣に自分の居場所を見つけていく。
  • わたしの嘘つきな神様
    5.0
    幼いころに母を亡くした七瀬月乃は身内に引き取られるも、家に居場所はなく孤独だった。高2の夏、あることがきっかけで月乃は今まで我慢していたものが一気に溢れ家を飛び出す。向かった先は通称・なりそこない神社。「神様…」と願うと、そこには「なりそこないの神様」と名乗る不思議な青年が現れて…!? なんと見た目は月乃の憧れの設楽先輩とそっくり。彼の導きによって月乃は少しずつわだかまりを解消しようと歩みだしていく。でも神様と名乗る彼には過去にある秘密を抱えていた――。ラスト、彼の嘘に涙する!
  • 笑って。僕の大好きなひと。
    3.0
    冬休み、幼なじみに失恋し居場所を失った環は、親に嘘をつき、ある田舎町へ逃避行する。雪深い森の中で道に迷ったところを不思議な少年・ノアに助けられる。なぜか彼と昔会ったことがあるような懐かしい感覚に襲われる環。一緒に過ごす時間の中で、ノアの優しさに触れて笑顔を取り戻していく。しかし、彼にはある重大な秘密があった…。それは彼との永遠の別れを意味していた―。 第1回スターツ出版文庫大賞にて大賞受賞。

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