てのひらを、ぎゅっと。

てのひらを、ぎゅっと。

ラノベ
781円 (税込)

3pt

5.0

彼氏の光希と幸せな日々を過ごしていた中3の心優は、突然病に襲われ、余命3ヶ月と宣告される。そんな中で迎えた2人の1年記念日、光希の幸せを考えた心優は「好きな人ができた」と嘘をついて別れを告げるものの、彼を忘れられずにいた。一方、突然別れを告げられた光希は、ショックを受けながらも、なんとか次の恋に進もうとする。互いの幸せを願ってすれ違う2人だけど…?命の大切さ、家族や友人との絆の大切さを教えてくれる感動の大ヒット作!

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てのひらを、ぎゅっと。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    『てのひらを、ぎゅっと。』

    悪性脳腫瘍が原因で余命3ヶ月と突然宣告された女の子・心優 (みゆ)と、同じ中学校に通う幼なじみで恋人の光希 (こうき)こと こうちゃん。

    家族や友人たちとの時間、そして大切な人を想う気持ちが描かれたお話。

    ちなみに、この本を手に取った理由のひとつが、
    「心優 (みゆ)」という主人公の名前。

    なんか可愛ない?(^^)

    ジャケ買いならぬ、まさかの「名前買い?」(笑)

    そんな理由もあって読み始めたんやけど、心優は名前のとおり、ほんまに心の優しい子やった。

    自分が病気で一番つらいはずやのに、それでもこうちゃんの幸せを考える。

    強いなぁ……。
    ほんで、優しい。

    こうちゃんが病室に泊まり、二人で一緒に眠る場面もほんま好き♡

    心優が病気の不安や恐怖と闘う日々の中で、
    こういう二人の時間がなんとも微笑ましい♡

    でも心優ちゃん、たまに無茶する。(^^;

    先生から「無理はしちゃダメよ」と言われてたはずやのに、ある理由から病院の屋上へ...。

    夜空の星を眺めながら、こうちゃんと二人で過ごす時間。

    なんとも素敵な場面なんやけど……

    って、病院の屋上おるやんかあぁぁ~い!(笑)

    さっき言われたとこやん。(^^;

    こういうところも含めて、心優はほんま強い。

    でも、やっぱりこの物語は切ない...泣。

    特に読んでいて辛かったんが、心優の妹の紫苑 (しおん) のこれから。

    大きなったら恋バナしたり、一緒に買いもん行ったり。

    そんな姉妹の時間もあったはずやのに、その頃にはもう心優はおらん。

    これ、あかんかった……。

    ほんで、お父さん、お母さん、親友の梨帆 (りほ)、妹の紫苑 (しおん)、こうちゃんへ残した手紙。

    一通一通を読むたびに、最後まで大切な人たちのこと考えてるんやなぁ……って。

    やっぱ心優は優しい。

    少しずつ意識がなくなっていく心優。

    ほんで最後の、
    「せか、いで...い...ちば、ん...し、あわ、せ...な、て...」

    ここはもう……泣く。まじで...泣く。

    『てのひらを、ぎゅっと。』

    このタイトルが、ここでこんな響いてくるとは……。

    心優との別れのあとに描かれる、お母さんと一緒に星降る夜空を見上げる幼い頃の心優が出てくる「夢の続き」も切なかった。

    もう心優はおらんと分かっとるからこそ、余計泣ける。

    ほんで、心優がおらんくなったあとの物語。

    姉妹揃って朝の様子が同じなんには、ちょっと笑った。
    ……やっぱ姉妹やん。間違いなく...(笑)

    時が流れ、こうちゃんは心優との思い出が残る母校の教師になっとった。

    ほんで希衣 (きい)と結婚し...
    「優希 (ゆうき)」と「希心 (きこ)」、
    二人の子どもの父親に。

    ここで名前を見ていて、ふと思った。
    希心の「心」と、 優希の「優」。
    ……心優になるやん。

    これって偶然なんかな??

    そういう意味が込められてるんかは分からんけど、なんかええなぁ……って。

    ほんで番外編。
    星になった心優と、こうちゃんが繋がる。

    心優はおらんくなってしもたけど、二人で過ごした時間も、心優への想いも、ずっとこうちゃんの中に残ってるんやろなぁ。

    切ない。

    でも最後に二人がまた繋がれたような気がして、少し嬉しかった。

    ほんで、物語の中に出てきた、

    「何十億分のいのちの奇跡」

    って言う言葉も印象に残った。

    たくさんの人の中から誰かと出会って、 一緒に笑ったり、そばにおったり。

    普段は当たり前やと思てるそんな時間も、ほんまは当たり前やないんやろなぁ。

    「名前買い?(笑)」
    そんなところから読み始めた一冊やったけど……

    最後は、しっかり泣かされました。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    ずっと涙を流しながら読んだ。

    感想を読んでる人に伝えたいことが
    沢山あるけど
    想いが溢れすぎて言葉でまとまらない。

    自分の気持ちに素直になって
    自分を大切に過ごしてきてたんだろうか?

    明日人生が終わってもいいってくらい
    一生懸命に必死に今を生きているんだろうか?

    何より今していることが
    ものすごい確率の奇跡ってことに気づいて
    一分一秒を大切にできているんだろうか?

    0
    2024年09月07日

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