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4.5滅亡の危機に瀕した人類と、謎の生命体“ワーストマン”との 三世代にわたる長き戦いを描いた伝説のSF漫画が、 これまで未収録のページなども収めた《完全版》で再び甦る! ◆「週刊少年ジャンプ」で1970年3月9日号から1971年8月16日号にかけて連載されたSF漫画『ワースト』。 著者の小室孝太郎は手塚治虫のアシスタント出身で、1960年代後半にデビュー。 常に時代の先を行く先駆的なテーマと世界観で数々の意欲作を発表した著者の代表作が、この『ワースト』です。 今日で言う「ゾンビ物」の概念がまだ定着していなかった時期に、いち早くその題材に取り組んだ予見的な作品で、主人公が交代しながら三世代にわたって物語が進むという大胆な構成で描かれました。 そのストーリー展開のスリルと斬新さは、執筆からもうじき50年が経とうとしているとは信じられないほどです。 この知る人ぞ知る傑作を、装い新たな完全版でお送りします。 ▼あらすじ 地球全土に長い雨が降り続いた。本能で危機を察知して町から姿を消した動物たちのほか、この雨が人類滅亡の兆しであることに気づいた者は少なかった。 その数少ない予見者の一人、通称<カミソリの鋭二>は、雨を逃れて地下の倉庫に身を隠す。 やがてもう一人の人間が鋭二のもとへやってくるが、「雨だ… 悪魔の雨…」と謎の言葉を残して男は死んだ。 予感通り何か異変が起こったことを知った鋭二は倉庫から出ようとするが、そのとき、死んだはずの男がゆっくりと立ち上がって鋭二の後を追い始めた。その顔は奇妙なひび割れで覆われていた。 街中を逃げ回る鋭二が目にしたのは、生きた人間を捕らえて喰らう、ひび割れた顔の亡者の群れだった。 この怪物たちに取り囲まれた鋭二の窮地を救ったのは、まだ年端もゆかぬ少年<バンソウコウの卓>だった。 銃で撃っても死なないばかりか、爆散しても再生する怪物たちを相手に苦戦する鋭二と卓の元に、米軍からの脱走兵ハリーが3人目の仲間として合流する。 そのハリーの口から、衝撃の事実が語られた。今や世界中が同じように怪物に襲われ、地球全土が地獄と化しているというのだ。 「あの怪物は地球の最悪(ワースト)! 破滅への使者だ ワーストマンだ!!」 3人は霞が関ビルに立てこもって「ワーストマン対策本部」を設置し、東京中から他の生き残りを探し集めつつ、ワーストマンの侵略に備える。 こうして、人類の存続を賭けたワーストマンとの長い戦いが始まった…!
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3.51888年。近代化革命に踊りまだ残されたものが湧く世界…。 霧の街ロンドン、ウエスト・エンドの街路に、ある珍品・舶来品を扱う店がある。 窓から覗く禍々しい何か?その異質さから、訪れるものは殆どいない―。 その店の扉には、大きな瞳で辺りを睨むかのような大きな梟のレリーフがあり、いつしか街の人々はその店を『梟の杜』と呼んでいた。 店の主人の名は「アダム=ファウスト」。 彼の正体は、100年もの昔、魔女の契約の呪いにより不死者となった男。 彼の願いは、かの魔女と対峙し、呪いの契約を解除してもらう事…。 さて紳士並びに淑女諸君、この怪異と呪いに祟られた物語の一端を刮目と喝采にてご覧いただければ幸い。
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4.0友人と合コンに行った神崎だが、上がり症の彼は女性とうまく話せず、結局彼女ができずじまい。相手が自分をどう思っているかを詮索するあまり、ついつい不自然な態度になってしまうのだ。憂鬱な気持ちのまま、翌日も女子高生ばかりの職場で働いていたが、通りすがりの生徒の頭に手が触れたとき、なんと彼女の心の声が聞こえてきたのだ。ある日突然、神崎は女性の頭部に手を触れるだけで、その心の中が声として聞こえてしまう特殊能力を手にするが…!?