ビジネス・経済 - 外山滋比古作品一覧

  • 新版 思考の整理学
    4.5
    「東大・京大で1番読まれた本」として知られ、刊行以来40年以上読み継がれる〈知のバイブル〉の増補改訂版。2009年の東京大学での特別講義を新たに収録し、文字を大きく読みやすくした。自分の頭で考えたアイディアを軽やかに離陸させ、思考をのびのびと飛行させる方法とは?――広い視野とシャープな論理で自らの体験をもとに提示し、圧倒的支持を得る「思考法」入門書が「新版」で登場。
  • 乱読のセレンディピティ
    4.0
    一般に、乱読は速読である。それを粗雑な読みのように考えるのは偏見である。ゆっくり読んだのではとり逃すものを、風のように速く読むものが、案外、得るところが大きいということもあろう。乱読の効用である。本の数が少なく、貴重で手に入りにくかった時代に、精読が称揚されるのは自然で妥当である。しかし、いまは違う。本はあふれるように多いのに、読む時間が少ない。そういう状況においてこそ、乱読の価値を見出さなくてはならない。本が読まれなくなった、本ばなれがすすんでいるといわれる近年、乱読のよさに気づくこと自体が、セレンディピティであると言ってもよい。積極的な乱読は、従来の読書ではまれにしか見られなかったセレンディピティがかなり多くおこるのではないか。それが、この本の考えである。乱読によって思いがけないものを発見する能力〈セレンディピティ〉が起こることを教えてくれる。 「本は身ゼニを切って買うべし」「知識と思考」など、「知の巨人」が思考を養い人生が変わる読み方を伝授 !
  • こうやって、考える。
    3.8
    本書は、東大生のバイブルとして名高い『思考の整理学』の著者が、これまでの著作郡の中から発想力を鍛えるためのヒントを150に厳選して紹介します。専門の英文学のみならず、思考、日本語論など、さまざまな分野で創造的な仕事を続けてきたことから「知の巨人」とも称される著者。「無意識を使いこなす」「着想を古典化する」「思考に休符を挟む」「『まどろみ』の中で考える」「比喩で思考を節約する」など、誰でもすぐに取り入れることができる方法が満載です。発想力と思考力が同時に磨かれる1冊! 「校正などしている間に、おもしろいことに気付いた。引用された短文が、もとの本文の中にあったときとは違った、新しいニュアンスをともなっているのである。引用されることで、味わいが濃縮されるのかもしれない。本書の短いことばたちが、少しでも読者の役に立てば幸いである」(本書「はじめに」より抜粋)
  • やわらかく、考える。
    3.9
    大人気シリーズ第2弾! 本書は、ベストセラーとなった箴言集『こうやって、考える。』の姉妹本です。知の巨人がこれまでに執筆した膨大な著作の中から、「柔軟な視点を養うためのヒント」を150に厳選しました。ガチガチになった頭を解きほぐし、ひらめきとアイデアが溢れ出す1冊! (主な項目)●忙しくても、昼寝をする ●ゆっくり急ぐ ●頭の中のよぶんなものを捨てる ●雑談は発見のタネ ●不幸なときは読書のチャンス ●あてもない旅をする etc. 「本書は、これまでの著作の中から「柔軟にものごとを見るヒント」となるような箇所を抜粋して、一冊の本にまとめたものである。日ごろしていることをほんのすこし変えるだけで、ずいぶん変わってくる。新しいことのように見えても、その実、昔から言われてきた知恵と同じだったりする。こういうヒントが、読者のみなさんに、いくらかでも参考になれば幸いである」(本書「はじめに」より抜粋)
  • 逆説の生き方
    3.3
    東大生・京大生に一番読まれた本の著者が、幸福にとって何が欠かせないか明快に伝授。いわく「前列人間より後列人間になれ。自己宣伝しないとと思うのは浅い考え」「知識がありすぎると考える力がつかない」「傷ついたリンゴは甘い。コンプレックスや苦労をどうとらえるかが大事」ほか、豊富なエピソードをユーモアもときに交えて紹介。外山先生が導きだす逆転の価値観こそ、本物の「生きるための方程式」です。
  • こうやって、考える。
    3.8
    専門の英文学のみならず、思考、日本語論など、さまざまな分野で創造的な仕事を続けてきたことから「知の巨人」とも称される著者のこれまでの著作群から、「無意識を使いこなす」「着想を古典化する」など、発想力を鍛えるためのヒントを集めた初の箴言集。 私自身、広い意味で、エッセイと言ってよい文章を数多く書いてきた。なるべく短く、と心がけて書いたものの、冗長に流れることが少なくなかった。もっと短く、味わいのあるエッセイが書きたいと願いながら、年をとってしまった。いまさら、どうすることもできない。そう思っていたところへ、「発想力や思考力を磨くヒントになるような箴言集を、これまでの著作から抜粋して作らせてほしい」と申し出てきたのがPHP研究所の出版部であった。(中略)本書の短いことばたちが、少しでも読者の役に立てば幸いである。(「はじめに」より)

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  • 心と心をつなぐ話し方
    4.0
    ことばには不思議な力があります。口先だけでなく心からはっせられたことばは人の心を動かす力にもなれば、しっくりいっていなかった相手との関係を血の通ったものにすることもできるのです。本書は自分の気持ちや考えを思いどおりに伝えるうえで大切な話し方のマナーを、具体例をあげながらわかりやすくアドバイスします。素敵な人間関係を築きたい人に必ず役に立つ、話し方の入門書。

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  • 思考力
    3.7
    知識を捨てよ!思考せよ! 頭のいい人とは、博学で教養(知識)がある人というイメージがある。しかし、知識をたくさんもつことは、「本を読んで、頭に入れて、それを整理して、必要なときに出す」ことにすぎない。真の頭のよさとは、思考すなわち「それはなにか、なぜそうなのか、という疑問をもって、それを自分の力で解こうとすること」にある。人類にとって、いまは「知識の時代」から「思考の時代」への転換期なのだ。 「人間の本質は、ものを考えることにある。知識より一歩先の“思考”にこそ力がある」と著者は言う。 『思考の整理学』の著者による、無知を恐れず、知識に頼らず、自分の思考を育てるための本。 日本人は何でも知っているバカになっていないか?知識武装はもうやめて、考える力を育てよう!
  • 思考力の方法
    4.0
    「聴く」ことから「思考する力」が身につく! 「聴く」と「聞く」。「聴く」は注意深く聴くことで、単なる聞こえることとは違う。注意して聴きつづけることはかなり疲れるため、講演会でもつい居眠りしてしまう人は多い。大事なことを聴いて頭に入れる力が弱っているのである。思考の流れについていくのが下手な人が多い日本は、「耳バカ社会」になっている。 知性とは「聴く」「話す」「読む」「書く」の4つがすべて揃って養われる。「読む」「書く」が重視されている現代だが、「聴く力」=人の話をよく聴くことから「思考力」が深まっていく。 思考力の方法としての「聴く力」について考える。
  • 失敗を活かせば人生はうまくいく
    3.3
    人生の「マイナス」は、その後の成長の種である。 *逆境を活かす考え方 *災難のあとに幸福あり *人間の体には「再起力」が備わっている 92歳「知の巨人」が、その経験にもとづいて語る「失敗」から始まる「幸福論」。
  • 新編 ことばの作法 心を伝える“ひと言”の知恵
    3.0
    ことばは人づきあいの潤滑油。よりよい人間関係を築くには、話し方にも気配りが大切。あなたの何気ない「ひと言」が、相手の心を開く役を果たすこともあれば、思わぬ波紋を生み出すこともあるのです。―日本語に強い関心をもち続けてきた著者が、ことばづかいの作法や、電話・手紙のマナーを披露する。思いを上手に伝えるための心得をそっと教えてくれるエッセイ集。

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  • 知識ゼロからの人を動かす「聞く力」
    4.0
    初対面の相手に「楽しく話せた! この人にまた会いたい!」と思わせる方法は?相手を気持ちよくするコミュニケーションのワザを、弁護士やカウンセラーなど、会話のプロ5人が伝授。
  • 知的生活習慣
    3.5
    無知であることを自覚して営む日々の暮らしこそ、知的生活である。年をとって忘れっぽくなるのを嘆くことはない。むしろ日々これ新しく前進する、と考えよう。老年恐れるに足らず、との心境に至れば、人生は明るく楽しいものになる――そう考えるのが外山流の知的生活。さまざまな日常の局面におけるちょっとした工夫を習慣化することで、老若男女を問わず誰でも日々向上することができる。九十歳を越えた今も知的創造を続ける知の巨人による、『思考の整理学』実践編。
  • 「長生き」に負けない生き方
    -
    「長生き」に不安という人の割合は9割にも! これは生命保険会社が20代~60代の1000人近くに対し行った調査結果。現代日本人が実は、ご長寿を望んでいないということがはっきりわかります。東大・京大でもっとも読まれた本、200万部のベストセラー『思考の整理学』の著者・外山滋比古氏は92歳。「長生き」の時代をどう生きれば不安でなくなるか、自らが見いだした結論と33の実践方法を明かします。
  • 忘却の整理学
    4.6
    知識は「盾」である。仕事や試験において時間を削り取ろうとする敵から自分を守ってくれる。知識によってタスクは効率化され、浪費は防がれる。では「矛」は? ……それは「忘却」である。なぜなら、常識やルールといった自分の内なる暗黙知、さらには時間すら忘れて物事に打ち込んだとき、そこから得られる成果物は、きっとあなたにとって代えがたい武器となるからだ。
  • ものの見方、考え方 発信型思考力を養う
    3.5
    学校で学んだとおりに知識をふやし、数々の試験を乗り越えてきた。それなのに、「考える力」がつかないのはなぜだろう。本書はベストセラー『思考の整理学』の著者が実践する新しいタイプの思考法、「発信型思考」を養うヒントがつまった珠玉のエッセイ集。読み書きや身近な物事を題材に、「なぜ」「どうして」を追究し、これから身につけたい自分だけの見方、考え方を磨く。『ものの見方』を改題。

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  • やわらかく、考える。
    3.6
    せわしなく、あらゆる変化の激しい現代。前例のない発想やアイデアが必要と言われて久しいが、実際に自分の頭で考えようとすればするほど、考えは凝り固まってしまうもの。大ベストセラー『思考の整理学』著者の外山滋比古氏は、「急に頭をよくすることはできなくても、頭にうまくはたらいてもらうコンディションづくりならできない話ではない」と言う。そんな外山氏のこれまでの著作の中から、「柔軟にものごとを見るヒント」となるような箇所を抜粋し、まとめた箴言集が本書である。 ●知れば知るほどバカになる ●ゆっくり急ぐ ●雑談は発見のタネ ●木を見て森も見る……etc. 読めば、世間の常識にとらわれない「やわらかい思考」のコツが身につく、150の至言。
  • ユーモアのレッスン
    3.7
    しゃれて気の利いたユーモアは、その場かぎりのものでなく、聞く人の記憶に長くとどまる。気まずい場の雰囲気をたちまち明るくし、ときに、厳しい追及をさらりと受け流すのにも役立つ。だが、ユーモアを発揮する側はもとより、それを感じとる側にも、洗練されたことばの感覚が必要である。本書は、思わず頬がゆるんでしまうエピソードをまじえながら、その効用に光を当てる。このレッスンには、教則本も近道もありません。
  • ライフワークの思想
    3.8
    ライフワークの花を咲かせることはあらゆる人に可能である。この花は晩年になって始めて結実する。そのためには自由時間の使い方を考えなくてはならない。自分の生きがいとなり、人生の豊かさにつながる、能力の備蓄をすることが必要だ。バッテリーは使い切るまえに絶えず充電しなくてはならない。輝かしい、円熟したフィナーレを迎えられるよう、一日一日の生き方を考えてみよう。
  • リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる
    4.0
    キズのついたリンゴは、それをかばおうと力を出し、無キズのリンゴより甘くなるという。人間にも似たところがある――。90歳、「知の巨人」による“欲、半分”の生き方提案。全34話を収録。
  • 忘れる力 思考への知の条件
    3.8
    どんどん忘れよ!忘れた分だけ思考が深まる! 人は「忘れること」を嫌う。長年、「忘れてはいけない」と記憶型の教育を受けてきた影響で、無意識のうちに、「記憶はいいこと、忘却は悪いこと」という色分けをしている。 本書で著者はそれに真っ向から反対を唱える。記憶と忘却は敵対関係にあるのではなく、協調関係にある。忘却によって頭の中の雑多な知識・情報を整理・処分し、そこへ記憶によって新たな知識・情報を入れる、という互いに連動する関係である。それが整って初めて柔軟な「思考力」が生まれるのだ。忘却の意味とさまざまな役割を語り、知識を詰め込むだけでなく積極的に忘れることを心がけることだと訴える。「賢くなるには、もっと忘れろ!」という目からウロコの1冊!

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