検索結果

  • 「愛」するための哲学
    4.0
    「愛とは何か」「愛するとはどういうことか」「愛することで何が変わるのか」……。現代人が見失っている、 人生を幸福に生きる「愛」する能力の育て方を、先人たちの知見から導く。新装版
  • [新訳]般若心経 人生を生きやすくする智慧
    -
    日本でいちばんよく知られている仏教経典『般若心経』。300字足らずの短さが、人気の一因だろう。本来、お経には物語性があり、釈迦世尊が、いつ、どのような状況でその教典を説かれたか、詳しい説明が書かれているが、私たちが慣れ親しんでいる『般若心経』には、それが省略されている。一方で、状況を説明した600字程度の『般若心経』がある。序文と結文があり、お経の体裁が整った、大本『般若心経』だ。(これに対して、300字足らずのものは「小本」と呼ばれる)本書では、大本『般若心経』を元に、・此岸を支配する欲望原理・此岸を支配する競争原理・世の中に振り回されないための智慧・未来を心配しない智慧・過去をくよくよ考えない智慧・反省するな!・希望を持つな!・損するための智慧・問題を解決しない智慧など、釈迦世尊の教えをわかりやすい解説とともに、その教えをどう実践するかを紹介する。

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  • 超要約 哲学書100冊から世界が見える!
    値引きあり
    3.8
    ミリオンセラー『超訳 ニーチェの言葉』の著者が「世界を変えた哲学書100冊」を厳選、わかりやすく解説。最強のブックガイド!この1冊で、思想・宗教・社会・歴史、人間心理…の全体像がざっくりつかめる!本物の「教養」を楽しめる!『自省録』アウレリウス/『私たちはどう生きるべきか』シンガー/『人間知性論』ロック/『自殺論』デュルケーム/『経済学・哲学草稿』マルクス/『我と汝』ブーバー/『なぜ世界は存在しないのか』マルクス・ガブリエル/『オリエンタリズム』サイード/『大衆運動』ホッファー/『隷属への道』ハイエク/『論理哲学論考』ヴィトゲンシュタイン/『存在と時間』ハイデッカー/『新約聖書』/『コーラン』/『善の研究』西田幾多郎/『日本的霊性』鈴木大拙…2000年の間、各時代のすぐれた人々が人生を賭けて真剣に考えたこととは?

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  • 頭がよくなる思考術
    3.8
    「自分を隣から眺めてみよ」 「心に触れるものに価値を置け」 「“幸せ"ではなく“満足"を求めよ」 あなたの思考がみるみるクリアになる! 実践的な55のアドバイス。 ミリオンセラー『超訳 ニーチェの言葉』著者が古今東西の哲学書・啓蒙書のエッセンスを凝縮 読者から感動の声、続々! もう一度、自分を生まれ変わらせてくれるヒントが満載です。(29歳・女性) シンプルで、的確で、わたしの疑問をどんどん消していってくれる本です。(29歳・女性) 読み終わったとき、頭の中が以前とは違う感覚があった。 目の前の“当たり前"の世界が、ほんの少し愛しい生活に見えてくる。(39歳・女性) 久しぶりに目の覚めるような本に出会った。(54歳・女性)

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  • あきらめて極楽 悩んで地獄
    -
    金・かね・カネと血眼になっても心の隙間は埋まりません。人生の意義とか価値なんて、死ぬまでさっぱりわかりません。でも、人生劇場はあなたが主役です。大根役者ではなく、立派な名優になりましょう。【主な内容】I:生まれて死んで人生は回転木馬――現世は百年、地獄は一兆六千二百億年 死んだあとの心配など無用です 莫妄想――「分からない問題」を考えるな! 人生は不完全。しっかり迷えばいいんです 怠け者は怠け者のままで最善を尽くせばいいんです II:あなたもわたしもみんなみんな観音様――嫌いな人も憎む人も観音様です 遁れられない苦しみはしっかり苦しめばいいんです 全員が水戸黄門にはなれません 逆境は人の心を豊かにはしません III:お浄土はわがふるさと いずれは帰る ふるさとへ――「生活の危機」と「人生の危機」を混同してはいけません 地獄の心より仏心を大切に 未来の心配なんていりません 安心してお浄土に往きましょう

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  • 悪魔のはなし
    完結
    -
    飲み屋で一杯やるうちに、おシャカさまの時代に迷い込んでしまった漫画家越宮飲助と編集者一斗樽蔵造。命をねらわれたふたりは、悪魔の誘惑に負け、おシャカさまに毒入りの乳がゆを供養してしまう。さまざまな事件に巻き込まれながら悪魔の正体をつきとめようとおシャカさまの後を追うふたり-。人間の内に潜むさまざまな悪魔を登場させ、悪魔とは何なのかをドラマチックに解き明かす。

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  • 明日への家庭
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代の家庭を単なる「ねぐら」から本物の家庭にするには、どうすればよいのか? 仏教、神道、臨床心理など、さまざまな立場から考える。日本図書館協会選定図書。

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  • アシュラ : 怒れる魔神
    完結
    -
    晴れぬ日々を送ってきた山崎夫妻は、ある日「愛真会」と出会う。それは登校拒否児を抱える親の会で、二年前から学校に行かない息子をもつ夫妻にとって、得難いオアシスとなった。会場となっている寺で、夫はたまたま仏教コミックス『アシュラ』を手にする。正義の神でありながら戦いの魔神に落ちてしまったアシュラの物語に、彼は自分の姿を見いだすのだった――。アシュラとは何者か、正義とは何かを登校拒否という問題に重ねて考える。

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  • アショーカ王物語
    完結
    5.0
    紀元前三世紀インドのマウリヤ王家の王子として生を受けたアショーカ王。しかし、生まれつきの階級の低さと、醜さのため周囲から疎まれて育ちその代償として殺戮を繰り返すという残忍な性格であった。ある日、王は平和と平等を説く仏教に触れて深く帰依し、武力による統治から法(真理)による統治を目指し、仏教を厚く保護する。数々の事業を遂行し後世に名を残すアショーカ王の生涯をドラマチックに描く。

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  • 頭がよくなる逆説の思考術 (白取春彦の思考術)
    3.8
    10万部を突破したベストセラー「頭がよくなる思考術」の姉妹編が登場! 「人生は不安で当然。安心などする必要はない」など、著者の逆説的なメッセージは読者を励まし勇気づける。
  • 阿呆の知恵 自分らしい人生を送るための25のヒント
    4.0
    世間の期待に応えようとして生きるからつらくなるのです。「目の前の問題は解決しない」「脇役として生きる」など世間の尺度から逃れて生きる術を、仏教の教えなどを交えながら解説する。
  • 阿弥陀仏の願い
    完結
    5.0
    珍念は大のいたずら好きの小坊主。お供え物のボタもちを食べ、仏像の口にアンコを塗ってほとけさまのせいにするくらいは平気である。そんな珍念とともに、和尚はズッコケながらも寺の暮らしを続けている。村娘お松の自殺未遂、非道な借金取り事件などの出来事を経る中で、和尚は極楽浄土をつくられた阿弥陀仏の前世の話、「大無量寿経」にある法蔵菩薩の物語をせつせつと説き、阿弥陀仏とはなにかを明らかにする。

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  • いい言葉が、心を掃除する
    5.0
    迷ったり、つまずいたり、自信を失ったり…、そんな困った経験はどんな時代でも、誰にでもあるものです。特に今のような不安な時代ならなおさらです。私達の祖先は大きな苦しみや災難にあっても、しなやかに、したたかに立ち直ってきました。その強さの根源には仏教の教えである「諸行無常」の精神が根付いていたにちがいありません。本書は仏教研究の第一人者としておなじみのひろさちやさんを監修者として迎え、日本の仏教の宗派の祖師や名僧が説いた教えを集めました。その教え=言葉を、現代を生きる私たちの辛い心境を穏やかにできるようやさしく解説しました。仏教のいい言葉は、私たちの悩みや不安で曇った心をさわやかに掃除してくれます。あなたの座右に置いておきたい1冊です。名僧のひと言で、人生が好転します。

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  • 生き方、ちょっと変えてみよう あなたはじつは仏の子
    -
    子どもも大人も「勝ち組」への競争を強いられる現代日本社会。その敷かれたレールから降り(=世間の価値観を手放し)て「少し損をする」ことで、幸せに生きるための道が切り開かれると提案する一冊です。世間の「常識」に沿った生き方をちょっと変えて、出世間(宗教)的な価値観に立ってみることで人間らしく生きられる――長年著者が訴えてきたメッセージに基づいて編み上げられた、読み切りエッセイ全76話。姉妹本に、『のんびり、ゆったり、ほどほどに』(小社刊)があります。
  • 生き方はニーチェに聴け!
    3.7
    ニーチェは難しい哲学を説いたのではなく、 なによりも自己実現の大切さを語った人だった。 世間の硬直した価値観やしがらみから脱け出して、 自分の中にある、あらゆる可能性を生かして 自分らしく生きよというのがニーチェの訴えたことだ。 累計170万部のベストセラー『超訳ニーチェの言葉』の 白取春彦が、ニーチェに学んでこの人生をどう生きるか、 さまざまな角度から語る。
  • 生きるための哲学
    4.0
    哲学や思想と呼ばれるものは、私たちの日常からかけ離れた存在ではない。 この一瞬一瞬を生きるために役立てるべきものなのだ。 100万部を突破した『超訳ニーチェの言葉』を世におくった白取春彦が、 ソクラテスやアリストテレスなど古代ギリシャの哲学者から、仏教・キリスト教・イスラム教などの宗教、パスカル、ショーペンハウアー、ニーチェ、アラン、ヴィトゲンシュタイン、メルロ=ポンティほか現代に至る哲学者まで、古今東西のあらゆる思想を見渡し、その中から「生きる知恵」をつかみ出した! どう考え、どう行動し、どう人と関わるか。本書には生きるために真に役立つヒントがきらめいている。

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  • 一休と禅
    完結
    -
    とんちの一休さんと親しまれている一休宗純。幼少のころから詩偈を学びその才能を開花するのであった。しかし、飢饉や悪疫の流行など深刻な社会問題を抱え、荒廃する禅林に反骨の精神を貫いて、純粋な禅の心を追い求める一休。偽善を憎み、自由奔放に生き、晩年にいたっても青年の熱情を失わないその姿は、まさに風狂そのものだった。ほんとうの一休宗純の姿をそして一休禅の本質をここに示す。

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  • インドの聖地
    完結
    -
    インドへ行けば、おシャカさまにお会いできる。取材のため「インド仏蹟巡拝の旅」のツアーに参加した漫画家、巴里夫。カルカッタの喧騒、時刻表などあてにならない「インド時間」に、インドの「洗礼」を受けつつ、四大聖地・ラージギルを中心に仏蹟を巡拝。朽ちかけた遺蹟と仏像。そしてそこに住むインドの人びとの信仰の姿にふれ、二千五百年の時を越え、この地を歩いたおシャカさまの姿、帰依した人びとの信仰が眼前によみがえってくる…。

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  • インド仏教思想史 上
    -
    本書は1987年に大法輪閣から出版されたものの復刊です。平易で易しい文体に定評がある仏教作家の著書のなかでは、硬質で堅い印象をもたれるかもしれません。上巻では仏教史を正確にとらえながら、かつ文献に当たりつつ根本仏教から大乗思想までをユニークな視点でえがいています。
  • 宇宙のお経 華厳経
    完結
    5.0
    富に囲まれて育った善財童子は世の人々を幸せにしようと決意し安楽を捨てて求道者となった。どうすれば"さとり"を得られるのか。教えを仰いだ第一の師文殊菩薩は「良き友人を求めよ」と教えさらに次の師を訪ねることをすすめる。南へ北へ、師から師へと善財童子の学びの旅がはじまった。大乗経典の中でも、もっとも壮大なスケールをもつといわれる『華厳経』の中から、善財童子の求道の旅を描く。

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  • 栄西の生涯 : 仏教に生きた人たち
    完結
    -
    文治三年(一一八七)四月、栄西は四十七歳にして再び宋に渡った。天台山万年寺で虚庵懐敞に出会い、臨済宗黄龍派の法をつぎ、帰朝。九州を拠点に活発な布教活動を開始する。そんな栄西を待ち受けていたものは…。宋の禅院で得た体験をもとに、『喫茶養生記』を著し、日本に茶を広めた茶祖としても知られる栄西。果敢にも二度にわたる入宋を果たし、わが国に臨済禅をもたらした栄西の情熱に満ちた生涯を描く。

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  • 江戸怪談集 伽婢子・狗張子
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幻想的・浪漫的世界をもつ怪異譚は、僧侶でもあった作者の仏教弘布への願いが読みとれる。

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  • NHK「100分de名著」ブックス 道元 正法眼蔵 わからないことがわかるということが悟り
    4.0
    1巻935円 (税込)
    難解な仏教思想書の内容がこの一冊でわかる! 思想家・和辻哲郎やアップルの創業者スティーブ・ジョブズにも影響を与えた『正法眼蔵』のエッセンスを明快に読み解く。ブックス特別章「道元の『哲学』とは何か」を収載。
  • エンマ大王
    完結
    -
    大地震に襲われて気を失った仙一たちは、気がつくとエンマ大王のいる王庁に迷い込んでいた。浄玻璃の鏡に映る娑婆での悪業-。もはや地獄行きかと思った仙一たちであったが、エンマ大王の持病を治す特効薬をつくってなんとかこの難を逃れる。しかし、5人をねたむ悪者たちによって地獄へつき落とされてしまう。仙一たちの危機を救おうとエンマ大王はともに娑婆への出口をめざして地獄めぐりをはじめる。

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  • お経のはなし
    完結
    -
    「お経ってなんだろう」法事で足がしびれ、大失敗のヒロシ。密かな恋心を寄せるサチコと共にちょっぴり、お経に関心をもった。そこで訪ねて行ったのが、仙人のような暮らしをしている自称小説家。原始経典誕生のいきさつをはじめお釈迦さま亡きあと、大乗経典はいかにして生まれたか。なぜお経は日本語に訳されなかったのか…。興味深い話題を満載。知っているようで知らないお経の意味を明かす。

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  • おシャカさまと弟子たち〈1〉モクレンとシャリホツ
    完結
    -
    村の祭りのにぎわいを見てもむなしさを感じ、そこに無常を見てしまうモクレンとシャリホツ。そんなふたりだが、やがておシャカさまと出会って弟子となり、教えに耳を傾け、悟りを開く。それぞれ神通第一、智恵第一といわれるようになったモクレンとシャリホツは、おシャカさまの両腕となって多くの人々を救い、さまざまな悪の手から教団を守り育てる。そのふたりの足跡をここに呈示。

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  • お地蔵さん
    完結
    -
    心の病を背負うユミは道ばたで地蔵参りをしている初老の男性伊作に声をかけられる。若いころやくざな日々をお地蔵さんに救われた過去をもつ伊作はユミの心の悩みに気づき、そのいわれや意義を話して聞かせる。お地蔵さんの慈悲とあわれみの声に過去を託し、閉ざれた心を開いてゆくユミ。悩み苦しみの多い世の中でお地蔵さんの救いをすべに立ち直ってゆくユミの姿を描く。

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  • お浄土のお経 : 観無量寿経
    完結
    -
    なにゆえに子どもが授からないのか…?栄華を誇るマガダ国の王、ビンバシャラと妃イダイケにもただ一つ、そんな悩みがあった。ふたりの前に呼ばれた占師の不思議な王子誕生の予言。だが時を待てぬ父王の焦りが親子の運命をのろわれたものに変えた。仏教教団乗っ取りをたくらむ怪僧ダイバダッタの出現により物語は一気に、王子アジャセの復讐劇へと展開する。

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  • お浄土のはなし
    完結
    5.0
    ある夜、仏教評論家ひろさちやは、バーで酔客・吉野にからまれた。「人は死んだら、どこに行くのか?」しつこい吉野に、ひろは講演の案内を渡す。翌日の講演会場には、遠路はるばるやってきた吉野の姿があった。じつは、かわいい孫に先立たれ、非嘆に暮れていたのである。いま解き明かされる、お浄土の世界!死ぬこと、生きることの真の意味は?「お浄土はわたしたちのふるさとです」ひろの話にやがて吉野の悲しみは…。

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  • お葬式をどうするか 日本人の宗教と習俗
    4.2
    お葬式とは、本来、宗教ではなく習俗である。すなわち、成人式や結婚式と同じ儀式にすぎない。しかし、日本人の多くが、そこに格別な宗教的意義があると誤解している。戒名、お焼香、北枕、火葬、年忌法要、お墓の問題……。本書では、葬儀にまつわる習俗と宗教を腑分けし、神道、仏教、儒教との関わりを解説している。まず、釈迦やキリストが葬儀に格別な意義をもたせてはならないと戒めた言葉を紹介し、宗教と習俗の違いを明確にする。ではなぜ、「葬式仏教」と呼ばれるようになったのか。それは、江戸時代以降、キリシタン弾圧を目的とした檀家制度により、葬式は僧侶がとり行うようになったからである。その他、お通夜、末期の水、お骨上げなどの意味についても易しく解説。著者は本来の仏教思想に基づいた、弔いの心、偲ぶ心があれば、しきたりにこだわる必要はない、と説く。死を迎える側も、弔う側も今から読んで考えたい「本当のお葬式の話」。

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  • お寺のはなし
    完結
    -
    そういえばお寺ってなんだろう?いわれてみると、よくわからない。考え込んだ漫画家を隣の部屋に案内した原作者。奇妙なヒモを引っ張ると――なんとそこはおシャカさまの時代だった!? 時空を超える旅人となったふたりはインド、中国、日本と仏教の歴史をたどりながら、お寺の成り立ちや意味、その移り変わりを見ていく。日本の代表的なお寺三十五か寺も紹介。楽しんで読めるお寺のガイドブック!

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  • お墓のはなし
    完結
    -
    夏休み、友人たちと信州に旅した高校生、上村龍一は山で道に迷い、とある古びたお寺へとたどり着く。夜の墓場を見た一同の恐怖とおどろき。そんな体験が龍一にお墓への興味を引かせたのである。折しも、東京の父の元には、九州の祖父から先祖代々のお墓を東京に移したいという便りが寄せられる。そしてボストン在住のおじ夫婦をおそった突然の不幸。世代・立場を異にする家族それぞれの迷いや反発から、墓の意義が論じられる。

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  • お不動さん
    完結
    5.0
    花のお江戸は桜のころ、小悪党の留吉と熊吉がうまい話を耳にした。呉服の大店があつらえた値打ちもの、黄金のそろばんと不動像。ケチなことはもうやめた。これを盗み出して足を洗おう。小悪党のかなしさで、強盗まではちょっとできないふたり。そこでひらめいた一世一代の大芝居。ひとりは店へ、ひとりは寺へ入り込み、信用を得てから盗み出そうという魂胆。首尾や、いかに。時は過ぎて二十年。あのふたりが、いま語り合う-。

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  • お盆のお経 盂蘭盆経
    完結
    -
    修一の名門幼稚園受験の準備に奔走する裕子は、お盆の帰省にも不満顔だ。しかし、いなかに帰って義母から、お盆の由来である目連尊者の話を聞き、「わが子だけは」という母の心に自分を見たのである。子どもを競争社会に駆りたてようとした自分の愚かさ、母親としての罪深さに気づく。そして裕子は、今まで生活の中で失いかけていた、たいせつなものを取り戻してゆくのであった。

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  • 「お迎え」の思想 極楽浄土への往き方
    -
    本書でいう「お迎え」とは、臨終において仏が、あの世から出迎えにくる、「ご来迎」という意味をさしている。平安時代には1052年から末法の時代に入るという考えが広まっており、死と隣り合わせのすさんだ現実に、人々は不安を掻き立てられた。大地震や台風、疫病、戦など混乱が度重なったことを受け、人々は極楽に救いを求める。極楽浄土を模した平等院などの寺が建てられ、来迎図が描かれるなど、次第に極楽浄土に往生できるという浄土教が広く信仰され、人々は心の安寧を得られるようになった。 しかし、近代以降の日本は、科学の発展や西洋文化の浸透により、浄土教への信仰心や信頼感が揺らいでいった。現代を生きる私たちは、死んでもお迎えはこない、お迎えの思想は信じない、という現実的な認識になっているのではないだろうか? 本書では、お迎えの信仰の起源から衰退した経緯、他宗教との死後の世界の違いを考察していく。「お迎え」を説明するには切っても切り離せない、「死」という重たいテーマをも調和させる著者ならではのユーモアを交えた文章が特徴的。極楽浄土への行き方を、「仏さまが出迎えてくださる」という視点で解説する浄土教入門書。

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  • 親と子のお経父母恩重経
    完結
    -
    痴呆症の義母の世話に追われ、疲れ果てる雪子。そんなとき、彼女は寺の住職から父母恩重経の真の教えを明かされる。

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  • 下りる。
    1.0
    現代の日本人に求められる生き方には、上を目指すことなく現状を肯定し、諦め、他人とパンを分かち合うようなダウンサイジングの思想が必要です。欲をそぎ落とし、「ゆったり・のんびり・ほどほど」に生きるためのヒントを語ります。「発展的解脱」で、幸せに生きる道をぜひつかんでください。
  • 戒名のはなし
    完結
    -
    父の睦男が亡くなり、田沼家では息子の良さんが喪主となって葬儀が執り行われる。葬儀に参会した近所の人々の雑談の中で、仏事や戒名についてのいろいろな疑問がもち上がる。そこで良さんは、居合わせた友人の仏教学者、ひろさちやさんをみんなに紹介し、解説を頼む。その場は急きょ仏教教室と化し、戒名の意味や歴史、戒名にまつわるさまざまな知識などが説かれる。

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  • 戒律のはなし
    完結
    -
    若き仏教学者ひろさちやは、ある日比叡山のふもとに住む高僧を訪ねた。対談後、酒宴となり、仏教の戒律では酒を禁じているのでは?と問うひろに高僧は、「昔は酒もたばこもやっていたが、たばこはほとけさまに差し上げるつもりでやめた。ひとつやめることができてよかった…」とうれしそうに答える。納得できないひろは、戒律の歴史を振り返ってみることに-。戒律成立の歴史をたどりながら、その真の精神とは何か?を問い直すわかりやすい仏教の戒律入門書。

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  • 「賭け」と宗教 : あきらめ哲学とデタラメ精神
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 麻雀仲間が古今東西の「賭け」に関する談義を始めた。ある意味では人生こそ賭けの連続。軽妙な文章で「賭け」を通して語られるユニークな仏教人生論。

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  • 家庭のお経 : 維摩経と勝鬘経
    完結
    -
    在家の人・維摩居士が、十大弟子や菩薩衆を相手に丁々発止、彼らのあやまりを鋭く指摘してほとけの教えを深く、華麗に説き聞かせる『維摩経』。女性信者・勝鬘夫人がおシャカさまに許されて、人々にほとけの教えを説く『勝鬘経』。数ある大乗経典のなかでもとくに型破りで痛快といわれるふたつのお経を取り上げて、真の教えとは何かを、雄大に描く。

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  • 鎌倉の寺
    完結
    2.0
    太田一家の大黒柱、熊さんこと熊五郎は気が小さくておっちょこちょい。勝気でしっかり者の虎世には頭が上がらない。ある日、夫婦げんかがもとで熊さんは"駆けこみ寺に行く"と言い残し家出をしてしまう。父を心配して鎌倉を訪れるふたりの子どもたち。三人の後を追うように虎世もやってきた。東慶寺、建長寺、円覚寺等と訪ね歩き寺の歴史や物語に触れる。初夏の鎌倉を舞台に、太田一家の寺めぐり珍道中がはじまる。

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  • 「考える力」トレーニング
    値引きあり
    3.4
    今、わたしたちに必要なことは、自分で納得がいくまで考え、そして積極的に行動することだ。そうしなければ、どんなに全力で生きても、「自分の人生」とはいえない。考えることは、自分の人生を生きるということ、つまり、自分を生かすことなのだ。 ――白取春彦ベストセラー『超訳ニーチェの言葉』の著者白取春彦が、頭がよくなる「思考の整理」の仕方を紹介。 ◇本をよく読む人・読まない人の違いはここにあらわれる ◇「自分の頭で考える」ために知っておきたいこと! ◇「未来を予測する」ための考え方 ◇一見正しい論理にもこんな落とし穴が…… ◇考えに行きづまったとき、どうすればいいか ……etc.今までの自分の盲点に気づき、新しい頭の使い方が身につく本!

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  • 歓喜天愛欲の神
    完結
    -
    聖天信仰の由来とその正しいあり方を、博打好きな江戸の大工・末吉と恋女房・おみつの転落の人生を通して探る。

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  • 完全版 仏教「超」入門
    4.3
    188万部『超訳ニーチェの言葉』の著者の出世作 ベストセラー全面改訂復刊! ! 入門書を超えた入門書。 ブッダの説いた真理が今度こそわかる。 家には仏壇があり、お墓はお寺にあり、お盆やお彼岸にはお墓参りに行き、 葬式ではお坊さんにお経をあげてもらう…… こういった習慣は本来の仏教とは無関係だし、 「よいことをすれば極楽、悪いことをすると地獄へ行く」 「仏様がいつも見守ってくれる」 といった考え方も本来の仏教の教えにはなく、キリスト教の影響を受けたものだったりする。 日本人の多くが持っている仏教のイメージを覆し、 ブッダが説いた純粋な仏教を明快に解説、 「入門書を超えた入門書」としてベストセラーとなった名著に大幅加筆、完全版として復刊! ※本書は2004年6月にすばる舎から刊行され、2007年6月に加筆・修正されてPHP文庫として刊行されたものに大幅に加筆・修正し「完全版」とした。
  • 観音経 奇蹟の経典
    -
    1982年(昭和57年)に大蔵出版から刊行されたもの。復刊シリーズ「ひろさちや仏教名作選1~3」と並ぶ、これも名著復刊といっていい。『観音経』は、「諸経の王」と呼ばれる『法華経』の一部『妙法蓮華経』の第二十五品(第二十五章)、「観世音菩薩普門品」をとりだして独立させたもの。釈尊が、観音さまの名前のゆえんを説明し、観音さまがわれわれ衆生をそのさまざまな苦難から救ってくださり、また衆生救済の方便のために観音さまが三十三の変化身をとられることを解き明かしている経典。『般若心経』と並んで広く親しまれている『観音経』が、筆者の手にかかると見ごとに現代に生き返り、無類の面白さと深い真理の世界を見せる。新鮮な発想とやさしい文体で、『観音経』理解のための絶好の入門書とも言えましょう。
  • 観音さま
    完結
    -
    やさしい家族に囲まれ幸福な日々を送っていたすみ子はある日、ひとり息子の突然の死で悲しみのどん底につき落される。そんなすみ子に宏之の友人留美は「仏教講演会に行ってみませんか」と一枚の切符を渡す。講演会で聞いた観音さまの話に救いを見い出したすみ子は、しだいに明るさを取り戻してゆく。ある日、再びすみ子は留美のもとを訪れたがそこにはボランティアに励む留美のもう一つの悲しみがあった。

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  • 観音さまの霊場
    完結
    -
    老人会の人々と西国観音霊場を巡る理恵。ここはかつて、健一とお見合いをした地であった。しかし、健一は断られることに臆病になり自ら縁談を断ってしまう。月日は流れ、清水寺で再会するふたり。ふたりは観音さまの慈悲の心、尊い姿に触れ、あるがままに生きることの大切さを学んでいくのだった。

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  • 鑑真 戒律を伝えた僧
    完結
    -
    日本からの留学僧、栄叡と普照は授戒の師を求めて唐に渡り、唐の高僧、授戒の大師と仰がれる鑑真和尚に出会い、日本への渡航を要請した。留学僧の命がけの招請に、鑑真和尚は日本へ渡ることを決意する。だが、唐の役人たちの反対にあって数度の渡航計画は失敗に終わった。初志を貫き、ついに密航を企てた鑑真は、決意を新たに渡日に命をかけた。この鑑真の熱き思いは日本仏教の柱として今もなお残されている。

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  • ガンダーラ物語
    完結
    -
    ギリシャ彫刻を思わせるガンダーラ仏誕生の謎を探る旅に出た良太。五百年間の東西文化融合の壮大なドラマをたどる。

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  • 「がんばらない」お稽古
    5.0
    「いらいら」と生きているのは地獄の住人、「がつがつ」は餓鬼の、「あくせく」は畜生の生き方。そろそろそんな生きた方をやめて、「のんびり、ゆったり、ほどほど」に人間らしく生きてみませんか。そのためには、自分になりきって、いい加減に、世間を馬鹿にするお稽古が必要です。それがブッダの教えであり、人生を楽しく生きるための仏の智慧。大乗仏教の真理をわかりやすく説いた一冊です。

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  • がんばらない、がんばらない
    4.7
    「ここにきて、日本の社会は行き詰まりになったのです。いくらがんばっても、百頭の牛を百五十頭にできなくなりました。泥沼と同じで、がんばればがんばるほど、ますます苦しくなります」(本書「まえがき」より)。これを読んで「たしかにそのとおり」と思った人は少なくないはずです。さらに著者はこう続けます。「では、どうすればいいですか? どうすれば、『のんびり、ゆったり』としたほんとうの喜び、本物の人生の幸福を味わうことができるでしょうか?」本書では、努力は『いいかげん』に 過去を反省しない、未来に期待しない ただひたすらにお茶を飲む時間を持つ 「おいしいもの」を食べるより、「おいしく」ものを食べるなど、「あくせく、いらいら」の人生をやめ、「のんびり、ゆったり」とした人生を送るための72のヒントを紹介。仏教思想に基づく意外なアドバイスを読んでいくうちに、こころが不思議と穏やかになっていく1冊です。『「いいかげん」のすすめ』を再編集。

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  • 鬼子母神
    完結
    -
    妹が生まれたばかりの翼は、この頃叱られてばかり。お参りにいった鬼子母神の悲しい話を和尚さんに聞かされて…。

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  • 奇跡のお経 観音経
    完結
    -
    恋人を失った傷心の美奈子は、日光で初老の男性・森川と出会う。ふたりの対話を通して〈観音経〉の教えを明らかにする。

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  • 気にしない、気にしない
    5.0
    他人のことが気になって仕方がない。つい嫌いな人の欠点や失敗に目を光らせてしまう。人が不幸になるのをみて、心のどこかで安心したり。でも、気にする人は救われません! なにより、世間に振り回されて生きるなんてばからしい。自由に生きたいと思いながら、じつは自分で自分を縛っているのです。本書では、気にしないで生きるための極意を、宗教や文学、あらゆるエピソードで解説。他人を気にする人はおバカさん。だって、わたしたちは「自分の人生」を生きるのですよ!

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  • 京都の寺
    完結
    -
    京都の寺の歴史、いわれについての問題を解いて、オリエンテーリングで巡る修学旅行。夕日が丘中学三年B組八班の四人はみなバラバラでまとまりがない。一日目、清水寺、銀閣寺とまわるが成績は最下位。二日目は大徳寺、金閣寺そして空海、真言密教の道場であった東寺へと向かう。ここで見るまんだら。ほとけさまの集合体であるその図に自分たちもまんだらであると気づくのだった。四人の気持ちはかよい合い一つになる。

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  • 祇園精舎物語
    完結
    -
    シュダツ長者が寄進した祇園精舎は仏教の一大拠点となる。そこを舞台に繰り広げられたさまざまなドラマを再現。

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  • 空海の宇宙
    完結
    -
    留学生ジョンは、提出期限の迫った大論文に、妙な男からコーヒーをこぼされ大弱り。しかし、この男はこの論文が駄作だと主張する…。

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  • 空海の生涯
    完結
    5.0
    奈良、長岡、平安と都が変転する時代にひとりの傑物が躍り出た。その名は空海。官吏への道を捨てた学生時代、謎の山岳修行時代、渡唐、そして密教の恩師・恵果との劇的な出会い、帰国、最澄との交流と訣別、高野山の開創…。以後一千二百年の日本仏教の歴史を展開させた原動力=密教とは何か。密教の大成者にして、土木技術者、書の天才――。日本のレオナルド・ダ・ビンチといわれるマルチ人間・空海が走り抜けた怒涛の生涯を追う。

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  • クマラジュウ苦悩の仏教者
    完結
    -
    四世紀、クチャ国に王族として生まれたクマラジュウ。戦乱の時代、苦難に耐えて膨大な経典翻訳を成した生涯を追う。

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  • 「狂い」のすすめ
    3.8
    今の世の中、狂っていると思うことはありませんか。世間の常識を信用したばかりに悔しい思いをすることもあるでしょう。そうです、今は社会のほうがちょっとおかしいのです。当代きっての仏教思想家である著者は、だからこそ「ただ狂え」、狂者の自覚をもって生きなさい、と言います。そうすれば、かえってまともになれるからです。人生に意味を求めず、現在の自分をしっかりと肯定し、自分を楽しく生きましょう。「狂い」と「遊び」、今を生きていくうえで必要な術はここにあるのです。【目次】I 「狂い」のすすめ/II 人生は無意味/III 人間は孤独/IV 「遊び」のすすめ/あとがき
  • けちのすすめ
    3.5
    アメリカ経済の破綻によって日本社会にも大きな“不安”が広がっている。お金、仕事、病気、老後はどうなるのか? ベストセラー『「狂い」のすすめ』で新しい生き方を提案した著者は、その不安はすべて欲望の裏返しだと指摘する。ではどう生きたらいいか。今の世の中では「少欲知足」すなわち欲を少なくしてケチに生きることで人生は楽になるという。欲を捨てられない人達が大不況を生きるための処方箋。
  • 「けち」のすすめ 仏教が教える少欲知足
    -
    人間の不安の原因は「欲望」にある。資本主義経済が生んだ大量消費社会で、地位や名誉、財産など、他人と比べるから不安を抱く。心の平安を手に入れるためには、欲張らずに足るを知って「けち」になることが大事だと説いた癒やしの書。
  • 賢人の思想活用術
    3.5
    ドラッカー、ニーチェ、親鸞、アメリカ現代思想……。今を生きるヒントは過去の思想の中にあった。賢人たちによる図解を使ったわかりやすい解説で、仕事・人生の本質を見抜く力を養え!
  • 【劇画】松下幸之助
    完結
    -
    全1巻825円 (税込)
    世界のパナソニックを一代で築き上げた松下幸之助の“たたき上げ人生”を、 『巨人の星』の川崎のぼるによる迫力の劇画で描く! “経営の神様”と呼ばれる松下幸之助が、苦難の幼少期、そして起業後の試練の連続をいかに乗り越えていったのか、 混迷をきわめる現代において、すべてのビジネスマン、歴史ファンにオススメのコミックです。 ※本作品は『[劇画]松下幸之助』(サンマーク出版・1988年刊)をもとにデジタル化されました。 *目次より 第一章 小僧 第二章 決断 第三章 難関 第四章 強運 第五章 発展 第六章 復活
  • 玄奘三蔵インドへの旅
    完結
    -
    名僧・三蔵法師の生涯と偉業を鮮烈に描く。フィクション「西遊記」に負けない、夢とロマンあふれる情熱の物語が展開。

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  • 行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント
    値引きあり
    3.5
    哲学を語る第一人者がすすめる「新しい生き方」の技術!本書の「行動瞑想」に出合ったあなたは、“経験の仕方”が変わり、息をつける安らかな場所が自在に見つかり、今までにない幸福感を味わうでしょう。「行動瞑想」は聞き慣れない言葉かもしれませんが、紀元前からずっと今まで、ソクラテスからニーチェ、西田幾多郎、鈴木大拙など世界の名高い人たちが、気づき、実践してきたものです。私はそれを発見しただけです。――白取春彦 ◎「いったん心を引っ込めて」物事を眺める ◎「自分の感情」はジャッジしないで“感じ切る” ◎満たされた孤独「solitude」を楽しむ ◎「裸足で歩く」――世界の感触を直に味わう ◎これが悟りの世界だ――覚醒した人々の「悟り体験」 ……etc.今、あなたが立っている世界が、一瞬でサーッと変わる!新しい「悟り方(マインドフルネス)」入門

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  • 心がやすらぐ仏教の教え がんばらなくても幸せになれる
    3.0
    ほとけさまにすべてを「おまかせ」すればもっと気楽に生きられる仏教研究の第一人者が、釈迦の教えを平易に解説。現代日本人のために「本当の生き方」を説く。

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  • 心がラクになる 超訳 賢者の言葉
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 白取春彦氏が、月刊誌「日経おとなのOFF」に寄稿した超訳を集め、更に書き下ろしでの「超訳 哲学者の言葉」を加えた名言集。白取氏の言葉の力により、賢者の言葉の数々が、時空を超えて今を生きる私たちの胸に迫ります。
  • 心に火をつける「ゲーテの言葉」
    4.5
    1巻1,069円 (税込)
    「自分をみつめる言葉」「他者とつながるための言葉」「価値創造のための言葉」「世界を理解するための言葉」などをテーマに、読みやすい白取訳でゲーテの言葉たちと出会う。寝る前やちょっとしたひと時に開けば活力が湧いてくる。『邦訳 ニーチェの言葉』の著者が新たに放つ賢者の201の箴言。

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  • 「孤独」のすすめ
    4.3
    ◎「孤独を生きる」にはちょっとしたコツがいる! ――世間の物差しに左右されず、孤独をむしろたのしむ、ひろ流・逆説的生き方のすすめ 現代日本がつくり出した、本当は誰しも感じている「孤独」な状況――。 昔の共同体のような「閉じた社会」での密な関係はなくなり、 今はネットで不特定多数とも広く繋がれる希薄な人間関係の中に生きています。 いつでも人と繋がれる時代に生きていながらも、 昔に増して孤立感・疎外感を抱いている人は多いようです。 そして厳しい世間の荒波にもまれ、人間関係をこじらせ、 ときに一個人としての孤立や無力さを感じたり、 孤独に苛まれることがよくあります。 そもそも今の世の中は狂っているともいえます。 人は世間の物差し(常識)を押しつけられて生きており、 かえって疎外感や生きづらさ、孤立感を感じることにつながっているのです。 そう、そんな狂った世の中で、現代人が寂しくなく「孤独を生きる」には、 実はほんのちょっとコツがいるのです。 本書は、「孤独」というものの本質に立ち返り、 般若をはじめ古今東西の偉人賢人の考えも参照しつつ、 ついつい癒(解消)しがちな「孤独」を恥や悩みとせず、 むしろおかしな世の中で自分の状況をしっかりと肯定し、 孤独と上手に向き合うことで、楽しく生きていく術を書き下ろすものです。
  • この一冊で「聖書」がわかる! 旧約、新約のあらすじから、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教まで
    値引きあり
    3.9
    世界最大、2000年のベストセラー!“そこ”には何が書かれているのか?地図・絵画も満載!人生に効く! 教養として、『聖書』の知識は欠かせないイェルサレムはなぜ三つの宗教の聖地になった? モーゼの「十戒」とは?  イエズスの“復活”の真実 「福音書」「黙示録」には何が書かれているのか人間の「罪」と「愛」とは?イスラム教はどのようにして生まれたか?迫害されたキリスト教がなぜ世界最大の宗教になったのか意外なエピソード・おもしろすぎる謎起源、歴史、文化、対立、影響……すべての疑問に答える最強の入門書!
  • この世に「宗教」は存在しない
    4.0
    ブッダやイエスの教えは、実は“誤解”されている!? 「世界四大宗教」(仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教)を哲学の視点で解剖する―。 200万部超!作家による、刺激的な「宗教原論」。 ●なぜ宗教は簡単にわからないのか ●宗教組織に属するメリット ●「食物タブー」を考える ●「神の言葉」と「ドグマ(教義)」 ●誤解されているシッダールタの教え ●「この世の終わり」の本当の意味 ●イエスが示した「救われた人間の平安」 ●言語の分節化作用 ●“比喩”と“暗喩”が「聖典」を理解するカギ etc.
  • これが仏教 今より幸せになる知恵27話
    -
    宗教オンチの日本人へ。修行やお布施は必要なのだろうか、自力と他力のどちらを信じる。今だからこそ教えたい無理なく実践できる仏道のすすめ。「頑張る、すべき、かわいそう」。すべて仏の道とは無縁なり。「あきらめ、デタラメ、いい加減」で、自分も周りも幸せになる、こころ軽やかに生きるための人生講座。

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  • 〈ゴータマ〉の大予言 みんなが「わたしの人生」を生きるために
    -
    驚きのストーリーである。インドの財閥の会長と「風来坊」の青年・ゴータマの出会いから話は始まる。「やがてすべては潰れてしまう」。ゴータマは会長に大予言を語り聞かせた……古代インドが時空を超えて現代日本にやってくる。ファンタジーかSFか、もしかするとアナーキーな思想書か。2010年頃に書かれた未発表作品。〈絶筆〉『坐らぬ禅』に続いて仕事場から発見された直筆原稿のなかの逸品。

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  • 最澄の願い
    完結
    5.0
    天台宗開祖・最澄が何を思い、何を成し遂げたかったのか。弟子・円仁の唐での求法の日々を通して、その願いを探る。

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  • 最澄の生涯
    完結
    5.0
    比叡山延暦寺は、後に各宗派の祖師を輩出したいわば当時の総合大学であった。その比叡山延暦寺を創建し、わが国に天台宗を樹立したのが伝教大師最澄である。真理を追い求めて山に入り、唐に渡り、また論争を重ね、活動し続けた最澄。旧来の仏教を越え、大乗仏教をこの国に定着させた最澄の生涯をドラマチックに展開。

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  • 四国八十八箇所
    完結
    -
    サイクリング旅行中、巡礼の老人と接触事故を起こした博。孫娘の手術祈願の旅という老人のかわりを買って出る。

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  • 四十九日の法事
    完結
    -
    亡き父の法事を控え、仏教教室に参加した若夫婦。他の宗教や民族の死後の世界を織り込みつつ仏教の冥土の旅へご案内。

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  • 釈迦の教えたかったこと
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『大法輪』の好評連載をまとめたわかりやすい仏教入門書。「四諦」と「堤婆達多」について、従来の仏教観を覆すユニークな仮説を立て、釈迦の悟った真理に迫る。全国学校図書館協議会選定図書。

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  • 釈尊と生きた女性たち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 深い苦しみを背負い、悲しみに打ちひしがれ、生きてゆく力をなくした女性たち。釈尊は永遠に色褪せぬ、人生の真理を語り、やすらぎの道を示された。古代インドを舞台に、釈尊と27人の女性が織りなす聞法ストーリー。

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  • 娑婆の教育 極楽の教育
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 社会に適応させることを目的とするのが現代の学校教育、いわば「娑婆の教育」である。娑婆の価値観から子どもを解き放ち、「極楽の教育論」を語り合う。

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  • 終活なんておやめなさい
    3.6
    団塊の世代が70歳まであと3年、「終活」が定着しつつある。お墓、葬式、遺言、相続などの法律や費用面をガイドした情報はすでにあるが、欠けているのは思想面、考え方の面である。巷にある「周囲に迷惑をかけないため」をメインとした終活指南のアンチテーゼとして、仏教思想家が、知的ベースを押さえながら、自由な終活を提案する。
  • 宗教心を失った日本人のためのほんとうの宗教とは何か青の巻
    4.0
    宗教評論家「ひろさちや」が教える、宗教学の総論と各論! 日本人にとっての宗教を多角的に分析し、論じるやさしい宗教講義! ●突然ですが、質問です。 人が二人いて、パンがひとつ。 さぁ、どうしますか? A 半分に分ける B 一人だけが食べる C 二人とも食べない D パンをもうひとつ買ってくる ――この答えであなたの宗教センスが問われる! (本文参照) 「信じる」から「救われる」は、大まちがい! 日本人の誤解を解決する 正しい信仰のあり方とは何か? 本書では宗教音痴の日本人に 宗教に関する歴史や変遷、現代の宗教観 「宗教のすばらしさ」と同時に、 「宗教のこわさ」を知っていただくための本です。 日本だけでなく、世界の宗教の歴史や誤解しやすい知識をやさしく教えてくれる 宗教講義1時間目、開講です! ■目次 ●第1章 宗教とは何だろう ●第2章 宗教の根本を考えてみよう ●第3章 宗教は「人生の問題」に関わる ●第4章 宗教と道徳はどう違うの? ●第5章 宗教心を失った日本人 ●第6章 宗教心のある暮らしへ ■著者 ひろさちや
  • 「宗教」の読み方 : 神の道、ほとけの教え
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仏教・キリスト教・イスラム教・ユダヤ教・神道・ヒンドゥー教…。世界の6大宗教の真の姿と教えの違いと共通点を明らかにし、わかりやすく解説した比較宗教入門の決定版。

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  • 宗派のはなし
    完結
    -
    成田空港に降り立ったふたりの謎のインド人。日本の「仏教のお寺」を訪ねてまずは成田山へ。日本には「仏教のお寺」という寺はなく、あるのはさまざまな宗派のお寺と聞かされ、「宗派って、いったいなんだ?!」と驚き、あわてるふたり。疑問を解決すべく、文化庁を訪ね、書店を歩き、ふたりは、とうとう仏教コミックスの原作者ひろさちやを訪ねてやってきた。宗派は、いつ、どうして成立したのか――。インド 中国 日本と仏教の歴史を追いながら、宗派誕生の秘密を大胆に解きあかす。

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  • 修験道のはなし
    完結
    -
    空を自由に飛ぶ人間を見た-という妄想にふける登校拒否症の高校生カンペー。ある日カンペーは、父の友人で修験道の行者であるクマさんに出会う。不思議な霊力をもつクマさんに1日でカンペーの心は引きつけられる。そしてその秘密を探るために奥がけ修行に参加する。そこで明らかにされる修行の実態とカンペーの心の動き…。カンペーは力強く成長してゆく。

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  • 聖徳太子 : 日本仏教の祖
    完結
    -
    538年の仏教伝来に伴い、崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏とは激しく対立した。戦いは蘇我氏が覇を握るが、聖徳太子はそのような権力争いの中で摂政となり、みほとけの教えを礎に次々と大改革を行って日本を律令国家へと導いていく。しかし、その胸中には現実に対する厳しい洞察とみほとけの世界への憧憬が激しく彼をかりたてた。動乱の歴史を生きた太子の心のドラマをここに復古す。

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  • 少欲のすすめ
    -
    日常、私たちが出会うさまざまな出来事を題材にして、仏教の教えをやさしく、わかりやすく説く。おもしろくて、ためになる仏教人生論の決定版。

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  • 諸行無常を生きる
    4.0
    なぜこの世は無常なのか。平家物語の時代と震災後の共通点から、けっして思うがままにならない人生をよりよく生きるためのコツを伝授する。
  • しょぼくれ老人という幸福
    -
    どんな最期を迎えるかなんて、誰にもわからないし、クヨクヨ思い悩んでもなんにも解決できません。でも、多くの人が、年をとるとともに肉体的不安や経済的不安に恐れおののくようになり、切実な思いで“ピンピンコロリ”を願い、“終活ブーム”に踊らされています。そんな人々に、ひろさちや氏は呼びかけます。「年をとったらしょぼくれていいんです。ボケたらボケたでいいんです。今を感謝して生きる。今を楽しんで生きるべきです。 人は、“いつまでも若くありたい、健康でいたい、死にたくない”という欲を捨て去ったとき、はじめて人間本来の姿が見えてくるのです。死の恐怖を克服する必要もありません。死の恐怖というのは、人間が人間であることの証なのです。われわれは、人間である喜びとともに、死の恐怖もじっくりと味わうべきです」。 自分らしく生き、自分らしく死ぬためのキーワードと発想法が詰まった一冊です。
  • シルクロード物語
    完結
    -
    父親とともに、シルクロード展に行ったゼンとチコ。ふたりはそこでなぞの外人カバブに出会う。表向きは宝石商を営みながら実は人知れず眠る財宝のありかを探すカバブであった。阿弥陀仏の極楽世界を描いた絵の中に財宝のありかを示した地図がある――。その秘密を訪ねて、ゼンとチコは魔法を使うカバブといっしょに空飛ぶジュータンに乗ってシルクロードを旅する。

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  • 新装版 なぜ人間には宗教が必要なのか――今、日本人に一番役に立つ宗教教科書
    4.2
    必要なのに誰も教えてくれない「宗教」の知識、基礎の基礎!――キリスト教とイスラム教は、どっちが侵略的? 神と仏はどう違う? 首相の靖国参拝はなぜ悪い? 味の素事件はなぜ起きた? 宗教とはどう接したらよい?・・・知りたいことの基本的考え方がよくわかる! ●人間に宗教は必要なのでしょうか? わたしには、「人間に宗教は必要か」という「問い」自体が、ナンセンスに思えます。というのは、人間は宗教を持つから動物と区別されるとわたしは思っているからです。宗教を持たない人間は、「損か得か」の経済原理でしか動きません。他人が困ろうが、他国の人が苦しんでいようが、自分たちだけが繁栄すればいいのだというエコノミック・アニマル、すなわち動物に成り下がっているといえないでしょうか。
  • [新訳]正法眼蔵 迷いのなかに悟りがあり、悟りのなかに迷いがある
    3.8
    『正法眼蔵』は、日本における曹洞宗の開祖・道元の主著。生涯を掛けて全100巻の著となる構想だったが、54歳で示寂し、未完の大著となった。同著は、哲学的で難解といわれているが、たとえば道元思想のキイ・ワード「身心脱落」について、訳者は「角砂糖が湯の中に溶け込んだとき、角砂糖が消滅したのではないのです。ただ角砂糖という状態――それが<俺が、俺が……>といった自我意識です――でなくなっただけです。砂糖は湯の中に溶け込んでいるように、自己は悟りの世界に溶け込んでいるのです。身心脱落とはそういうことです。」と、わかりやすく解説を加える。坐禅の指南書としてではなく、釈迦の教え、すなわち仏教を正しく理解するための智慧を与えてくれる書として読み解きたい一冊。

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  • [新訳]徒然草 自由人の境地を綴った最上級のエッセイ
    -
    序段の「つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、……」から始まる『徒然草』。今からおよそ700年前に生きた作者が、『徒然草』を通して本当に伝えたかったこととは何だったのだろうか?その真意を探るべく、全二百四十三段の文章から厳選し、大胆かつ斬新な現代語訳によって、作品世界を理解し、愉しんでしまおうというのが、本書のねらい。兼好法師のメッセージの謎を解く手がかりとして注目すべき点が、彼の境遇と「つれづれ」という言葉。出家したとはいうものの、どの教団にも属さない。世を捨てながらも、生活に困らない安定収入源を確保する。悠々自適の生活を維持しながら、「つれづれ」の時間を、むしろ積極的に楽しむ。これらをひろ流に解釈すれば、自身が捨てた俗世間を、「高見の見物」と決め込んで馬鹿にしつつも、あたたかい目で眺めた人間模様を描写した、いわば観察日記なのだ。古典エッセイの醍醐味を知るためには最良の一冊。

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  • 親鸞の生涯
    完結
    3.0
    従来の仏教に懐疑の念を抱いた親鸞は、比叡山を下り、法然の門に身を投じた。が、やがて念仏弾圧の嵐が吹き荒れ、親鸞は越後へと流罪になった。以後、僧でもなければ俗でもないと「非僧非俗」を掲げ、親鸞は念仏者として独自の道を歩みはじめる。当時、破戒とされた妻帯を犯し、子をもうけ、生涯、大寺を建立することもなく、ただひたすら万人が救われる道を求めて激動の時代を念仏に生きた親鸞の生涯と信仰の軌跡を感動的に描く。

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  • 親鸞の救い
    完結
    -
    借金の上に健康も害した悲しきサラリーマン・中森の悩める心を映しつつ、『歎異抄』の救いを現代に読みといていく。

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  • 真理のお経 阿含経
    完結
    -
    “自らを灯として生きよ。法を灯として生きよ”とことばを残し入滅されたおシャカさま。生前説かれたおシャカさまの教えを一つにまとめようと長老マカカショウは弟子たちを集め経典編纂会議を開く。一つ一つの教えを確認し、声たかだかに唱和する弟子たち。だが、この編纂会議はおシャカさまの真意に背くものであった。最古の経典といわれる阿含経の成立の背景をスリリングに解きあかす。

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  • 地獄と極楽
    完結
    -
    仏教で説く「地獄」とはどんな世界か?この興味に、カンダタの地獄巡りの体験が生々しく答えてくれる。あらゆる悪行を犯して地獄に落ちたカンダタが見たものは、絶え間なく残虐な刑罰を受けて苦しむ八大熱地獄の罪人たちの姿だった。極楽からそんなカンダタをご覧になった阿弥陀仏は、過去に彼が一度だけくもの命を助けたことを指摘し、地獄のカンダタに向かって一本のくもの糸を垂らされる。しかし…。

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  • 自分の頭で考えたい人のための15分間哲学教室
    3.5
    『超訳 ニーチェの言葉』の白取春彦氏・推薦! 「とても親切でわかりやすい。軽そうに見えて、 しっかり哲学のツボを押さえている」 ◎新しいiPhoneは人を幸せにする? ◎「自分」って何? ◎人間に「完全な社会」は作れる? ◎医師の診断or人工知能(AI)の診断、どっちを信じる? ◎「私が言うことはすべて嘘だ」――この矛盾、解消できる? 考える力が身につく1日15分間の哲学レッスン

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