作品一覧

  • 新版 徒然草 現代語訳付き
    3.0
    1巻946円 (税込)
    無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。歴史、文学の双方の領域にわたる該博な知識をそなえた著者が、本文、注釈、現代語訳のすべてを再検証。これからの新たな規準となる決定版。 ※本文中に「(数字)」が付されている箇所は、各章段末に該当する注釈があります。「注」ご参照ください。
  • [新訳]徒然草 自由人の境地を綴った最上級のエッセイ
    -
    1巻999円 (税込)
    序段の「つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、……」から始まる『徒然草』。今からおよそ700年前に生きた作者が、『徒然草』を通して本当に伝えたかったこととは何だったのだろうか?その真意を探るべく、全二百四十三段の文章から厳選し、大胆かつ斬新な現代語訳によって、作品世界を理解し、愉しんでしまおうというのが、本書のねらい。兼好法師のメッセージの謎を解く手がかりとして注目すべき点が、彼の境遇と「つれづれ」という言葉。出家したとはいうものの、どの教団にも属さない。世を捨てながらも、生活に困らない安定収入源を確保する。悠々自適の生活を維持しながら、「つれづれ」の時間を、むしろ積極的に楽しむ。これらをひろ流に解釈すれば、自身が捨てた俗世間を、「高見の見物」と決め込んで馬鹿にしつつも、あたたかい目で眺めた人間模様を描写した、いわば観察日記なのだ。古典エッセイの醍醐味を知るためには最良の一冊。

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  • 徒然草 世を厭い 人を恋う
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    怒らない。驕らない。濁らない。『徒然草』の随所から力のあるフレーズ約150点を抽出。現代語訳とあわせ、根底にある兼好の思想や、当時の社会状況などとともに解説。戦乱の世をながめた兼好の人生観を通じ、現代人が葛藤やストレスから自由になるための心の持ちようを紹介する。

ユーザーレビュー

  • 徒然草 世を厭い 人を恋う

    Posted by ブクログ

    知恵の贈り物シリーズの1冊で章立ては次の5つ。
    1「本物の視点」を手に入れる 2「他人との距離」を取りなおす 3「捨てる強さ」を身につける 4「人生の質」を高める 5「無常」を生き抜く術を知る
    知っている章句も知らないのもあった。強引な注釈でないのがよい。

    0
    2011年10月30日
  • 新版 徒然草 現代語訳付き

    Posted by ブクログ

    家は夏の暮らしやすさを中心に考える。
    二本の矢を準備してはならない。1本目がおろそかになる。
    死は突然訪れるもの=生きている間に生を楽しむ、生きていることを感謝する
    生きている間の雑事以外の時間は、無益なことをして時間を無駄遣いしないこと。
    囲碁や双六を好んで日夜過ごす人は、悪事を犯している。
    鯉と雉、マツタケが高級食材。鯉は髭がばたつかない。
    カツオは鎌倉の海で獲れるものだった。昔は貴族は食べなかった
    未熟なうちから、発表したほうが上達が早い
    筆を取れば何か書く、楽器を手にすれば弾く、盃を取れば酒を飲もうとする、仏典を一句でも見れば、前後も読む。とりあえず、少しでも手を付ける。

    他人より優

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    2021年06月02日

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