兼好法師のレビュー一覧

  • 新版 徒然草 現代語訳付き
    「奥山に猫またといふものありて、人を食らふなる」という話がある。噂を恐れて臆病になり過ぎることを戒める話である。これは「夜更くるまで連歌して、ただひとり帰りける」時に起きた。このため、学生時代は夜遅くまで遊んで帰るから駄目であるという教訓話にも使われた。
  • 徒然草 世を厭い 人を恋う
    知恵の贈り物シリーズの1冊で章立ては次の5つ。
    1「本物の視点」を手に入れる 2「他人との距離」を取りなおす 3「捨てる強さ」を身につける 4「人生の質」を高める 5「無常」を生き抜く術を知る
    知っている章句も知らないのもあった。強引な注釈でないのがよい。
  • 新版 徒然草 現代語訳付き
    家は夏の暮らしやすさを中心に考える。
    二本の矢を準備してはならない。1本目がおろそかになる。
    死は突然訪れるもの=生きている間に生を楽しむ、生きていることを感謝する
    生きている間の雑事以外の時間は、無益なことをして時間を無駄遣いしないこと。
    囲碁や双六を好んで日夜過ごす人は、悪事を犯している。
    鯉と...続きを読む