KHさんのレビュー一覧
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SFを超える展開驚きを隠せない
「事実は小説よりも奇なり」と言うが、想像を絶するSF的な展開で、しかも全て事実ということで、驚きを隠せない。
タイムトラベルで過去を変えた場合、未来にどのように反映されるのだろうか?
過去-現在-未来を見通す悟りを持ってすれば、どの世界も同時に存在しており、未来に影響を与えない範囲で許されるタイムトラベルが存在していると、他の書籍の情報も参考にして推測できる。
救世主にも与えられた、男女の愛の形がとても美しいし、ある意味理想のお手本であり、この世界の性別の存在を肯定している。
多くの真理が散りばめられており、まだ幸福の科学を知らない人にとっては、
教義を理解してから読むこ...続きを読む -
恐ろしい予言書
小説というより、予言書に近い。世の中が悪い方向に転んだ場合の情景が非常にリアル。
日本人は、北朝鮮のミサイルが実際に日本列島に落ちるまで、(もしくはそれでも)ことの深刻さに気づかないかもしれない。
この小説のように、現代文明がアトランティスのような末期を迎えるのか、もう一段の発展を迎えるのか、ここ数年が一つの瀬戸際だろう。
日本やアメリカで、このまま左翼政権が実権を握る危険性が、暗に仄めかされているし、
このような世の中が現実的にならぬよう、一人一人が、意識を変えなければならない。
主人公が暴漢された描写が、幸福の科学の書籍にしてはかなりきついが、その救いやあの世的に見た...続きを読む -
病の実相
大学時代、「病は気から」という授業を受講して、その学生への人気性や切り口の斬新さに驚いたが、
それをはるかに超えた、「病は魂から」の解説が非常に分かりやすく展開されている。
ケーススタディとして、リウマチやウイルス、脳関連、エイズ、癌をはじめとした病気や、
障害として、自閉症やアトピー、不治の病まで幅広く扱っており、
自身の生活習慣に原因があるものもあれば、抗いずらいもの、目的を持ったもの、心に起因するものもあり、霊界まで通した原因を考える必要があると知った。
特に近年問題になっているLGBTQの問題に対して、現代科学だけではお手上げの部分もあると思うが、その実相に対する解説...続きを読む -
原点の内の一冊
本書は取り扱う範囲が広くなかなか感想を纏めるのも難しいが、数千年に渡る地球の歴史から、霊的な視点から見た現代のマクロ的な問題(政治経済等)や、ミクロ的な問題(受験、恋愛といったレベルまで)についての解説、宇宙の構造まで、幅広く解説されていて、非常にボリュームが多い。
一度読んだだけで全てを血肉にするのは難しいが、読んでいて魂が震える思いがした。
特に心に残ったのが、「愛は、知、反省、発展に先立つ」ということ。
個人的に、発展に関心が行き過ぎてしまう傾向があるが、そうではなく、愛が全てに先立ち、この世を貫く原点であることを意識して生活したい。
心地よい風のように、ただただ透明...続きを読む -
嫉妬も呪い
現代的な、「嫉妬」をはじめとする呪いの怖さと、対処法、自身の振る舞い方で注意すべき点が、ケーススタディ的に盛り込まれていて、とても分かりやすい。
特に人の上に立つ立場になるなど、周りからの嫉妬や羨望を受ける立場になった時の振る舞い方について、勉強になった。
そのような時にこそ謙虚さを貫くことが重要であるし、逆に自分が嫉妬するのもNG。
特に前者は、若い人が陥りやすい失敗だと思うので、一度本書を読んでおけば回避できると思う。
なるべく人の感情に敏感になって生きるべきだが、中には不可抗力というか、避けがたいものもあるだろう。
そんな時にこそ、日々心を鏡のように磨いておくことで、跳...続きを読む -
自分の行いを考えさせられる
遥か高みに達した愛について語られており、男女の愛のようなものはここでは扱わない。
「何人の人に、今日はいい日だ」と思われるようなことをしたか?…とても基本的で重要なことだが、日々の生活で抜け落ちていた視点と感じる。
結果が求められる現代社会で、その過程である「思い」に重点を置くことは、少ないかもしれない。だが本来は「正しい思い」を前提とした結果が正しく、過程や思いが間違っていても良いからと結果を求めるのは、間違っている。
「仏が創ったこの世を素晴らしいものにしていこう、という愛に突き動かされて行動しているかが、悟りの深さと直結し、名誉心やエゴによる動機なんかは、まだまだである」という言葉...続きを読む -
具体的事例で分かりやすい
共産主義の対等、各国の政治体制、日本のマスコミ、マイナンバー制度、政治や政治家の本来のあり方や現状の課題、教育や学歴社会、原発問題、政治と宗教、といった幅広い現実の問題に対する、鋭い見解と解説があり、難しいテーマだと思うが、極力分かりやすく解説されている。
グローバル化、複雑化した社会において、情報を纏め上げて一つの結論を打ち立てることは、容易ではないので、このような書籍を用いて学習することも必要であろう。
幸福の科学に関心のない人も、ある人も、現代政治を理解するための一助になるはずである。
幸福の科学の立場から、世界にとって、地球をより良い環境にしていくため、という観点...続きを読む -
今後取り組むべき社会学の枠組
長めに著者の前置きがあるので、「社会学」や「マックスウェーバー」について何も知らなかった私でも、よく理解することができた。
社会学とは、中々捉え所のない学問にも思えるが、元々は政治学や宗教学をはじめ様々な学問に通ずる、俯瞰的な目を持った学問であり、社会の複雑化により、近年専門領域ごとに分化された学問になりつつある、というのは体感的に理解できた。
確かに、あらゆる学問が発展している現代では、幅広い学問を勉強し、その要点を抑えて、糸を編むように複数の学問を統合し、学問や社会の方向性を打ち立てていくことは、凡人には困難だろう。
その意味で、一つの学問にのめり込むことを「禁欲」しなかった一塊の大...続きを読む -
あの世のことがよく分かる
あの世のことがとてもよく分かる一冊。
あの世には階層があり、この世での行いにより、偏差値的に住む世界が分かれている。
じゃあその偏差値を上げるにはどうやって生きれば良いか?というのは、他の書籍に譲っていて、
ここではありのままの「霊界」について説明されている。
また、身近な問題である、堕胎、臓器移植、先祖供養、生まれ変わり、睡眠についても、解説があり、とても合理的だと思った。
臓器移植後に実際に起きている人格障害の問題は、現代科学的な視点だけでは決して説明できない。
ペットを愛している人は特に感じると思うが、動物にも魂はある。
動物の生まれ変わりシステムの解説や、人の...続きを読む -
霊的能力の諸相を解き明かした本
世の中における霊的能力の立ち位置、役割、人生に活かすための実践的な考え方が凝縮された書籍。
社会の中で誰から見ても立派とされる生き方をすることがまず大切で、その上で霊的能力が+αなるような人間性を磨くことが何よりも大切、というのが個人的に響いた。
人生における様々な執着の殻を無くしていった時に、光を放つのが霊的能力であり、それを維持して支える漏尽通力が道を外れない為に必要。そうでなければ低級霊、動物霊の声を聞き分けることがどこかでできなくなってしまうというのが、とても腑に落ちた。
裏技はなく、地道な努力と継続が重要ということか。 -
宇宙の存在意義が論理的に説明
著者が他ではあまり語っていない、銀河を超え、大宇宙の外側から見た視点までも解き明かした一冊。霊能力の極致として、霊視のようなレベルからどのような発展段階が存在し、霊的な認識力の極地に至るのかが示された。他方では、人間が普段生活する上で無意識のうちに駆使している霊的能力についての解説もあり、霊的能力は0か1かではなく、誰しもが持ち合わせるがその顕現のレベルに違いがあるものだと知った。この世がなぜ存在せしめているのか、という疑問に対し、構造と目的の観点から、これほど鮮明にアウトラインを提示する書籍は、同著者の書籍中にも、他に存在しないのではないだろうか。