あらすじ
努力しつづけることの意味。
自分と向かい合うことの意義。
どんなに時代が進化しても、
「心を磨く方法」は変わらない。
目まぐるしい現代社会のなかで、
私たちが失ってはいけない大切なこと。
智慧を磨き、人格を向上させる
“知的エッセンス”が、この一冊に。
【「仕事能力」と「直観力」を
一流の境地へと導く極意。】
目次
まえがき
第1章 凡事徹底と静寂の時間
第2章 凡事徹底に関するQ&A
あとがき
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「今勉強していることが10年後の自分の仕事に関わる」というところが1番記憶に残った部分。
これは仕事も私生活もどちらも影響すると思う。
本を読むのが苦手だけど、37の自分が年相応に、またはそれ以上の人間になってもらうために、27の自分が未来の自分のために努力したいと思えた。
また集中力がないため、自分はなんとなくで仕事をやってきているように思う。「基本動作の徹底」という部分は、この本を読むという行動をとった時に既に反省を促されていたんだろうなと感じた。
▼学んだこと実践したいことのまとめ
・毎日数ページでも本を読むこと
・平日の1時間半、勉学に充てること
・仕事の基本動作の徹底
・30までに利他的に生きる自分を作る
正しい心持ちから行動に移す
凡事徹底していくための心構えについて勉強になる。
自惚れないことが大切。
一方若いときは、将来力を発揮するための基礎づくりとして、「自分の時間を確保すること」は重要であり、作業を中断するような電話や郵便が疎ましく思える程度の集中力だとか精神性を保てていなければ、それは宗教に関わる人間として危険なサインというのが、特に頭に残った。
年相応、経験相応にしか分からないこともあると思うが、このような書籍で勉強しつつ、常に点検しながら生きていくことが重要。
Posted by ブクログ
「どんなに時代が進化しても心を磨く方法は変わらない」という帯の言葉に惹かれた。
本書はめまぐるしい現代社会のなかで、見失ってはいけない大切なことが書かれている。
「静寂の時間」というタイトルから、座禅の方法か何かが書かれているのかと思ったら、そうではなく、読書のすすめや「即断即決」「予習型の仕事」など具体的なノウハウも載っている。
「静寂な時間」を持たないと、霊的になれないし、天上界との交流も始まらない。忙しいと言って目の前のことに振り回されていては、本末転倒というわけだ。
忙しい現代においても、「静寂の時間」を作りだし、自らを高めることで、利他の人生を生きることができるのだ。
凡事徹底と静寂の時間
成功本が巷にあふれかえっている昨今。 人と自分を比較して差をつけるには?…等々、競争を強いられている面がある。 そしてビジネスの世界では成果を求められるのは当然だ。 創造性を出していける人材を排出したり、そういう企業こそ時代が求めている。 しかしこのハイテクな現代で、非常に地味ではあるが「凡事徹底」の観点がどんな仕事にも、一般の社会生活にも必要だと感じた。 当たり前の仕事、平凡な些事 これがつまらない事と思われがちだが、基本的動作をキチッと行い、毎日し続けることが大事だと書かれている。 凡事の中には、本当にこんな単純な事をやっていていいんだろうか? 成功できるんだろうか? …と思う時もある。 しかし、こういった基本を着々とやっていける人こそ、自分を見失うことなく、仕事ができる人になっていけるのかもしれない。 パソコンやスマホから、一日中 目を離せない[ハイテク中毒]の人も圧倒的に多い。 画面を閉じて、意識して静かな時間を作り、良書をじっくり読むことも大事だと思う。 心に栄養を与えていきたいものだ。 凡事徹底と静寂な時間を取ることが、ストレスを溜めない生き方ではないのか。