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価値観が揺らいだ
今まで大川隆法氏の本は数百冊読んできたが、これまでとは違う、真理があった。
正直どこまでが真理で、どこまでがフィクションなのか分からなかったが、
「マルチバースからの第一次攻撃」なるものが真理なら、これまで自分が一笑に付していたような、非現実的なSF的展開と思っていた物語の中にも、真理があるのだろうか。
何が真理で、何が真理でないのか、分からなくなった。
自分の認識力の狭さを知った。
Posted by ブクログ
あなたの世界観を問うという意味では、“揺らぎ”以上の衝撃を与え、読む前と後では人を全くの別人に変えてしまうような本である。
フィクションとして進んでいくストーリーの中にもナイフを突きつけられたような真実のリアルさがあり、決して嘘だとは言いきれない怖さがあった。
それには私自身の神秘体験も裏付けにはなっているが、しかしそれを超えて、現代に生まれた大救世主の言葉としての重みが本書の確かな裏付けとなっていることは間違いない。
最近の社会問題への答えを提示しつつも、そこに留まらず、地球の未来に対する指針が随所に込められてある、稀有なる小説である。
パラレルワールドやマルチバースについては、近年その存在が認められつつあるものの、まだまだその解明には到っていない。
本書ではそんな最先端の物理学に対しても探究のヒントと方向性を示し、信仰を通した神の世界への参入なくば、科学も新しい時代を築くことはできないのだということを教えている。
登場人物の高校生たちの問題解決に当たる態度には、正直さと勇気、そしてセルフヘルプの精神が現れており、我々の世界の危機に対する精神的態度として、学ぶところも多かった。
真理の探究は人間の使命である。
もうそろそろ現代人は神やあの世の存在を認め、この大宇宙のなかで、「地球人としてのあるべき姿」を本気で考えなければならないときが来たのではないだろうか。