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「それがまた 始まった。 いつも決って、 午前三時だ。」 ああ、信じられない―― ページをめくるたび、 あなたは何度もそう呟く。 SFなのか? ホラーなのか? これは、スリルと サスペンスに満ちた、 私たちを未体験の領域へと誘う マルチバース・ストーリー。 この一冊が、 異世界への “特異点”となる。
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価値観が揺らいだ
今まで大川隆法氏の本は数百冊読んできたが、これまでとは違う、真理があった。 正直どこまでが真理で、どこまでがフィクションなのか分からなかったが、 「マルチバースからの第一次攻撃」なるものが真理なら、これまで自分が一笑に付していたような、非現実的なSF的展開と思っていた物語の中にも、真理がある...続きを読むのだろうか。 何が真理で、何が真理でないのか、分からなくなった。 自分の認識力の狭さを知った。
#深い #タメになる #怖い
Posted by ブクログ
あなたの世界観を問うという意味では、“揺らぎ”以上の衝撃を与え、読む前と後では人を全くの別人に変えてしまうような本である。 フィクションとして進んでいくストーリーの中にもナイフを突きつけられたような真実のリアルさがあり、決して嘘だとは言いきれない怖さがあった。 それには私自身の神秘体験も裏付けにはな...続きを読むっているが、しかしそれを超えて、現代に生まれた大救世主の言葉としての重みが本書の確かな裏付けとなっていることは間違いない。 最近の社会問題への答えを提示しつつも、そこに留まらず、地球の未来に対する指針が随所に込められてある、稀有なる小説である。 パラレルワールドやマルチバースについては、近年その存在が認められつつあるものの、まだまだその解明には到っていない。 本書ではそんな最先端の物理学に対しても探究のヒントと方向性を示し、信仰を通した神の世界への参入なくば、科学も新しい時代を築くことはできないのだということを教えている。 登場人物の高校生たちの問題解決に当たる態度には、正直さと勇気、そしてセルフヘルプの精神が現れており、我々の世界の危機に対する精神的態度として、学ぶところも多かった。 真理の探究は人間の使命である。 もうそろそろ現代人は神やあの世の存在を認め、この大宇宙のなかで、「地球人としてのあるべき姿」を本気で考えなければならないときが来たのではないだろうか。
小説としては全く大したことがない、というか、小説を読む人ほど、作者独特の表現方法に何とも言えない居心地の悪さを感じるだろう。もちろん感じない人もいるだろうが、私は感じてしまった。 ただ、所々に全く予期もしないような、並の小説家では全く太刀打ちできない言葉がある。この辺りはさすが宗教家としか言いようが...続きを読むない。 本書の54ページから57ページのたった4ページに満たない記載だけでこの本を買った価値はある。 むしろこの記載だけで、私の中では、星4つ という評価になっている。 全てを載せるわけにはいかないが、文中にはこうある。 「だが別の見方もある。時間の系統樹ではなく、空間の方に着目する考え方である。 宇宙の7、8割は ダークマターでできているとされる。 ならば、ビッグバンで光が作った世界だけが表宇宙で、大部分は裏宇宙のままだとする考えである。 こう考えると神と呼ばれた方、光の天使と呼ばれた方の編まれた宗教を中心とする文明文化は、皮相なもので、裏宇宙 3次元空間がメジャーなものとなる。 さすれば裏宇宙の生物は死ねば地獄を本拠地として転生輪廻する。」 この言葉の真意はタイトルである『ゆらぎ』と一致する。 ここからは一見関係のない話をするが実は関係のある話を記載する。 二〇二六年二月十日のプレプリントサーバーの発表によるとイタリアのパドヴァ大学とCERNで行われた研究によって、「暗黒物質の正体」が、「別の宇宙のカケラだ」という新理論が打ち出された。 宇宙の膨張には、「インフレーション」と呼ばれる時期がある。 宇宙は完全に一定ではなく、場所ごとに少しずつ「膨らみ方が違う」のだ。 そのため場所によっては「量子ゆらぎ」のせいで、「膨らみがいつまでも続くこと」がありえる。 これを「永遠インフレーション」と呼ぶらしい。その有力候補に「原始ブラックホール」がある。 「通常のブラックホール」は、星の死骸としてできる。私はこれが普通だと思っていた。 しかし、「原始ブラックホール」は、それとは異なるようだ。 宇宙がまだとても若く、一面が熱いプラズマだった頃、密度が高すぎる場所から生まれたブラックホールのようだ。 「永遠インフレーション」の別宇宙のような場所が、我々からは「原始ブラックホール」という真っ黒な点に見える。 「永遠インフレーション」は、低エネルギーの宇宙の中にぽつんと存在する場合、重力の方がはるかに勝る。 そのため、まるで高エネルギーを取り囲む 泡のように「ブラックホールの膜」が形成される。 その泡は外側の宇宙に対して、影響を与えることはない。 内部空間は法則が異なり、ブラックホールの膜により、全てがゼロとなるからだ。 ゆえに、外から見れば、「一定のブラックホール」がそこにあるだけとなる。 しかも、「小惑星くらいの重さ」の中で、「永遠インフレーション」が起きている。 「外側から見た重さ」と「内側で起きていること」は、一般相対性理論の世界では別物として扱えるからだ。 分かりやすくたとえると宇宙空間に「ドラえもんの四次元ポケット」が浮かんでいるようなものとなる。 「永遠領域の出る割合」と、「一つあたりの重さ」を掛け合わせることで、「原始ブラックホール」が宇宙全体にどれくらい存在するかを見積ることができる。 四次元ポケットの発生確率と四次元ポケットの重さを掛け合わせれば、宇宙にどのくらいあるかを推測できることと同じだ。 先ほど紹介した大学の論文によると、インフレーション中の「ゆらぎの強さ」と、「ゆらぎが続いた期間」をうまく選ぶと、 「原始ブラックホールの総量」と「暗黒物質の量」とが、条件付きで同じになるようだ。 つまり、「個数」と「重さ」の両方の意味で、「暗黒物質」が「別宇宙のカケラ」として数字の上でも成り立ち得ると示されたのだ。 さらには、「ゆらぎ」が大きいと、その揺れが重力そのものを振動させ、「重力波」という「時空のさざ波」を生み出す。 「インフレーション」が「永遠に続きやすい」という性質と、「ゆらぎが大きくなる」というこの二つの仮定さえ受け入れれば、新しい粒子を追加せずとも「暗黒物質」を説明できる。 つまり「宇宙にある物質の八割近い重さは、別宇宙の残骸である。」という、にわかには信じがたい事実が最新の物理学に生まれている。 という長い論文の紹介をしてみた。 つまり 2026年に紹介された文章である。 しかしこの小説の出版は二〇二二年十月である。 「ビッグバンで光が作った世界だけが表宇宙で大部分は裏宇宙のままだとする考えである。 …裏宇宙三次元空間がメジャーなものとなる。 さすれば裏宇宙の生物は死ねば地獄界を本拠地として転生輪廻する。」 このほんの少しの記載ではあるが『揺らぎ』というタイトルと、最新の物理学の研究発表が一致することに偶然だけでは済まされないことが分かる。 ある意味で予言の書として驚くべきことではあったが、小説内の学生の活躍やその学生の表現や学校の先生の表現の仕方が、私には受け入れがたく星1つ減らした。 ただし 圧倒的 他を凌駕するほどの 宇宙の神秘について 見逃すほど さらりと書いてあるところを評価している。 一度や二度読んだぐらいでは、分かったとは言えない考察の必要な深い本ではある。
吉祥寺や西荻窪など、馴染みのある土地名にドキドキしつつ、起こる不思議な出来事にどんどん引き込まれて一気に読んでしまった。さらさらっと描かれているけど、異空間の描写も設定もおもしろく、せひ映像化してほしい。ヤイドロン氏の登場に、十字架シリーズとのつながりも感じさせ、ワールドが広がっている。この物語の世...続きを読む界もまた、ひとつの並行世界なのだな。
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