これは!
不思議な空気感で「休職中の殺し屋」を描いた作品。途中(3~7巻)はよくある裏社会漫画的な展開(それでも面白い)この8巻は本領発揮の哲学香る雰囲気。ラスト、星空を見上げる主人公とともに何を感じられるかどうか…。その辺りで読者シェイクダウン(振り落とし)の巻かも?この「休暇中の最強殺し屋の日常を哲学的に」といったテーマは面白くて、これをアメリカとか韓国とかでドラマにしたらいいんじゃないかと思ってしまうほどです。どうですかね?ちなみにこうした男どうしが上手い作家は女性がいまいちな方が多いようですが(ヒギンズとかシバリョウとか…)こちらは上手い!