あらすじ
何者かによって
”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、
姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……
刺激に満ちたこの世界を彷徨う
永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。
レンリルの街をめぐる攻防戦から数百年。時は移ろい、ノッカーの脅威の去った時代。かつてのフシと仲間たちの戦いは今や”伝説”となり、人類は平和な世を謳歌していた。そんな時代に再びフシは目を覚ます。人も、物も、あらゆるものがかつてと違う。道路を走る車、空にたなびく電線、煌めくネオン。彼は新たな時代で、何を見て何を感じるのか──。これは変わる時代と変わらない心の物語。
感情タグBEST3
平和になった世界
すげえ。世界中から悪いモンスターを倒した
と、思って、仲間を近代化してスマホが普及した平和な世界に呼び戻して
これから生きようって思ったら
敵はもっと狡猾に新たな、暴力ではないアプローチで攻めてきましたとさ
っていう
ほんとすげー
これ、マジで名作だと思う。
心底しびれた
まだ、先かある
幸せなハズ。でも何か満足しない。何かが。生きるってこんなに必死なことだった?死っってこんなに大変な事だった?
簡単に死んで、簡単に生き返るからこそ、逆の世界を渇望する。
何かが噛み合わない、それは不快ではなく、物語の良さとなっている。
ミズキとフシかあ
ミズキとフシの絡みが増えた...
モテモテで優秀な美人なのに主人公にその気がないのでミズキの好意が気味悪い。
ハヤセの一族だからかなあ。
Posted by ブクログ
ノッカーはそもそもの目的を忘れて
生き残ることに一生懸命になったってことなのかね?
黒い奴の行動も意味がわからん。
全く状況が変わってしまっている様子
Posted by ブクログ
ノッカーまだいたんだ!人類と共生してるのに敗北なの?まあ、実際は時々牙をむく隣人って感じだから敵かも。黒いのの目的がまたよくわからなくなって、どうなるか気になる!
イズミは色々知ってたんだな…でも、あの娘に依存する感じは嫌だよ~。ミズハは、他はさておきフシへの愛が全てになってて怖いよ。フシが自分のことわかってることとわかってないことあるの面白いな…恋愛に向いてなくて、それが相手を傷付けることはわかるんだな。
ミステリ要素もたっぷり不滅の物
現代へと物語が移りフシの周りの環境も大きく変化した中、因縁とフシを廻る周りの人々も大きく変化する巻。ミズハの行動の意味が謎が多くこの先どうなっていくのか今までとは違ったハラハラ感があります。
改めて
困惑。ここがヤノメの成れの果てというのはわかったが、なんかつながらないのだなぁ。
そして黒いのがさらっと言う「宣言」。何なんだこれ。黒いのは記録が目的だったはずなのになんでこんなにあっさりしてるんだろう。
Posted by ブクログ
ノッカーと黒い人が何考えてるのかさっぱりわからない…
ノッカーは何のために死んだ人間になりすましてるのか。
母ノッカーはミズハを大切にしてるし、
だからといって母はミズハを大切にしてなかったかというと…ボンの周りで色々と教えてくれるから悪い人ではなさそうだし。
でも生きてた時の母からミズハへの愛情は、どうなんだろう…あれは愛情?自分の娘が素晴らしい=育てる自分が素晴らしいじゃないのかな〜…
フシの照れ顔ナイスすぎ
ちょっと停滞
はじめの頃に比べると、結構イライラする場面が多くなった。でも現代人ってこんなものかも。フシの天然にもいい加減イライラ。一体何年人間やってんだよって言いたくなるが、まあ生暖かく見守っていこう。