あらすじ
守護団とともに旅をするフシの前に死者の姿が視える男、ボンが現れた。自分の存在意義に迷うフシと、王の座に着くためにフシを欲するボン。ノッカーから民を守るための遠征に出ることになった彼らの前にフシを異端とする勢力が立ちふさがる。フシはその不死身の身体と能力を使い、人を救うことができるのか。これは自分を視る物語。
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Posted by ブクログ
7巻の、年を重ねた島の女王との再開シーン。生い立ちを語るシーンを経て彼女を看取り、その後、その正体に気付かされる…。何とも切ない名シーン。素晴らし。
フシの感情って
フシのマーチに対する感情って何なんだろう?小さい子、妹みたいに思っているのか、それともママみたいに思っているのか、恋愛感情なのか…う〰︎ん。それが分かるのは、だいぶ先なのか?マーチが大好きなので、いろいろ考えてしまう‼︎
間違いなく傑作
俺は「時間が前に進んでいく作品」が好きだ
この作品は豪快に時間が前に進み
不死の怪物がいる事がもはや当たり前になった世界で
それを否定する人と利用する人が
人間が
文化が
不死者を取り巻いていく。
ちゃんと「異世界」を描いている。
素晴らしい作品だ。
Posted by ブクログ
フシがどう言う存在なのか、今は突き詰めて考えない様にして読んでるが、彼の存在が切ないのは、最初に人になった時の少年(フシの今の人間としての姿のプロトタイプ)の名前が、他に名前を呼ぶ人間が傍に居なかった事で未だ不明である事と、大事な人の死を自分の身で知ってしまう残酷さだ。
Posted by ブクログ
ボンが皆に好かれる理由がゆっくりわかってくるのがよかった。頭も意外と悪くないんだな…根がいいのか、自分から色んなことに気づけるのがすごい。途中の年表読むと、ストーリー上の視点だとよくわからないけど、国レベルだと色々な動きがあるんだな!
フシにとって命は相当重いんだな…守護団が受け入れられないのは殺した報いなんだけど、カハクの罪ではないんだよな。カハクはよくやってるんだけど、愛されないキャラとして感じられるのが、人の業を感じる。
馬はピオランだったりするのかな…意志を感じるけど、前々巻で、考えたりとかできるものにはならないような感じのこと言ってたような?