あらすじ
ノッカーの襲撃に備えた修行は、フシを新たな領域へ押し上げた。一方、ボンはフシには新しい仲間が必要と考え各地を回る。民を守るための準備を焦るフシだったが、そのためにはレンリルの信頼と協力が必要だ。戦うことは一人でできたとしても、守ることは一人ではできない。──決戦まで、残された時間はあとわずか。これは共に戦う物語。
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Posted by ブクログ
フシ、人間離れしたかと思ったら、人々の中にも溶け込んでるな。動物の友達も増えたけど、ボンチョイスの友達とも仲良くなって…うれしいけど、それが悲しみの始まりにもなるんだよな。友達をなくしたり傷付けたりする恐怖から、フシが頑なで冷淡になっちゃったり、ノッカー襲来の前におびえたりするのが痛々しかった。
黒いのの目的はなんなんだ!そして、ボンは思ったより策士だな!先が気になる。
Posted by ブクログ
フシが「おれは痛いのが嫌いなだけ」って言った時、ちょっとドキッとした。ノッカー、つまりファイが人を襲う理由と似てる…これは意図的なのかな。フシの性格的に、強がりとか誤魔化しとかそういうんじゃなくて、ほんとにそう思ってて素直にそう答えただけって気がするけど、だとしたらフシとファイが戦う理由って、お互い根本的には変わらないんだな。
あとカハク、最初出てきた時はあの血筋の中ではまともそうな奴だなと思ったけど、そんなに目立ってないこの巻でもやっぱり順調に気持ち悪くて、すげーなハヤセの血筋と思った。代替わりを経ても変わらぬ気持ち悪さと気味の悪さ…すげぇな…パロナのこと知った時にこれでちょっとは真人間へと軌道修正されるのかと思ったけど、そんなことなかったな…