あらすじ
フシは自分がハヤセのもとに残ることで、トナリたちを監獄島(ジャナンダ)から解放した。一旦は島を出たトナリだったが、フシを助けるために再び島に向かう。再会した二人が島を離れようとしたその時、島民たちを襲うノッカーが現れた。自分を慕う人々と守るべき仲間の存在を知ることによって失うことも知る。これは自らの運命を変える物語。
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Posted by ブクログ
ハヤセを海に放り出す場面、ピオランが徐々にピオランじゃなくなる、どれも印象に残る。愛とは何か、ハヤセの言葉に表情を歪めたフシは本当に人に恵まれていたんだと感じた。あとピオランが老いていくことに対して「ピオランという人物が徐々に消滅していく感覚」と言い表していたのがとてもリアルで、グサッときた。
別れ
そもそもそういうお話なのだが、別れの多い巻。
ハヤセのことを不憫に思えるか、おかしくなったと
思うかで印象が変わるが、描き方はやはり不気味。
ピオランに黒い人が何をしたのか、がよくわからない。