あらすじ
シリーズ累計2400万部突破! 2023年10月よりTVアニメ放送開始。最新巻では中央に戻ってきた猫猫たちに新展開が!
中央に戻り、外廷の医務室勤務になって医官たちの仕事を手伝う猫猫。
後輩もでき、新しい部署にも慣れていく。
しかし猫猫たちが不在の間に、宮廷では妙な派閥争いが起きつつあった。
正しき血統を維持しようとする皇太后派と、新しき流れを作ろうとする皇后派。
安氏と玉葉の意思とは裏腹に、周りは次第にきな臭くなっていき、
特に若い武官たちの間では、傷害沙汰が繰り返されていた。
そんな中、猫猫は姚に頼まれて「名持ち」の
一族の会合に参加することになるのだった。
皇帝によって一族を表す『名』を与えられた「名持ち」の者たち。
時は流れ、滅族滅となった一族もあれば、新たに起こる一族もある。
そして、元上級妃である里樹の実家、卯の一族は衰退しつつあった。
名持ちの会合で猫猫は卯の一族とかつて親交があった辰の一族と対面する。
辰の一族がかつて皇帝より賜りし家宝を探すために――。
また、花街でも女華が持つ玉牌が何者かに狙われる。
辰の家宝、翡翠牌、華佗の書。
皇族の末裔の謎に絡む陰謀!
馬閃、そして羅半兄の恋の行方は?
時代の移ろいに翻弄される猫猫たち。
錯綜する思惑の中、猫猫は真実を見抜けるだろうか。
日向 夏(ヒュウガナツ):福岡県在住。本作にてデビュー。著書に『トネリコの王』『不死王の息子』(共にヒーロー文庫)、『女衒屋グエン』、『なぞとき遺跡発掘部』など。
しの とうこ(シノトウコ):『ダブルクロス The3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』(ヒーロー文庫)などで装画、挿絵を担当。
舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。
後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。
頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。
作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
相変わらず面白い
さすがにずっと読んできたので思いがけない展開にも慣れてきました‼️とはいえ相変わらずどれが何の伏線なのか?ふむふむと思ってしまいます。この辺の話をアニメ化しても面白くなるのか?私は疑問ですけど…。二人のほかにいろんな人が係わって来るし政治絡みがメインだしさてさて⁉️
Posted by ブクログ
今巻も面白かった!
やっと戻ってきた中央での本編。
推しの羅漢兄についに春が…?と思いきややっぱり兄は兄w
猫猫は初めの頃に比べて性格が丸くなったなぁ〜と思ったけど、初めの頃って完全に思春期の年頃で今は21歳だと思うとその人の人となりは変わらずに徐々に変化していく移り変わりを描写できる作者様の人物の書き方に感嘆せざるを得ない。本当にすごい。
あと水連さまは壬氏様のおばあちゃんだったなんて…!どんだけ伏線あるんだ…もう一回初めから読みたいけど早く次も読みたい
雀さんが元気そうで後継者もできそうでなんか安心。
次も早く読みたい!
Posted by ブクログ
女華が、皇族の血を引く、具体的には処刑された華佗の子孫ではないか?というところから。
13巻の女華の視点の話で出たやつの続き。
そして、本当に華佗の子孫だった……天祐も。
誰かが、皇族の血を引くものを探してるみたいだけど、黒幕はまだわからず。
そして雀さん、最後になんか爆弾ぶっこんでませんか?
Posted by ブクログ
女華と天佑の祖先がつながっていた!
しかも華蛇(伝説の医者)の血を受け継いでいた!
と、いうのがメインストーリー
だけど、みんな大好き羅半兄が燕燕に落ちるというのが最高のメイン
みんなだいすきだよね、ほんと
そして次を読むまでまた間が空きそうなんだけど、家系図が複雑になりすぎてやばい。。。むずい。。。
Posted by ブクログ
宝探しと生存戦略の回
本格的に新章が始まったなぁとワクワクを楽しめた
猫猫が憶測を話したり私情を含めて相談したりするようになったのは、猫猫がみんなに守られてる実感を持つようになったからじゃないかなと思えてほっこりする また危ない橋を渡るんじゃないかという心配もあるけど
Posted by ブクログ
今回で花街緑青館三姫の行く末がほゞ決まったのが時代の変化を思い知らされる(引退・そのうち身請け・やりて婆後任)必然、猫猫を中心とした過去の謎もひと段落、新しいせう力に合わせた事件が起きていくのだろう
華佗に関わる謎も意外と軽かった
名持ち会合、馬・卯・子など、この小説の世界観をいかした小ネタも皇族落胤問題と上手にからめて面白い
雀という化物が新たにスカウトする卯純、謎を生み出す側を増やさんでくれ
名持ちの会合、花街の事件、医官の日常。後宮の時のように一つ一つの事件は独立している。でも微妙に繋がっていて他の謎をとく鍵となっている。偶然も重なると必然、すべてに首を突っ込む猫猫には繋がりが見えてしまう。これも必然だよなー。
匿名
師弟
雀さんがついに後継者を見つけた!
他にも羅半兄の恋の始まりだったり馬閃の恋路もなかなかに魅力的だったけど、最後の1文『ここにろくでもない師弟関係が誕生した』が好きすぎる笑
雀さんも私のかけがえのない推しキャラです!
またまた面白い
落ち着いた生活に戻るのかと思いきや、また新たな裏の方たちの誕生&活躍が期待出来そうです。
主人公二人の仲はなかなか進展しないが、小さな蟻のような進みで近づいているのが伺える。こちらも楽しみ。
そして今巻で得た教訓は、おバカはやっぱりおバカ。面白い巻だった。
卯順
新章開幕? しこれまであった伏線が一部回収されると同時に新たな事件が発生。
暗躍している卯順だけど、この手の人間が1番嫌い。
匿名
一気に読みました
相変わらず面白いです。
また最初から読み返したくなります。
ふたりの仲はまだ大きく変化なし。じれったくなってきましたねぇ…。
匿名
嬉しい。天佑いいキャラしてる。
女華は好きなキャラクターなので、彼女にそのような繋がりがあった事はとても面白かった。天佑と克用の動じない飄々な雰囲気も大好きです。雀の弟子はてっきりフーランなのかと勘違いしてたので最後もびっくりした。もう一度前巻読み直そう。んで早く続き読みたい。
匿名
偶然も、重なれば
うわぁ、ここで終わるんだ!
続きが読みたくてたまらない‼️
まさかの華陀の子孫、出たし
そんで壬氏はひたすらガマン(自制)してるし
新たな日常
やっと都に帰ってきた猫猫。以前と同じようでちょっと異なる日常に戻ってきたという感じでした。もう終わったと思っていた事件が、実は終わっていなかったとか、なんか作者様すごいです。今回の話の中でも、実はこれが伏線だったのだということがあるのでしょうか、それもまた次への楽しみです。頑張ってほしいです。
Posted by ブクログ
中央に戻ってからも、早速いろいろと。
猫猫もだんだん羅漢に優しく?なった?
女華は、本当に皇族の……それも天祐のいとことは。
猫猫と壬氏は、水蓮じゃないけれど、2人とも仕事好きすぎて、なかなか進まないな。今は猫猫の方が推してる感じ。
Posted by ブクログ
都で活躍する猫猫が今でもなお、花街の古巣・
緑青館を大切にしているのが見れて嬉しい。
女華の気怠げだが品のある姿がかっこいい。
あと李白と馬閃が仲良しなのが個人的には
すごく好きな組み合わせで、
猫猫と一緒に修練場にいたくなった。
匿名
アニメ第二期が待ち遠しい…
アニメ第二期が待ち遠しい…
今回は色々な事が有ったけど、壬氏との関係はイマイチ進展しなかった、というか壬氏の出番が少なかった。
Posted by ブクログ
薬屋のひとりごと第14弾。中央に戻り医官たちの仕事を手伝う猫猫。宮廷では妙な派閥争い、皇太后派と皇后派にわかれ、若い武官たちの間では傷害沙汰が多くなり猫猫は忙しい日々を送っていた。名持ちの一族の会合に出て、桃桃への身勝手な恋文男に一矢報い、卯の一族とのつながりができた。一方、妓楼は三姫のうちのの1人女華の持っていた欠けた水晶の謎が解け新しい時代になりそうだ。派閥争いは弱い武官卯純の噂話が原因だった。雀が目をつけ飼い慣らすことになるようだ。登場人物が多くなりますますおもしろくなりそうだ。
Posted by ブクログ
なんやらかんやら、ややこしい血縁問題。
羅の一族の浮きっぷり好き。羅半兄のブレない普通っぷりが今回はとても活躍していた。
猫猫と壬氏、二人して仕事人間で好き。
華陀を巡る話
こんなふうに伏線回収するなんて!という華陀の子孫のはなし。前々から張られていた伏線がいくつかスルッと回収される。最後の終わり方もまだゾクッとする感じ。どうやって続いて、どうやって終わるのか、先が気になる。
Posted by ブクログ
皇帝から
名を与えられた一族の
集まりで
丑喜のお屋敷へ
〜羅半 羅漢 猫猫 燕々 姚 で訪れる
辰の一族と 卯の一族の
仲違いを解決..羅半兄が燕々に恋心
李白によって妓楼に
連れて行かれた猫猫
泥棒が入り
犯人を見つけ出す
妓女の女華(皇族が父かもしれない)
の翡翠を預かる...保身の仲介を頼まれる
→壬氏に頼みに行く
宮廷内では
皇后派と皇太后派が対立
猫猫の同僚の天祐と女華は
華陀という伝説の医官で
元皇族の末裔..
丑 申 辰 等の名もちの家の
若い者同士の小競り合い
天祐の地元で
天祐父と会う
家に伝わる翡翠(半分)と
女華の翡翠を合わせると..地図
宝の場所がわかる
幻の医学書 華陀の書 を見つける
色々な噂話を流していた
人物 卯純 (雀さんと同じ性質)
雀さんが 卯純を弟子とする