あらすじ
上弦の壱と交戦する岩柱・悲鳴嶼と風柱・不死川。激しさを増す戦いの中、二人の柱は痣を出現させ連携して戦うも、驚異的な強さに圧倒され続ける。そして、上弦の壱の一部を取り込み回復する玄弥だが…。激闘の行方は――!?
...続きを読む
大正時代の日本を舞台に、少年剣士・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、鬼にされた妹を人間に戻すために奮闘する剣劇マンガ。
絵柄はやや独特で、線が粗いためとっつきにくさを感じる方も多いと思いますが、それだけで読むのをためらってしまうのはあまりにもったいない! 「こんな作家を発掘できるとは、さすがはジャンプ!」と思わされる傑作です。
<1.感情表現がスゴイ>
主人公の炭治郎は、残虐な鬼にも同情を禁じ得ない仏のような慈悲の心を持つ少年ですが、それは軟弱さの裏返しではなく、妹の危機に怒りを爆発させる激しさも併せ持っています。真逆ともとれる感情が違和感なく同居しているのが炭治郎であり、その真っすぐすぎる正義感に心を打たれます。
主人公に限らず感情表現の豊かなキャラクターが多く、「今は明治何年だ」と訊いた鬼が「今は大正時代だ」と教えられた途端に激怒するなど(怒った理由は読んでのお楽しみ!)、あっそこで怒るのか、という意外性が人物の性格を引き立たせ、読者は物語に引き込まれます。
<2.語彙がスゴイ>
少年漫画でありつつも、読者の理解を妨げない範囲で、適度に難解な単語や台詞が散りばめられます。
「ご自愛専一にて精励くださいますよう お願い申し上げます 匆々(そうそう)」
「今この刹那の愉悦に勝るもの無し!!」
読者に時代(世界観)を感じさせる言葉のセンス。ネーミングも秀逸で、敵の名前ひとつとっても、「猗窩座(あかざ)」のような見慣れない漢字で構成される名前が多く、鬼の禍々しさを増幅します。
擬音もどこか独特で、何とも言えない味わい。読み進めると、だんだんクセになってきます。
「ミチイ」(スズメが人の手をくちばしでつねる音)
「でるん」(鼻水が出て伸びる音)
「もしゃり」(おにぎりを食べる音)
<3.ギャップがスゴイ>
部位欠損が割と当たり前に描かれます。深手を負ってもすぐに再生できる鬼はもちろんですが、人間も欠損レベルの重傷を負うことが少なくないため、闘いのシーンは予定調和から外れた緊張感のある描写となります。一方でギャグシーンも多く、ほのぼのとした朗らかな描写と、血みどろの残虐な戦闘の描写が交互に展開され、心地よいギャップとともにテンポよく物語が進みます。
<4.構図がスゴイ>
ここぞという見せ場での、大ゴマの構図が抜群に上手い。扉絵や大技のシーンなどは、高いデザイン性を感じさせる出色の出来。冒頭で触れたように、やや線の粗い絵に抵抗感を覚える方もいるかと思いますが、緻密さとは別のベクトルで非常に絵の上手な作家さんと言えるのではないでしょうか。
個性的な新世代の少年マンガをお求めの方に、ぜひともオススメしたい作品です。
感情タグBEST3
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そりゃ売れるわけです
上弦の壱との闘いそのものもそれこそ息をつかさぬ速い展開でそれだけで少年漫画としては十分に面白い。ただこの漫画はそれだけではなく、敵の過去の回想でなぜ敵が鬼になるにいたったかをしっかり説明して敵にも読者が共感できるような話を織り込んでくる。プライドや嫉妬といったネガティブな感情と家族愛という温かい感情が入り混じる人間の複雑な感情をしっかり描くことで、上弦の壱も強いだけの幹部キャラとしてではなく人間味のあるキャラとして散り際には同情すら喚起する。とにかく何も考えずに読んでもよし、深読みして人間について思考するもよし、面白く深いとても良い漫画。
あっという間
鬼滅の刃史上、1番あっという間に読み終わった本。
回想による語りが多かったように感じた。
いつも通りだが、泣かされる。
あと3巻ほどで本当に終わってしまうの?
すでに鬼滅の刃ロスである。
兄の劣等感
・黒死牟驚く程に強いです。それでも命尽きようと黒死牟に食らいつく4人の姿に感動しました。
・まさか黒死牟の双子の弟が日の呼吸の始祖とは驚きました。彼が最後まで取っていた笛を黒死牟も取っていた事、黒死牟も縁壱の事を憎むに憎めなかったんでしょう…。
生きるってなんだろう
面白かったですが、お気に入りのキャラが死んでいくのをみるのは本当に辛い。
悲しいけど決して元に戻らないものがある。
そんな当たり前だけど受け入れなければならないことを描いた作品ですね。
本誌では完結したようですのでコミックの続きを楽しみにしてます!
Posted by ブクログ
今まで朧げにその姿を見せていた、日の呼吸の使い手のその出自がここで明らかになった。鬼滅、全体的に兄弟ならではの絆や嫉妬の話が多いよね。
匿名
実弥...
一気に2人も死んでしまった...。
実弥の心を思うと...(泣)
みんなボロボロの状態でまだ無惨戦がある...。
うわぁ..........。
Posted by ブクログ
はじめのページでほっこりしかけたのに、次のページから急に辛くなりました。
時透くんが早い段階で自分の死を悟るところを読んだとき、なんとなく嫌な予感はしつつもきっと大丈夫!って思っていたのに、一瞬でその希望が打ち砕かれてしばらくページをめくれませんでした。本当に本っっ当に痛々しい姿になったのに、最期まで歯を食いしばって戦い続けたのがものすごくかっこよかったです。
黒死牟を倒せてよかった。本当に強かった。感情の起伏がそんなにない人なのかと思っていたけど、表に出さなかっただけで彼もたくさん悩んでいたし、心に黒い感情がモヤモヤしている感じがものすごく人間っぽい。
そして、縁壱がずっと笛を持っていたというシーンも込み上げてくるものがありましたが、やっぱり最後の一コマ。すごく切ない気持ちがぶわっと広がりました。嫌いとか憎いとか言っているけど、やっぱりすごく特別だったんだな。だけど抱いている嫉妬心が大きすぎてその気持ちに本人も気づけていなさそう。
あついよりも辛いという言葉が合う展開でしたが、おまけページのカナヲちゃんたちが可愛かったです。
好き!!
炭治郎と禰󠄀豆子の関係性が大好きです。どんなに険しくて辛い道のりでもみんなには幸せになってほしい、、、
可笑しい
上弦の壱、自分の刃で自分の形を見てショックを受けた。可笑しい! 笑った。
可哀そうにそのあとで死んだ。可哀そう。自分の形を見なくて死んだらもっと幸せに死ぬのができるはずだったのに?
可笑しすぎる。でもなぜあんなふうの顔が出たの? 無残の顔もまだ綺麗だのに?
妻も子も捨て? だから妬みはだめだよ。
子孫を斬り捨て
笑う
Posted by ブクログ
黒死牟の冷静さと武士の心がカッコイイ。
悲鳴嶼さん、実弥もアザを出すけど
黒死牟も本気を出す。
炭治郎が玄弥を勇気づける。
「一番弱い人が一番可能性を持ってるんだよ、玄弥」
玄弥が血気術を使って黒死牟を縛る。
焦燥感を感じる黒死牟の回想シーン
縁壱との対峙。
最後の抵抗を見せる黒死牟
時透の赫刀、玄弥の血気術のおかげで
動きを鈍らせることに成功。
実弥と悲鳴嶼の赫刀により首切断。
回想シーン
巌勝(ミチカツ)…呼吸の継承、強さを継ぎたかった
縁壱…次世代の若者に期待と信頼をする
そんな楽観視する縁壱を慢心していた巌勝は気に食わなかった。
復活する黒死牟だが
己の成れの果てに映った醜さで本音を漏らす。
巌勝が鬼になってまで強さを求めたのは
縁壱に憧れていたからだった。
縁壱は双子の弟
跡目争いで不遇を強いられた縁壱
それを哀れむ巌勝。
しかし才覚をあらわにした縁壱が剣技を体験する。
でも人を痛め付ける行為が合わず、兄を慕いたい気持ちを告げる。
天才なのに剣技に関心が無い縁壱と
努力しても縁壱を越えられない巌勝。
そんな縁壱を妬む気持ちが恨みに変わり始める。
劣等感を感じる自分を受け入れようとする縁壱に
感謝する気持ちが持てず嫌悪感を抱く。
痣者になれたが寿命が短命になるデメリットで
更に焦る気持ちが強くなる。
そこで無惨と出会った巌勝は
本来の目的(鬼狩り)を蔑ろにしてまで鬼になる。
日の呼吸について情報が少なかったのは
型を使える剣士を根絶やしにしたからだった。
しかし、縁壱が持っていた笛を
大切に持っていた黒死牟だった。
双子
どうして双子として生まれたのにこんなに継国縁壱と黒死牟は違いがあるのか不思議に思いました。
黒死牟の言うように、縁壱にはどこか気味の悪さも感じます。まだまだ日の呼吸にも謎が残っているので、これからの展開も楽しみです。
Posted by ブクログ
出会い頭にいきなり左手首を切断され自分の刀で壁に釘付けにされて己の死期を冷静に悟った時透無一郎の、「役に立ってから死ね!」と黒死牟に食らいついていく姿が壮絶。彼は天賦の才能があるがゆえに弱冠14歳で柱になったが、柱にならなければ死なずに済んだのではないか。彼も玄弥も刀鍛冶の里編で炭治郎と仲良くなったばかりで、こんなに早く死んでしまうのはとても悲しかった。
あまりの残酷さに読むのを一度躊躇したが、なんとしても黒死牟を倒すという、”悪鬼滅殺”しか頭にない彼らの気迫に引き込まれて読むことができた。
後半は黒死牟の長い回想。日の呼吸の剣士・縁壱は彼の双子の弟であり、その才能に生涯嫉妬し続けてきたという。上弦の鬼ほど、その過去は重い。そして長く生きている分孤独だ。那田蜘蛛山編の炭治郎のセリフ「鬼は虚しい生き物だ 悲しい生き物だ」が脳裏に甦る。
猗窩座
猗窩座の成り立ちや悲しみ、苦しみに感銘した。鬼滅の刃は人の裏側にある感情を見事に表しているマンガだと私は思う。炭治郎は良い奴だね。
黒死牟の過去も涙するものだった。だからといって、鬼になってはいけないのだが…。憧れる、羨望、憎しみ、いろんな感情が混じりあっている鬼だった。立ち居振舞いは、侍だけに非常に素晴らしい。本当に壮絶な戦いだった。
Posted by ブクログ
上弦の壱、強!でも、ライバルより弱いことに気づいてしまったことに縛られていたが人間時代を過ごしていたんだなぁ。切ないけれど、許せはしない。鬼になってあまりに強くて、意味不明だけど、綻びが出始めてる。仲間の命を無駄にしない。そんな鬼殺隊の心の強さを信じる。
弟への羨望と嫉妬
やはり鬼滅の根幹にあるのは兄弟姉妹の関係性だと思う。
上弦の鬼最強の男にも、拭いきれない過去がある。双子だと兄と弟の感覚ってどうなんだろうと思うんだけど、血の繋がった兄弟って最大のライバルになりがちなんだよな、、、同じ環境で生きてきたはずなのに、俺は兄なのに、って思う気持ちもわからなくはない。
それにしても黒死牟強すぎたな、、、いよいよ鬼舞辻?推しがどんどん死んでいって辛い😭
鬼にになるまで
自分の命が尽きることが分かっても、目の前の上弦の鬼を倒すために限りを尽くす気持ちと戦いの凄まじさが、ひしひしと伝わってきます…!
また今回は、上弦の壱「黒死牟」の過去が語られています。妬みや心の闇にすっと入ってくる無惨。悪の元凶ですね。続きが気になる〜
すぐ読めてしまいました。
次々と気になるので読み進めて、すぐに一冊読めてしまうぐらい、内容が深い巻でした。無一郎くんが死んでしまったのがすごく悲しい。でも彼は最後の最後まで柱として生きました!!
次の巻も楽しみにしています。
上弦の一番強い鬼が倒される瞬間
上弦の一の鬼が倒される時に、死に際の思い出しのシーンは興味深い。なぜ自分はあの男のようになれなかったのだろうか。自分とあの男では何が違っていたのだろうか。そんな子供の頃からの思い出しを綴ることで、どうして上弦の一の鬼は鬼にならなければならなかったのかが伝わってくる気がした。
Posted by ブクログ
特装版、何回も読んでやっと感想を…!
上弦の壱と無一郎・玄弥・実弥・悲鳴嶼さんの戦い。
〝一緒に最期まで戦おう〟
お互い死期を悟り、最後ではなく〝最期〟という無一郎と玄弥の台詞に泣ける。
瀕死の状態でも大切な人を殺させないため、役に立つため、守るために最期まで戦おうとする2人、鬼殺隊としての覚悟。
そして明かされる痣の代償。
〝人〟として〝鬼〟としての悲鳴嶼さんと上弦・壱の考え方の相違は煉獄さんと猗窩座を彷彿させられました。
さらに明かされる上弦・壱と始まりの呼吸の剣士であり日の呼吸の使い手・縁壱の過去。
勝ちに拘り嫉妬と憎悪に苦しむ巌勝と人との繋がりを尊ぶ縁壱、コソコソ話で明かされる名前に込められた願い。
何百年生きても、全てを捨てても、人の感情は複雑で理解することは難しい。
最期に遺された笛が本当に複雑な感情を示しているような気がしました。
はぁああ本当に苦しい話だ…
やはり強かった。
上弦最強の鬼に柱3人、風柱の弟の合計4人で対峙するも悪戦苦闘を強いられる。
最終的には辛い結末になり、読者のほとんどが涙なしには観れないのではないでしょうか。
悲しい
時透さんも玄也も頑張ったね。この2人いなくなっちゃうのほんと悲しい。2人ともやっと素直に生きれてたのに。黒死牟と縁壱の兄弟に対する想いが違い過ぎて悲しい。分け隔てなく育ててたらちがったのかな。そんな事ないか。でも持ってる才能に嫉妬する事はどうしようもない感情だよな。
切ない、、
才能に焦がれた者の切ない思いが伝わってくる巻です。私も自分が持っていない才能に憧れて妬んだクチだから、よーくわかるよ、、。次の巻で解決できるといいね。
縁壱すごすぎ
産まれながらにして痣の持ち主で、その生涯を閉じる瞬間まで技の衰えを知らないなんて最強!
こんな兄弟がいたら確かに嫉妬で人生を狂わされても不思議ではない。
おもしろい!
上弦の一が強くて、みんな死んでしまうのかとハラハラしました。鬼にも抱えるものがあり、本当、人として一生懸命生きていた人ほど鬼になっているように思います。
今巻も
面白かったです。
いろんな人が死んでいってしまうのがなんとも悲しい…
実弥が泣いているところとか、最期に笛が出てくるところとか大好きです。
あぁ・・・
悲しいです。無一郎くんとても立派な戦い様でした。でもとても悲しい。
強くて美しく儚い。もっと無一郎くんのストーリー読みたかったです。
はぁ切ない。。。やっと記憶も戻って、強くもなって、仲間も増えたのに。
不思議な呼吸で超回復とかしないかな。
はじまりの呼吸の末裔ですよ…かっこいい…
無一郎くんたくさん出てくる話を再び読み返そう。
げんやくんお兄ちゃんとまた再会できたのに散ってしまたのも切ないですね。お兄ちゃに伝えたいこともあったろうに。でもお兄ちゃんにはきっと伝わっているのかな。
上弦の壱の過去…!
日のカミ神楽の使い手の人とどう見たって似てるよな〜と思っていたら…まさかの双子だったとは…!
どうしてあそこまで憎んでしまうのか…と思う反面、誰よりも近い存在だからこそ自分にないものを持っている事が妬ましい、という気持ちも分かってしまう…
しかし時透くんと玄弥が………!
ラストスパート、みんなどんどん死んでいってしまう…
続きが読みたいような、読むのが怖いような、複雑な心境です…
匿名
上弦壱戦の本巻,やはり心が締め付けられる。
時任無一郎,柱の中でも圧倒的に最年少なのに,自分の置かれている状況,戦況,自分の役割,定めを冷静に判断し,伝え,実行する。
そして待っているのは壮絶な最期。
容赦ない描き方に,善悪は関係なく,戦う者たちへの非情な定めを強いる作者の清さを感じる。
各話の扉と最後に,周囲の状況が小出しに描かれているのがよい。
上弦壱戦の白熱ぶりを邪魔することなく,ほどよく全容が伝わる。
ここの伏線のおかげで,場面の急展開でも唐突感はなく,この作品のスピード感を支えている演出としてただただ感心。
冷ややかに、熱い!
鬼の強さと、それに立ち向かう柱達のバトルがとても熱い!展開も練られていて、読み応えがあります。
一方で、鬼の思いというのも描かれていて、熱いのみならず、気持ち冷静に心に響きます。
玉ジャリジャリ親父!
玉ジャリジャリ親父強すぎる!盲目なのにすごい、、、玄也と無一郎の必死で闘う姿に胸が締め付けられます。2人とも生きててほしい、、、(T . T)続きが気になりすぎます!!!
念願の最新刊
アニメを見てハマったときには時すでに遅し、現物のコミックスは売り切れて買えず、BookLiveさんのおかげで原作を読み進めることができました。そして念願の最新刊、本屋に行くより早く…日付が変わったらすぐに読めて(コロナもあるので自宅で買ってそのまま読めるのがありがたいですね)夜中に1人で泣いてました。
本誌では連載終了したとのこと…この先どうなるのか。敵の、敵になってしまうまでの回想が毎回見られるのがこの作品の良いところだと思っています。
それぞれの正義や大切にしたいものを大切にした結果なんですよね。またこれからも読み返しては泣くと思います(笑)
継国巌勝の回想シーン
ジャンプ本誌から見ていて待ち望んでいた継国巌勝の回想が見れて本当に嬉しい!
表紙が縁壱というのも本当にファンとしてはたまりません!なので星5個
鬼滅の刃20巻
やっぱり面白い‼️、ついに上弦の壱との対決が載っていて読んでいて興奮した*\(^o^)/*
でもまだまだ無残との戦闘は始まらないのかと焦らされる‼️
早く新刊が読みたいです。゚(゚´ω`゚)゚。
終盤・・・
話題になっていたため、5月に入り全巻大人買い。
面白すぎて、寝不足になりながら読み続けました。
ついに鬼との対決も終盤、上弦の壱との戦いもクライマックス。
次巻も気になります。
鬼滅の刃20巻
20巻出るのがとても待ち遠しかったです。国死さんとの勝負も熱いし、漫画で表現しにくいところが描かれていて良かったです。21巻待ってます!
上弦の壱戦
今回は双子だったのがびっくりしましたね。昔の柱の一番強い人が鬼になったのだと思っていたのでつまり主人公の親とかに会っていた人は弟の方だったと。
あとはラスボスだけだけどみんなボロボロなのでどうやって倒すのか楽しみです。
Posted by ブクログ
いや~、まさか上弦の壱との戦いだけで1冊丸々使うとは思わなかった!でも、それによって黒死牟との白熱する極限バトルが思う存分に描かれているのだから堪らない!
月の呼吸を操り、たった一人で3人の柱を圧倒する黒死牟。上弦の壱という名に恥じない強さである
鬼殺隊の柱の中でも強者に分類されるだろう無一郎、実弥、行冥の刃がまるで届きそうにない黒死牟の強さには眼を見張る
でも、行冥達だって柱の名に甘んじる存在ではないわけで
黒死牟との戦いの中で何度も限界を超え、幾つもの成長を見せ、少しずつ黒死牟を追い詰めていく流れは素晴らしいの一言!
また、強者たちの戦いに少しでも加勢すべく自分の中に芽生えた恐れに打ち勝ち柱達と同じように限界を超えてみせた玄弥も素晴らしい
この巻では出番のなかった炭治郎だけど、玄弥の回想にで助言を送る形で登場。出番が少ない分、限られた言葉で良いことを言っているね
一番弱いからこそ、一番可能性がある。黒死牟と柱3人の共闘。本来、玄弥はこの戦いに交れるような強さではない。でも、だからこそ、黒死牟が全く予測していなかった一撃を放てる。それが柱たちの戦いを有利に進めてくれる
ただ、限界の限界を超えた鬼殺隊士の更に上を超えてくるのが上弦の鬼なわけで
まさかあの局面からあれだけ足掻いてくるとは……
猗窩座が至りかけた『何か別の生き物』。それと同じように黒死牟も変化を始めたのだけど……。その姿こそが黒死牟を止めてしまうというのは皮肉な話
その後に語られた黒死牟、厳勝と日の呼吸の使い手、縁壱の過去
この過去編では現在の鬼殺隊に繋がる様々な要素が語られたね
縁壱が使った日の呼吸がどうして竈門家に伝えられたのかはまだ判らないけれど、かなり多くの謎が明かされたような
ただ、それと同じくらい気になってしまったのは厳勝の悔いか
これまで登場した鬼は残虐な行為が目立つものばかりだけど、その中には今際の際に後悔や懺悔を語り人としての心を取り戻し何かしらの救いが得られることが多々有った
けれど、厳勝にはそれがない。
多くを持たぬが唯一無二の力を持つ縁壱に焦がれた末に全てを失った厳勝には悔いも後悔も救いもない。只々、報われないまま終わる
別に印象的な登場をした鬼は全て救われるべきとかは思っていないけれど、ここまで報われないまま終わられてしまうとそれはそれでこちらの心に訴えかけてくるものがある……
終ぞ勝てなかった弟が肌身離さず持っていた笛。それを切断した状態のままその身に取り込んでいた彼は一体何を思って縁壱に焦がれ続けたのだろう……
伏線回収
最高でした!!
少年漫画を普段あまり見ることない私がドハりしました!!!
特に刀鍛冶の里の縁壱がまさかの繋がりがあって、作者様の構想に脱帽です。こんなに夢中にさせてくれる漫画に感謝いたします!買って損なし!次巻も楽しみ!
悲しい過去
上弦の壱が鬼になった悲しさ、何故比べなくてはいけないのか。鬼になったことを、最後に後悔して自らが消滅して安らかになっていく。そこに、痣ものの希望がみえて、次回も楽しみに。
涙なしには見られない
ネタバレ含みます、ご容赦ください。
セリフなども出てきますが全て記憶で打っているので間違えてるかもしれません。初めて漫画のレビューを書きます。感動を残しておきたいとすら思える素晴らしい作品に出会えたことに感謝します。上弦の壱を前に、鬼殺隊最強の悲鳴嶼さん更には風柱不死川さんが現れて、弟組も助かったか、と思ったらやっぱり、上弦最強の相手には簡単には敵わず、大接戦。あまり協調性のなさそうな不死川さんが、悲鳴嶼さんと協力して技を出し、柱訓練しといてよかった!みたいなことを言っていたシーンがうるっときて、記憶を取り戻した無一郎くんが、不死川さんがやられそうな時に、"あなたは死なせない!まだ両腕で刀を握れる!"みたいなことを言ったシーンでまた号泣。14歳が、、そんなこと言う?!生まれて14年しか経たない子がそんなふうに思う?!なんかもう尊い、でしかなかった。
玄弥もお兄ちゃんを想って必死に最後まで戦うために真っ二つになった体を繋げてもらって、黒死牟の髪を食べて、刀を食べて血鬼術発動までして、
無一郎くんが、自分の死を悟って、最後に力を振り絞って間合いに入ろうとしたときに、風柱、岩柱共にその意図を汲んで動いてくれていて、ついに間合いに入れた無一郎くんが刀を突き刺した時はもうまた号泣。
玄弥も南蛮銃を変形させて血鬼術を仕込んで、固定して最後まで力添えした。
無一郎くんが半分になっても、刀を離さず、紅く光らせ、玄弥も死の間際まで血鬼術で黒死牟を苦しめ、柱2人がついに頸を落とした!と思ったのに、頸を克服しやがった!!なんてやつだ!!!
縁壱とのストーリーは、ただ単に黒死牟が嫉妬魔だったのが悪いだけだし、それで欲に負けて鬼になっただけじゃん!と心の中でアンチ黒死牟しまくったら、なんとまぁブッサイクな見苦しい醜い姿に変身。これには本人も傷ついたらしく、無一郎くんが刺した場所から崩れ、他柱2人による猛攻撃の末、ついに、上弦の壱黒死牟死亡。まあ、これが言いたかったんです。自分の子孫を切り裂いたこと、地獄で後悔するといい。でも、自分に手が届かない縁壱の存在と自分の醜さを悔いて、何のために生まれてきた?と嘆き死んでいく姿はあまりに胸が痛くて、アンチ黒死牟だが、すこし同情もした。お労わしや兄上、と縁壱。
次巻では、ついに無惨戦が始まる、クライマックスも目が離せませんね。頑張れ!!!
匿名
上弦の壱
本作において、生きて登場する事が無いものの、重要なキーパーソン。理の外にいる存在に憧れ、妬み、憎み…。
一切同情できるものがない鬼であったが、塵となって消えた後に残された物に胸が痛んだ。。
Posted by ブクログ
17巻〜20巻まで
7月の映画公開までに
復習の再読
無限城に落ちてから
善逸とかい岳
しのぶさんとカナヲと 童磨(上弦2)
炭治郎と義勇さんと 猗窩座(上弦3)
不死川実弥さんと非鳴じまさん
玄弥と無一郎君と 黒死ボウ(上弦1)
を倒すまで
映画はどこまで描かれるのかな
アニメも綺麗だし
戦いも迫力凄いけど
漫画のそれぞれの表情とか
やっぱり良い
2025.7 2025.7月
映画 無限城猗窩座〜
見てきました ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
行く前から
わかっていたけれど
凄く良かった
原作通り
柱はやっぱり強い
猗窩座も強いし
義勇さんも強かった
善逸とじっちゃんの会話に
泣いたし
しのぶさんも
強かったけど..
悔しかった
輝利哉様の指示も
良かったし
狛治と小雪ちゃんの
話も泣けた
映像もゆうことなしで
美しい
炭治郎も強かった
無限城..凄かった
これでまだ..1章
!!
表紙かっこよ!!!
最強の男ですな(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
そういえば耳飾りは継承していってるのかな??1つしかない?
Posted by ブクログ
嫉妬の念を自覚していても、同じような双子として生まれてきた者として、どうにも心に沸いてしまう感情がある。それと同時に生まれた時から一緒にいる心の芯で繋がった友達でもあるから、何があってもお互いに想い合う気持ちは消えることはない。
自分も双子の兄がいるが、この巻は双子の本質を突いた物語だと感じた。
姫と狛治殿に持っていかれた…!
上弦の壱との戦い。彼の過去。
あの姿は…と思ったら双子だったんですねぇ。妬むにはあまりに近い、だからこそ憎い、かな。彼もその重い荷物のようになったそれをどこかで下ろせたらよかったんだろうけど。
Posted by ブクログ
む、むいちろ〰️。
玄弥やっぱいぃ奴やな。
ちょ、ま、むむい。
このまま回想シーンだと?
ちょ、ちょお待ってくれ、そんだけ生きて自分の姿見て衝撃を受けるだと?
天才よりいち君。子孫を見るにやっぱ血ですかね。
しかしやっぱお前その子孫を…かわいい 子孫を…。この一族、双子コンプレックス(?)多すぎ、さっさとでれりゃあ良かったものを。(自分は話を穏便におさめたい派です)
無惨様はなぜペイズリー柄を。南蛮から輸入したのか。
Posted by ブクログ
上弦の壱。強すぎる。4人がかりなのに、それでも劣勢。縁壱との物語も語られていくのだけど、嫉妬って怖いな、と改めて思う。この作品、色んな兄弟姉妹が出てくるけれど、一番悲しい結末を迎えた兄弟でした。時透くんと、玄弥の捨て身でなんとか勝てそうな感じで終わったけれど、胴体を切断されてなお、刀を握る時透くん凄い。一人で上弦の̪肆を倒した人だったなぁと改めて。痣が出たものは25歳を前に死ぬ。悲鳴嶼さんはどうなるんだろう。ご本人は気にかけてない様子だけど。カナオにお尻叩かれる伊之助が可愛かった。
日の呼吸の始まりについて知れる巻だった…。
全体的にしんみりした気持ちになる巻だった。
内容にも凄くジーンと来るんだけどもちょっと進むのが早いのが気になりました…
元になる部分の話の2人の事だしお母さんのとことかお父さんのところとかコソコソ話でまとめずに是非本編の漫画で読みたかった…!!その方がよりグッときそうだなぁと個人的には思いました。
でもそのスピード感が良さでもあるのでなんとももどかしい!!
長々と続く作品が多い中(それがいい場合も中だるみになる場合もあるけど)このスピード感のある進み方はそれはそれで好きなのでもどかしい!!(大事な事なので2回言う)
Posted by ブクログ
もう、次の巻も出たというのに、やっと読んだよ。。。
上弦の壱はなぜ呼吸法を使うのか……それは、元・鬼殺隊だから!!
無一郎に受け継がれてるのも種明かしされたけど、なんで炭治郎に受け継がれてるのかは謎のまま。
人として強くなる鬼狩りと、強さを求めるが故に鬼となる者達の対比が、より濃い巻でした。
誰かのために自分の命を賭して戦う姿が、苦しい。
死を悲しむ人がいるのがわかっているから、すごく悔しくて悲しい。
鬼にも、鬼になってしまった理由があって、戦いの最中の回想の場面は苦しくなってしまう。
苦しいけれど、あともう少し、最後までしっかり戦いを見届けねばと思う。
スピード感
既刊やアニメのスピード感がここに来て鈍った様に思うが、キャラクターがしっかりたっているのでお話としては重みが出た気もする。
連載終了した様なので次巻以降も期待したいと思います。
Posted by ブクログ
上弦の壱兄様との決着。前巻の時点で既に強かったのに、七支刀のような禍々しい刀で間合いを伸ばしてきたり、ようやく近づけたと思ったら、身体から刃物が飛び出したりと、無限に奥の手が湧いてくる。あまりにも強すぎて笑ってしまう。
しかし、壮絶な戦いの果てに浮かび上がるのは、黒死牟という男の哀しさ。剣技に生涯を捧げ、肉体すら鬼へと変えて尚、弟・縁壱のような「圧倒的な天賦の才」には到底届かず、最終的には後世の鬼殺隊によって打ち破られる。因果としては当然ながら、その屈辱と無念は想像に余りある。
「人を超えたい」という人間らしい執着に、何百年と囚われた男の最期は切ないものだった。
Posted by ブクログ
丸々、黒死牟戦。常に絶望的な戦いが続くけれど、時透、玄弥、実弥、悲鳴嶼の驚異的な成長で何とか追い詰めた。途中で若い者から死んでくのが悲しい。黒死牟こと巌勝の回想、縁壱への嫉妬に苦しんだ人生が悲しい。始まりの呼吸の人、炭治郎の祖先とかかわったのは縁壱のよう。アザが出ると25までに死ぬらしい…けど、無理するわけだし、鬼殺隊にいれば死亡率高いし、例外もあるみたいだから、必ずしも死ぬわけじゃないとは思う。
最高
上弦ノ壱との激闘がこの巻にて完結
時任無一郎、不死川実弥、玄弥、悲鳴嶼行冥の4人と上弦の壱の戦いは激熱で最高でした。上弦の壱の過去編や伏線回収など内容が盛りたくさんでした。
憎い よくも殺したな私の両親を
凄惨なシーンばかり。憎しみが行動の原点。救いがたい。いくら綺麗事めいた言葉を重ねようと、これだけの暴力を描いて残してしまったら、その重みは作者に一生のしかかる。