あらすじ
2学期が開始と共に2つのイベント、体育祭と初の文化祭の開催が発表された。文化祭に胸躍らせる高度育成高校の生徒達だが、茶柱が唐突な特別試験の開催を発表する。
試験名は『満場一致特別試験』。クラス全員の意見が一致するまで投票を繰り返すという一見容易な試験内容。だがその本質は茶柱の10年来のトラウマになるほどのもので……。
全員が投票で意思表明する必要がある『満場一致特別試験』によって否応なくその混沌に巻き込まれていく生徒達。
「では、最後の課題を表示する。投票の用意を」
試験史上最も容易で、最も残酷な試験! 悔いなき選択を生徒達は果たして選ぶことができるのか!
本作は、学園×頭脳戦×実力主義という異色の組み合わせで、まったく新しい学園ドラマを描き出します。物語の舞台は、希望する進学・就職先にほぼ100%応えるという超エリート校・高度育成高等学校。毎月10万円相当のポイントが支給され、校則も自由——まるで理想郷のように見えますが、その裏には“実力至上主義”のシビアなルールが存在していました。頭脳、運動能力、交渉力、あらゆる能力を駆使しなければ生き残れない環境で、学生たちは時に協力し、時に蹴落とし合いながら生き抜いていきます。
特におすすめしたいのは、知略戦が繰り広げられるスリリングな展開と、伏線の巧みな仕込み。登場人物たちが繰り広げる心理戦や策略は、まるで極限状態のゲームのようで、読者の予想を裏切るどんでん返しの連続。さらに、表には出さない主人公の底知れぬ実力が物語に深みを与え、ただの学園ラノベにとどまらない魅力を生み出しています。
知略系のストーリーが好きな方、緻密に張り巡らされた伏線を回収する爽快感を味わいたい方に、間違いなく刺さる作品です。学園ラノベの新境地を切り開いた本作、ぜひ手に取ってみてください!
感情タグBEST3
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壮絶なラスト
これ予想出来た人居ないんじゃないかな…w。そのままの流れであの人が消えていくかなと思ったのに、クルッと回ってしまった。綾小路怖ぇよ
面白すぎた!
もう手が止まらず一気読み。普段はクーポン待つけど使わなかったことに後悔はない。後悔あるとしたら別サイトでネタバレ見たこと。記憶をリセットして真っさらな状態で読みたかった。2年生イベント前の特別試験は一つのターニングポイントとなったかな。次巻クラス内の雰囲気どうなっているんだろう。このままイベントとか辛すぎる。
まじかよ綾小路....
最高に面白かった。
クラス内投票では山内がいなくなったけど、主要キャラではなかったからそこまでハラハラはなかった。
そこから無人島編でも退学は結局3年生のみで、どこか気が緩んでた。
ここでまさかの主要キャラが退学とは.....
綾小路が友達や恋を覚え始めて、人間らしく強くなって行くのかと思いきやまさかのどんでん返し。
次巻では綾小路グループの関係性がどうなってるのか。。。
また、これが原因でもしかしたら恵との関係もひびが入ったり??
自分にとって、クラスにとって有用では無い人間は切り捨てる事が知れてしまったから、、、
とにかく2月25日の6巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
満場一致特別試験編。
今回は久しぶりに2年生だけの回。
まず第一に、作者さんいい加減にしてくださいよ、、、、と嘆きたくなる展開でした。1年の時とは話が違う。勘弁してください。
と、さすがにネタバレが過ぎるので、それ以上の名言は避けつつ。
堀北が綾小路の想定以上に成長を見せたり、茶柱先生が過去を振り切ったり、平田が、櫛田が、、、と、場面の動きは少なくても、キャラの変化は多かったです。
にしてもショックが大きいなー、てっきりタイムアップになるかと予想してたんですが。文化祭で活躍するのかと思ってたのになー。
ということで、クライマックスの印象が強すぎて他の記憶が薄れる展開でしたが、途中は読んでて没入感ハラハラ感がすごく、とても面白かったです。
次巻も期待です。
Posted by ブクログ
実力至上主義っていうタイトルからすれば妥当な結末だったけど、読後の消化不良感がすごい。ただ、その分今後の展開が読めず、そういう意味では面白いと思った。
綾小路、櫛田、長谷部の3人が今後どうなっていくのか気になる。特に櫛田。
Posted by ブクログ
......えっぐ。
そこで愛里を切るんですか、衣笠先生。
てっきり、退学者を出さずに話を進めるのかと思ってました。櫛田ちゃんを消すのは無いと思ってたので。
いや~、、鬼才ですね。
ちなみに、私が選ぶ立場の場合
だれも選べない、とおもいましたが。
現実世界を見ると、同じ立場なら何人か候補が浮かびそうですね。
残念ながら、先を見据えて損切りできる人間はあまりいない世の中なので、色々と準備せざるを得ないですが...
人間の心情を表すの、上手いなぁ
最後でまさかの結末が、、!
久しぶりに2年生に焦点が当たった話になりました。最近ややこしい試験も多かったので、シンプルな試験における戦いにびびっとさせられました。上位に食い込むくらい痺れました。
それぞれのクラスの特徴も描かれていて、Aクラスは平常運転でしたね。5ページで終わるという笑。
対して一之瀬クラスはこれから変化が起こっていくのかなという兆しが見え始めた。龍園のクラスはなんとも今後が楽しみですね。龍園カッコいい笑。
堀北クラスは綾小路の冷酷さがクラスメイトにもあらわになったなぁ。彼がみんなの前でこんなにしゃべったの初めてでは?櫛田が退学になればいいのにと思っていたが、まさかのあの人が退学になるとは。この試験が今後にどんな影響を与えるのか、、、
Aクラスを目指す方針は固まったとしても、亀裂が入ったことは間違いないし、長谷部と櫛田のクラスでの立ち位置が気になりすぎる。
早く続き読みたい。
おもしれー
今回はテスト自体がシンプルだったので、いつもより躓く回数は少なく読み進めることが出来ました。クラスそれぞれの特徴、読めない展開どれも面白かったです。
まさかの退場
やっと最新刊に追いつきましたが
まさかの展開がまってました
櫛田さん、こんなとこで
これからどうなるか
掘北、綾小路の活躍さすがです。
Posted by ブクログ
満場一致試験がここまで残酷なものだとは。クリアしたとはいえ、大きな爪痕が残ったし、綾小路のクラスは今後も一致団結できるのかな。櫛田もあれだけ本性を見せた後だし、クラスで今後もやっていけるのか。
まさか
まさか、まさかすぎる展開。今までで1番心が締め付けられた。だが、それとは別にニヤつく顔を抑えられなかった巻だった。この試験を得て今後クラスメート達がどのように振舞っていくのか、非常に気になる。
面白かったです。
最後の展開には驚かされました。これから変わっていくんだろうなと思っていたキャラがまさかの退学とは。
これから櫛田がクラスメイトとどう関わっていくのか楽しみです。
今回の試験は堀北がよくやったみたいな感想をよく見ましたけど、試験までに櫛田との関係を改善できず、試験中にも彼女に対して中々動くことができずに、綾小路が動くことになってしまった。しかも新たな退学者も説得できないと判断されてしまい、そっちも彼がしなければいけなかった。全体的に見て決していい点出せるような結果ではないと思うのですが。
衝撃
最後の展開は誰もが裏切られた形だったと思う。
しかし、今後の展開がさらに面白くなるような選択だったのでこれからも期待したい。
ネタバレ含みます
面白かったです
綾小路の冷酷さがきわだつ内容でした
そのうち堀北との対立とかありそうでドキドキハラハラしながら拝見させて頂きます
今後のクラス環境の変化は楽しみですね
個人的には愛理のキャラは結構好きだったので、これをきっかけに頑張って救われてほしいですね
久しぶりの学生のみの特別試験
月城理事長代理との攻防から一転して学内の話に戻り、読んでいて楽しかった。
かなり評価が高いのはそれぞれのクラスの人間、特に普段そこまでスポットライトを当てられていない生徒の葛藤が見えたところ。
個人的に一番の見どころは一ノ瀬のいるBクラス。神崎はかなり好きになりました。今後の活躍に期待したい。
逆に綾小路のクラスは展開やキャラの都合が重視されているのか少し違和感を感じる箇所も有りました。しかし、予想の枠に収まらない展開は久しぶりによう実を読んでいる感覚を思い出させてくれました。面白かったです。
最後は少し強引に感じてしまいました。
時間がない中での決断する場面ではありましたが、この先クラスの方向性がどうなるのか、、、
なんとなく龍園クラスの方が楽しみに感じています。
櫛田の行動への違和感
文章や場面の描写に迫力があったが、話の内容には不満がある。
何と言っても櫛田の仕掛けが稚拙過ぎる。
彼女は綾小路又は堀北を退学にする為に「賛成」へ票を入れ続けたが、綾小路からの毎月のプライベートポイントの振り込みを暴露されただけで簡単に崩れてしまった。
彼女はもっと頭が良いはずで、あんな稚拙な仕掛けをして墓穴を掘るのは、今までの彼女を知る身としては違和感を覚える。
良かった点もある。
例えば、綾小路が入学時の冷徹さを全く失っていない、ハイパーサイコパスな人間である事を確認できたのは良かった。
彼の強さの源泉を見た気がする。
以上色々と書いたが、今作にもページを次へ次へとめくらせる力はあって、それなりに楽しめた。
この学園黙示録の行く末がどんなふうに成ってゆくのか、依然として強い興味は継続しているので、次巻も当然購入する。
ただ、個人的に愛里の退場は残念でならない・・・
表紙の2人はそんなに出ない
佐藤と松下がそれほど活躍するというわけではない。
満場◯◯試験の例は茶柱と綾小路が出していたが、当然「退学」が絡んだ例題があって然るべきだったのではないかな?
まあ1日実質半日程度では根回しも対策も完全には出来なかったろうけど。
どうも変だというか当たり前だけど、桔梗ちゃんと八神君は同じ中学ではないらしい。堀北は友達少ないとは言え、同じ中学ならどの先生に何習ったとか聞けばあらが出たのにな。
茶柱の過去は う〜ん 引きずってるならなぜこの高校の教師になったのか という感じ。
自分の失敗と同じことを繰り返させないため?
やその時どうしたら良かったのかを知りたかったからまたこの高校へ来てしまったと言うことなのかな。
Posted by ブクログ
文化祭・体育祭が予告され、その前に特別試験が行われる。
満場一致特別試験。それぞれの設問においてクラスの満場一致を得るというものだった。
自分がいたらどうするだとうかと考えながら読んでしまった。結末が衝撃すぎて辛かった。
印象に残る読書体験になったのは間違いない。
佐倉の容赦の力を無視している
今回は改めてこの物語の残酷さを思い出す結果となり、その点はとても面白かったです。
ただ、タイトルにも書いた通り佐倉と池で最後に天秤にかけた時の能力評価に疑問があります。
佐倉は過去にアイドルの様なことをやっており、過去の彼女に関する描写からも
彼女の持つ見た目の可愛さは確かなものです。
また本巻の最初の部分に出ていた文化祭の出し物がメイド喫茶になる可能性をここまで匂わせている以上
綾小路のクラスがより多くのポイントを将来得るために必要な人物は
少なくとほぼ確定で行われる文化祭の際の出し物に限って言えば
その性質上間違いなく佐倉ではないでしょうか。
彼女の持つ容赦が優れていると言う能力は未確定のものではなく
能力評価が1ポイントしか変わらないのであれば、池が佐倉より多くの友人を作ったコミュニケーション能力よりも
佐倉の持つ容赦が文化祭で効力を発揮し勝利に貢献する能力は確かなはずで、より有用と言えるのではないでしょうか。
この点を何故低く見積もっているのか疑問です。
体育祭はその行事の内容が明かされていませんが、文化祭は明かされており
この時点で佐倉の方が池よりクラスにとって必要であるはずです。